RAILWAY SYSTEMS FIELD RAILWAY SYSTEMS FIELD 鉄道システム分野

BUSINESS ACTIVITIES BUSINESS ACTIVITIES 事業領域

  • 列車運行管理システム

    「時刻表通りに電車が来る」という"当たり前"を支え、実現しているのが列車運行管理システムです。日本の全ての新幹線のみならず台湾高速鉄道のほか、首都圏・中京地区・京阪神地区をはじめとする日本の大多数の在来線をカバーする列車運行管理システムの開発・改良を通して、世界に誇る鉄道システムを支え続けています。安全かつ快適で利便性の高い列車運行を実現するために、鉄道信号設備や列車間隔の自動制御を実行し、かつ旅客向けに駅に設置している案内表示器や音声案内装置に対しリアルタイムに列車情報を配信するなど、24時間365日稼働する高度で信頼性の高いシステムを提供しています。

    列車運行管理システム
  • 車上情報表示システム

    「列車内を情報ステーションに!」さまざまな利用者が列車を安心して利用できるように映像による車内の情報サービスを提供しています。高齢者や色弱者にも配慮したユニバーサルデザインで利用者にわかりやすい案内表示を実現しています。さらに、複数の画面を連動させたり独立させたりと、多様な映像広告に対応したデジタルサイネージを提供しています。
    首都圏では山手線ほかで日々活躍しています。関西圏や九州圏にも順次拡大中です。

    車上情報表示システム
  • 鉄道電力管理システム

    毎日普段通りに「電気を使って電車が走る」ことを支え、実現しているのが鉄道電力管理システムです。全国各地の鉄道会社が所有する電力設備が24時間365日、100%確実に稼働することを保証する高信頼性の電力管理システムを開発しています。さらに、停電などの異常を検知した場合に迅速に送電や復旧手段を提供する復旧支援や、安全に保守点検を行うためにスケジュールに従って自動で停電・送電を行う計画休送電制御など、日々の列車の安定走行に貢献するシステムを提供しています。
    2050年のCO2排出量「実質ゼロ」を目標とした鉄道事業者の経営目標に貢献するため、鉄道電力管理システムにとどまらず、エネルギー・列車運行などの最適運用に寄与する次世代鉄道システムの実現に向けて活動しています。鉄道業界における持続可能な発展を推進するため、環境変化に適応し、新たな価値を創造・提供することをめざしています。

    鉄道電力管理システム

TOPICS TOPICS トピックス

列車運行管理システムの海外展開

私たちは国内No.1シェアの鉄道ソリューションベンダです。日本の鉄道における最大の特徴である「定時運行」は、列車運行管理システムを抜きには語れません。世界の経済発展に伴い、人と物の移動を支える社会インフラは非常に重要で、中でも鉄道は高速・大量輸送手段として新興国だけでなく先進国でも再注目されています。多くの鉄道技術を有する日立は、オーストラリア、台湾など海外でのビジネス展開を始めています。高速鉄道の市場では、日立の車両、信号システム、列車運行管理システムで「新幹線」の輸出をめざしています。在来線の分野では、車両ビジネスで構築したビジネスチャネルを利用し、さらなるシェア拡大に向けて活動中です。また、日本政府は新興国の経済発展を支援すべくODAを通じて各国の鉄道システム整備を支援しています。日立は優れた鉄道技術によって協力していますが、その中でも私たちの提供する列車運行管理システムは高度な鉄道運営のために欠かせません。私たちは地域ごとのニーズに合った列車運行管理システムの展開を今後も継続していきます。

列車運行管理システムの海外展開
列車運行管理システムの海外展開