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Hitachi

企業情報研究開発

日立製作所 中央研究所

Central Research Laboratory, Hitachi, Ltd.

先輩からのメッセージ

写真 赤堀 玲奈

ミッション

次世代DNAシーケンサの出現により、ハイスループット低コストにDNAの塩基配列が読めるようになり、DNAシーケンサを利用した個別医療の期待度が上がっています。今後は医療の現場に導入するべく、更なるハイスループット低コスト化が期待されており、研究レベルではそれらを実現するための基本技術に関する議論が盛んに行われています。私が従事しているテーマは、複数の研究分野が融合して構成されています。その為、異なる専門分野の研究者と議論・交流を深めながら仕事を進めていく必要があります。自らの専門分野への深い理解と同時に、専門外の分野を理解するための幅広い視野、想像力が必要とされ、困難もありますがその分やりがいがあり、うまく事が運んだ時の達成感もとても大きいです。

中央研究所の魅力

写真 赤堀 玲奈

大変優秀な研究者が多いところです。世界的に著名な研究者、ある分野の研究では指折の研究者。その影響を受けいい仕事をする研究者がたくさんおり,このDNAが脈々と受け継がれています。こうした先輩方に囲まれて、若手は多くの刺激を受けながら仕事をすることができます。何か知りたいと思ったら誰かは知っており、何かしたいと思えば誰かはやった経験があり、必要なものはほぼ所内で揃ってしまい、所内は知の宝庫だと感じています。
また、敷地は東京都内にあり、体育館、弓道場、テニスコートを完備するのみならず、白鳥の住む広大な庭園を抱え、春には桜、夏は新緑、秋には紅葉、冬には雪化粧をした富士山が窓から明瞭に見えます。ストレス解消、気晴らしがすぐにできる環境です。このように研究する環境としては抜群だと思います。

会社生活で一番印象に残ったエピソード

仕事を通して、外国人の方々と交流する機会が多くありました。実習においては、関連する他事業部の共同開発先である米企業の研究者や技術者と一ヶ月半共に仕事をする機会があり、研究活動においては、技術指導として2カ月渡米する機会が、入社後二年半の間にありました。特に技術指導では、周りに日本人が一人も居なかったため、ほぼ2カ月間、上司からの連絡以外で使う日本語は、メールで読むか独り言だけでした。
御蔭で外国人の友達がたくさんでき、現在もプライベートでも電話で話したり、来日した際には接待したりすることを通して、定期的にコンタクトをとると同時に英語を使う機会を維持しています。英語力は使っている間は伸びますが、使わなくなると極端に落ちてしまいます。私の場合、この様に今でも必要に迫られ定期的に英語を使っており、一方で、もっと表現豊かになりたいと感じさせられるため、よりブラッシュアップせざるを得ない状況にあります。「せざるを得ない」というのが無精な自分にはちょうど良いようです。

将来の夢

まずは最終製品の具体的設計をイメージできるまで、装置の核心部と、その周辺技術の境界条件を突き詰め続けます。さらにそれを製品化することが目標です。

メッセージ

写真 赤堀 玲奈

企業の研究者と、大学や、国の研究機関の研究者との違いは、常に最終物を意識しているところにあると考えます。製品になり得るものを生み出さなければいけません。論文にしからないものではなく、シーズのかき集めであっても、世の中に無い「形あるもの」を生み出さなければいけません。世に無い物を自分の手で送り出したいと考える人と是非一緒に仕事がしたいと思います。

学生のうちは、今やっている研究を一生懸命やることが大事だと思います。自分なりに深く掘り下げていけば面白いと思えることが必ず見つかります。研究を楽しめる心を持っている人や、苦しみを超えて最後までやり遂げることを知っている人は、実はどの分野で仕事をすることになったとしても活躍できるはずです。