2010年、この地に再び、世界一の高さ*を誇るエレベーター研究塔が誕生しました。

1968年、国内初の超高層ビル「霞が関ビルディング」への納入で始まった、日立の超高速・大容量エレベーターの歴史。この一大プロジェクトのために、日立では、水戸工場(現水戸事業所)に当時世界一の高さとなる90mのエレベーター研究塔を建設。正確な速度制御技術、振動騒音対策、高速用安全装置の開発・検証を行って300m/minの超高速エレベーターを完成し、その後も国内外の超高層ビルで利用される多くのエレベーターを開発してきました。
そして2010年、日立創業100周年の年に、213mという世界一の高さ*をもつエレベーターの新研究塔「G1TOWER」が誕生しました。
世界的な建築物の高層化・大規模化に応えるエレベーターをつくり、お届けするために。日立は、新たな研究塔を活用して技術と品質にさらに磨きをかけていきます。

「G1TOWER」では、大規模高層ビルに求められる世界最高レベルの超高速・大容量エレベーターなど の実証実験を可能にしました。エレベーターを実際に走行させることで、シミュレーションだけでは得られない数々のデータから、より精度の高い開発・検証を行うことができ、次世代のエレベーターを支える「安全性」「効率性」「快適性」「環境配慮」を追求していきます。
制動装置の信頼性向上や地震などの非常時に対応する技術を開発し、さらなる安全性の確立を追求します。
超高速・大容量エレベーターの乗りかごやそれに対応する高出力巻上機の開発、より効率的に目的階に着ける運行管理技術の開発などを行います。
高速走行する際の乗りかご内の気圧変化、揺れ、騒音などの検証を行い、それらを軽減・削減する技術の開発を進めます。
小型・高出力の巻上機や軽量で丈夫な乗りかごの開発など、さらなる省資源、省エネルギー化に貢献する技術を追求します。
「G1TOWER」概要

建築面積:388u
地上高:213.5m
階数:地上9階、地下1階
構造:SRC構造
竣工年月:2010年4月