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次世代ハイブリッド自動車に搭載される部品の一つ、インバータの冷却設計を担当しています。入社以来一貫して冷却設計に取り組んでおり、最初の2年間はパソコン、サーバ、プロジェクタなど電子機器の冷却装置の設計の経験を積みました。
現在担当するハイブリッド自動車用インバータの冷却設計は、国内だけでなく海外にもお客様がいます。そのため、仕様書やプレゼンテーション資料はすべて英語で作成し、部署内にも海外からのメンバーも多いため、社内の書類上の公用語もほとんどが英語です。また、海外のお客様との電話会議や打合せも多く、読解力だけでなく会話力も必要となります。常に世界最高レベルの性能を追求していく恵まれた職場環境と、最先端の研究開発に携わっているという自負が私の仕事のモチベーションになっています。

国内の大学を卒業後、大学院に進んで学位を取得するつもりでしたが、大学院入試の際、英語の得点が思うように伸びず、ここで弱点を克服しなければと一念発起して留学を決意しました。
まず1年間現地の語学学校に通い、仲間との交流を通して生きた英語を学べたことは有意義でした。大学に入学した当初は修士まで修める予定でしたが、指導教官に専門科目の機械工学の成績を評価され、博士取得を薦められました。そこで、修士と博士を同時に取得できる飛び級制度のプログラムに挑戦しました。濃密な4年間の留学生活の中で、学会発表の度に教授と一緒に米国全土を旅したこともいい思い出です。
はじめは生活面の苦労もありましたが、留学して自分の強みである専門科目を伸ばし、弱点の英語を克服することができました。早いうちに生きた英語を自分の武器にできて本当によかったと思います。

入社後も学会発表の機会に恵まれている環境を重視しました。研究者は国内外に広く成果を発表し、多くの技術者に評価してもらうことが使命だと思っています。日立はお客様のニーズに応えるモノづくりが本業ですが、すぐに製品に直結しない基礎的な研究も盛んで、成果発表の場を多く与えてくれます。
留学時代に参加した米国内の学会で、日本からの参加者は大学関係者が大半を占める中、日本企業の発表者の中で日立が最多でした。日立のようにアカデミックな分野とエンジニアリング主体のモノづくりのバランスがとれた企業は、世界的にも珍しいのではないでしょうか。
実際、やりたいと手を挙げた人にはチャンスが回ってくる職場環境で、私自身も国内外で年1回ずつのペースで学会発表のチャンスを得ています。また、入社した時からずっと海外勤務の夢も抱き続けており、ここならいつか実現できると確信しています。
自分のライバルは職場の同期や国内の同業他社ではなく、一緒に学んだ世界中のエンジニアだという、「グローバルな視点」を持てたことが一番の収穫です。各国で彼らが活躍する姿を想像すると、私も心が奮い立ちます。留学生の多くが国からの補助や奨学金制度を活用し、成績が悪ければ帰国しなければならないというプレッシャーの中で、モチベーションを非常に高く持っていました。彼らと切磋琢磨し合う中で、私も研究に対する向上心や仕事の手を抜かない前向きな姿勢が身についたと思います。
学生時代の専門分野である熱流体は現在の業務内容と直結していますが、大学と企業ではスケール感が違うためエンジニアリングセンスも異なります。しかし、現在はモノづくりを通して、世の中の役に立っているという実感がもてることがやりがいにつながっています。今後は、冷却設計を軸として関連分野も広く学び、最適なモノづくりを担う総合力を磨いていきたいと考えています。

大学を卒業する1年ほど前から漠然と就職を意識し始めました。米国では地元の企業から学生にコンタクトを取ってくるケースもあったので、海外での就職も選択肢の一つだと考えていました。
そんな風に就職を考えていた頃、たまたま実家に帰省するタイミングに合わせ、日立に勤めている知り合いに研究所内を見学させてほしいとメールを送りました。それがきっかけとなって、見学当日に面接、そのまま内定までとんとん拍子で就職が決まりました。
私がアプローチをしたのは、アメリカの学会で何度かご一緒して顔見知りになった社員の方でした。同じ学会で発表した研究者としてフランクに接してもらい、私の積極的なアプローチを評価してくれたようです。
私の就職活動の経緯は、ちょっと特殊なケースかもしれませんが、実際に学会発表はネットワークを広げるチャンスだと考えているエンジニアも多いです。

| 起床 | |
| 出社 書類作りやメールチェック、実験のシミュレーションなどデスクワーク。 |
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| 午前中から顧客先に出向いて打合せする日も多く、場合によっては海外出張のケースもあり。 | |
| 昼食 社内食堂では別の部署のメンバーとの交流を通して、専門分野以外の話を広くヒアリング。 専門技術のヨコ展開や汎用性など、アイディアソースをもらえる貴重なチャンス。 |
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研究所内の書庫スペースで、海外の文献や書物などを手にして調べものを行う。 |
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ファン風量測定装置で実際に風量を出し、研究対象物の冷却が仕様通りに行われるかなど、特性を確かめる。 |
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休憩室でリラックスしながら後輩の話に耳を傾け、インターンシップ生の相談にものる。 |
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| 退社 忙しい中にも仕事の効率化を図ってプライベートな時間を確保し、メリハリをつけるよう心がけている。 |
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| 夕食 幼稚園に通う子どもとゆっくり過ごす、大切な家族サービスの時間。 |
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| 就寝 |