「日立ならでは」のキーデバイスで社会イノベーション事業に貢献
![[画像]高性能LSI を通して社会イノベーションに貢献](images/main.jpg)
マイクロデバイス事業部は日立グループ内ハード製品事業所や研究所と一体となってサーバ、ストレージシステム、ルータ/スイッチ、光通信・医療・計測システムなど、情報・通信システムを支える高性能LSIを生産、供給しています。これらの製品やそれに必要な最先端技術をハードウェアモノづくり統括本部や研究所と推進しています。近年は情報・通信システムのみならず医療・産業用LSIの開発など、新事業創生にも取り組んでいます。
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従業員数
540人
情報システムの3大要素、計算・データ通信・データ蓄積を実現する基幹装置(サーバ、ストレージシステム、ルータ/スイッチ)は多種のLSIで構成されます。中でも論理LSIは装置性能を決めるキーデバイスです。当事業部は最先端半導体設計技術を駆使し超高集積・超高速CMOS論理LSIを提供し情報社会を支えています。
なお、2011年6月より「情報通信LSI設計部」が「ハードウェアモノづくり統括本部」へ移管されました。これは共通設計基盤だけではなく、設計・開発に関わる人的資源も含めて共通化を推進していくという考え方に基づくものです。
インターネットに代表されるネットワークシステムは、大量のデータを高品質で伝送する必要があり、適用するLSIには、高度な機能設計や高速回路技術、デバイス技術が必要とされます。また計測などの分野では極めて微少な信号を忠実に増幅するアンプ技術が必要とされます。当事業部のLSIはこれらの分野で活躍し、社会に貢献しています。
超音波診断などの医療機器、自動車、クレーンのような産業機器に求められるLSIには、高感度アンプや、大負荷を駆動する高耐圧ドライバ回路が必要になります。
当事業部では、長年培ったアナログ・デジタル混載回路技術に中高耐圧CMOSデバイスを加えることで、こうしたニーズに対応すべく、中高耐圧LSIの開発・製品化を進めています。
絶えず性能向上が求められるLSI 開発には、より高度なものへと進化し続ける設計力が必要とされます。これを達成するために必要十分な能力を備えた日立製サーバをフル活用し、LSI の論理、回路、レイアウト(*)、診断、IP設計をより高精度、高品質、かつ短期間で可能とする総合LSI 設計システムとしての共通設計基盤の構築、先鋭化を進めています。これによりモノづくり力を強化、設計効率2倍化と設計期間40%短縮を実現しています。
当事業部では超高速インタフェース回路の代表的技術であるSerDesで毎秒8ギガビットの伝送路を多数同時に動作されることが可能な世界最高レベルのCMOS論理LSIインタフェースを実用化しています。更なる飛躍的な高速化を実現するため、ハード製品事業所や研究所と連携してミックスドシグナル高速回路技術や計算機による信号伝送システムシミュレーション技術の開発、テストチップによる信号伝送特性評価などを推進しています。また、PCI Express®やギガビットイーサに代表される高速インタフェース用IPコアを整備して大規模LSIの効率的な開発環境をサポートしています。将来に備え、研究所と協力して100ギガビットイーサの研究開発にも取り組み、その技術を製品に取り込みました。
高速・低電力・高精度なアナログ回路と大規模論理回路を混載するミックスドシグナル設計技術をもとに、高度なヒューマンインタフェースを実現するLSIを開発しています。
当事業部で開発したSiGeバイポーラデバイスの遮断周波数(fT)は200GHz以上を実現し、高周波応答や低ノイズ特性で世界最高水準の性能を達成しています。
超高周波バイポーラ、センサ、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)などの先端デバイス技術の開発と、多品種対応のQTAT(Quick Turnaround Time)生産により幅広くビジネスを展開しています。
マイクロデバイス事業部では、世界に通じる上記の技術を活用してLSI を開発しています。こうして開発されたLSI は、サーバやストレージシステムなどの高い性能と信頼性が要求される日立グループの数々の情報システム向け基幹装置に使われています。
これらの基幹装置は欧米をはじめとする世界の企業に愛用されており、情報社会のインフラの一部になっています。また、当事業部のLSI は、通信・計測・医療・産業分野の世界トップクラス企業の製品にも採用いただいており、社会インフラを支えています。
このようなLSIを通じた世界のインフラへの貢献を、今後もますます発展させたいと考えています。

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