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日立北大ラボ×北海道大学「社会創造数学コンテスト2019」を開催します

産学連携マラソン型プログラミングコンテストで社会課題解決に向けた時空間最適化技術の研究開発を加速

日立製作所が北海道大学キャンパス内に開設した日立北大ラボと北海道大学は共同でマラソン型プログラミングコンテスト(Hitachi Hokudai Labo & Hokkaido University Contest 2019)を開催することになりました。

日立北大ラボでは、課題先進地域のソリューションをテーマに、北海道における過疎化、少子高齢化、地域創生などの社会課題解決を自治体と連携した実証実験や探索的活動を通じて進めています。複雑化する社会課題解決に向けては、注文・道路状況等の様々な環境変化に対して適応経路探索する買い物支援サービス、気象・環境変化に対して柔軟にスケジューリングする除雪・降雪システム、災害による停電、送電網の断絶にも耐性のある地産地消型のバイオマス発電等、従来のアルゴリズムでは最適解を求めることが困難な、周囲環境の不確実な時間変化に対して順応性とロバスト性を有する時空間最適化技術の開発が必要となります。

日立北大ラボと北海道大学は、情報科学・数学理論・ハードウェアアーキテクチャといった多岐に渡る産学連携の研究基盤を構築し、異分野連携の強みを生かして、次世代最適化技術の研究開発を推進しています。さらには、常駐型共同研究の利点を生かし、課題共有を通じた人的ネットワークの拡大とオープンイノベーションによる研究加速を目的に、企画・構想の段階から学生と共に設計するマラソン型プログラミングコンテストを過去2年(2017、2018年度)開催してきました。


図1 地域課題解決に向けた日立北大ラボの取り組み

本コンテストの企画・運営については、日立北大ラボと北海道大学が、組織間研究者連携の枠を超えて、北海道大学競技プログラミングサークル(https://hcpc-hokudai.github.io/)に所属する学生の協力も仰ぎながら、アルゴリズムを考える楽しさと実用性を兼ね備えた作問・評価基準を策定し、AtCoder株式会社のクラウド環境上でコンテストを開催することで、世界の英知が競う場を提供します。さらに、情報処理学会全国大会において成績優秀者の表彰を行い、考案されたアルゴリズムを専門家の方々に紹介・議論する場を提供することで、新しいイノベーションの創出を図ります。

本コンテスト参加者はオンライン上で参加登録を行い、開催期間中であればいつでも解答コードを提出できます。提出された解答コードは自動採点プログラムにより、オンライン上ですぐに実行・採点され、現時点の順位が表示されます。このように、参加者はオンライン上でインタラクティブに解答コードを改良できます。また、参加者は場所や時間を問わず、何度でも解答コードを提出できるため、プログラミング初心者の方にも、挑戦しやすいコンテストです。実際に、過去のコンテストでは中高生から社会人まで幅広い参加者から300件以上の解答コードが寄せられ、従来技術に勝るアルゴリズムが考案されました。


図2 日立北大ラボ・北海道大学共同プログラミングコンテスト

今年度のコンテストでは、時空間最適化技術をテーマに、以下の日程で計3問(A、B、C)出題されます。

日程

第1回:2019年11月8日 ~ 11月21日 (問題A、B)
第2回:2019年11月29日 ~ 12月12日 (問題C)

コンテストの優勝者には賞金(問題A:10万円、問題B:20万円、問題C:30万円)を贈呈する他、入賞者には賞金・賞品等をご用意しております。

また、情報処理学会 第82回全国大会のランチョンセッションにて問題ごとの成績上位者の表彰と記念講演等を企画しております。

  • 日時:2020年3月6日(金) 11:40 – 12:30
  • 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 8号館 104教室

本コンテストは所属・年齢・居住地を問わず、どなたでもご参加いただけますので、下記サイトにアクセスいただけますようご案内申し上げます。

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マラソン型プログラミングコンテスト:開催期間(解答コード提出期間)が複数日に渡るプログラミングコンテスト。本コンテストでは、1回の開催期間を14日間として開催されます。

関連ニュースリリース

「日立北大ラボ」を開設し、北海道が直面する社会課題解決に向け協創(2016年6月16日)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2016/06/0616a.html

日立と各企業、岩見沢市、北海道大学COI『食と健康の達人®』は、「“健康と地方創生”を基盤とした健康経営都市事業」を開始(2019年10月17日)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2019/10/1017.html