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企業情報採用・インターンシップ

ソフトウェア開発が重んじるべきもの、それはグローバルな「顧客経験価値」。対話を通して新しい価値を創造したい。 倉 宗弘 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 プロダクト統括本部 管理ソフトウェア開発本部 2010年入社 アメリカ合衆国 ワシントン州

現在の業務内容は?

ストレージ管理ソフトウェアの設計開発です。日立のソフトウェア開発は、変化するグローバルなニーズに対応するため、お客さまから意見をヒアリングして検討し、製品にフィードバックさせる開発体制を整えています。システム運用管理におけるストレージ管理の重要性が増している昨今、お客さまの課題を洗い出して新たなソリューションを提案するために欠かせないのが、販売会社先との情報交換・共有です。私は現在、週2回ほど電話会議システムを使い、海外販社先のプロダクトマネージャーとコミュニケーションを取り合っています。
事前に会議資料を作成してキーワードを明確に示しますが、言葉の壁だけではなくお互いの立場や考え方に違いがあることを前提として、丁寧なコミュニケーションを心がけています。こうして得たお客さまのニーズをもとに、現在は主にソフトウェアが提供する機能の外部仕様や、GUI(Graphical User Interface)の検討を担当しています。

留学生活を振り返ってみて、いかがでしたか?

高等専門学校在学中、英語に興味はありましたが苦手意識も抱えており、"荒療治"のつもりで、思い切って約1年間のニュージーランド留学を決意しました。高専卒業後は、学んできた情報工学と英語力を伸ばすためにアメリカの大学に編入し、卒業までの3年間コンピュータサイエンスを学びました。
ちなみに、高専に進学したのは、プログラミングを含めて広い意味の"モノづくり"が好きだったからです。
アメリカ留学中は何より勉強が大変で、最初はノートの筆記に集中すると先生の話が耳に入ってこないという状態でした。幸い、ニュージーランドの留学経験があったおかげで、必至に授業に食らいついて約2ヶ月でほぼ挽回しました。その後もクラスメートと課題の共有や意見交換をするグループワークに支えられ、また、英語漬けの寮生活を送ったことが語学力の向上に役立ったと思います。

就職活動にあたって重視した点は?

「学んだ技術を最大限に発揮できるステージで働く」という点を重視して、企業選びを行いました。日立に興味を持ったのは、今後さらなるグローバル市場の開拓をめざしており、私のような留学経験者を日立が求めていると感じたからです。また、就職活動中に「ジョブマッチング」制度を使って、いくつかの部署の方と話をする中で、自分の志望に最もマッチする職場に出会うことができました。自分が働く姿を具体的にイメージできたことは、非常によかったと思います。
実際、日立には「優秀な人材」「グローバルな環境」「世界に誇る技術」が揃っています。職場には尊敬すべき優秀な方々がたくさんいて、刺激を受ける毎日です。例えばブレストの時には、自分では思いつかなかった新しい視点を発見したり、1つの考えに固執せず別の案を切り出していく方や説明が上手な方がいたり。私自身もそんな存在になりたいと、日々勉強中です。

どのように就職活動を行いましたか?

卒業することを最優先して勉強に集中していたので、就職に関する情報収集はほとんどしていませんでした。4年生になって就職活動をはじめるにあたり、「英語を使う環境でソフトウェア開発の仕事がしたい」と、ようやく漠然と考えるようになりました。
そして、大学4年の夏休みに就職活動のために一時帰国。限られた時間の中で効率よく就職活動をするために、東京で開催される留学生向けのキャリアフォーラムに参加し、留学生の採用に積極的な企業に的を絞り込みました。
数社の人事の方々と話をするうちに、だんだん自分の武器が明確になったと思います。高専から大学まで7年間にわたって情報工学やコンピュータサイエンスを学び、さらに英語を使えるという自己PRポイントを、相手にしっかりと印象づけたことが成功のカギだったと思います。

留学によって得られた、仕事に活かせる強みは?

コミュニケーション力です。私は、留学生活の中で異なる価値観を持つ人たちとコミュニケーションを図る難しさを知り、視野が大きく広がりました。現在、開発者同士でお互いのレビューに参加し、意見を交わす機会も多く、かつてクラスメートと繰り返したグループワークの経験が、業務に直結して役立っています。
設計開発の仕事は、あらゆる場面でコミュニケーション力が求められます。言うまでもなく、人と人との間で"モノづくり"が行われているからです。
また、よりよいソフトウェアを提案するためには、開発に関わるあらゆる立場のステークホルダーからのフィードバックを咀嚼し、最後まで諦めずに形にしていく力が大切です。私自身、留学中のハードな勉強で鍛えられ、粘り強さも養うことができました。
これからも、真にお客さまが実現したいことは何かと議論を重ね、「顧客経験価値」を追求していきます。そして、海外に向けて自分の提案をどんどん発信していける開発者をめざしています。

海外大留学生へのメッセージ

大切なのは、諦めない粘り強さ。留学生活で身につけたことを社会で思う存分発揮してください。

一日のスケジュール

7時 起床
8時45分 出社
メールをチェックし、緊急作業の有無や一日のタスクを確認する。
9時 電話会議
海外の販社先のプロダクトマネージャーとの電話会議。相手の要望に対し、投資コストの範囲で可能な検討項目を探る。
10時 自席で作業
電話会議の議事録を作成し、関係部署も含めて展開。英語の電話会議を議事録にまとめるため、細かな言い回しはもちろん、複数形・単数形などにも細心の注意を払う。
11時

チーム内ミーティングまたは資料作成
チーム内のメンバーで情報を共有し、お互いに意見交換。次回の電話会議に向けて、ミーティング用資料を作成。
12時 ランチ
社員食堂の開放的なテラスでランチタイムを過ごす。気分をリセットして頭の中もクリアになると、午後の仕事にスムーズに取り組める。
13時 自席で作業
上流工程におけるシナリオを練って、新たなソリューションでお客さまの課題を解決できるよう、自分の担当する機能を検討。
14時 自分またはチームメンバーのブレストやレビューに参加
他の開発者が担当する機能について調査結果を聞き、情報共有を行う。行き詰っているポイントがあればお互いに相談。メンバーは10名以下の単位で集まり、案出しや今後の進め方を議論する。
15時

他チームとの打合せ
ソフトウェアのテスト担当者など、開発に関わるあらゆるポジションのステークホルダーとの打合せも少なくない。
16時 自席で担当機能の検討
17時15分 社員食堂で夕食
17時40分

担当機能の検討資料を作成
19時 残したタスクがあれば、その日のうちに可能な限り消化する
20時 帰宅
23時 就寝