ページの本文へ

Hitachi

指静脈認証ソリューション

事例紹介:株式会社ワールドスポーツ

指静脈認証と「CYBER XEED すまぁと勤怠」の連携で使いやすく高精度な勤怠管理を実現

[写真]株式会社ワールドスポーツ 管理部 総務課長 小川 好郎 氏

[写真]株式会社ワールドスポーツ 管理部 総務課 小宮山 智治 氏

[写真]アマノ ビジネスソリューションズ株式会社 営業本部 CXLite推進担当 兼 中部地区担当 部長 脇谷 幸治 氏

企業の労務管理では、業務効率の向上はもちろん、36協定*1の遵守やコンプライアンスの観点からも社員の労働時間を正確に把握できる勤怠管理システムが求められています。
そこで全国に54店舗もの釣り具大型専門店を展開する株式会社ワールドスポーツ(以下、ワールドスポーツ)は、企業合併にともなう勤怠管理の刷新にあたり、日立の指静脈認証システムと連携したクラウド勤怠管理システム 「CYBER XEED すまぁと勤怠」*2を導入。シンプルな使い勝手と勤務データの一元化により、業務効率向上とタイムリーな労務管理を実現しています。

*1
労働基準法第36条に定められた時間外労働協定
*2
「CYBER XEED すまぁと勤怠」はアマノ ビジネスソリューションズ株式会社の登録商標です
導入された製品、ソリューション
指静脈認証ソリューション

企業合併にともない勤怠管理システムを刷新

“フィッシャーマン”“キャスティング”“フィッシングワールド”という3つの屋号で全国に釣り具専門店を展開しているワールドスポーツは、売上高世界一のフィッシングブランド「DAIWA」で知られるグローブライド株式会社の連結子会社3社が2012年3月に合併し、新たなスタートをきった会社です。同社は「釣りを通して自然とふれあい、健康で豊かな人生を過ごすためのお手伝い」をコンセプトに、北は岩手から南は鹿児島まで、それぞれの地域で大型店舗を運営。新会社誕生1周年を迎える2013年3月からは全店の屋号を“キャスティング”に統一しました。

 「合併により当社は社員約300人、パート約200人を擁する規模に拡大しました。当然、各社で異なっていた労務管理の仕組みも一新することになり、就業規則や給与体系の統一とともに新たな勤怠管理システムを導入することになったのです」と管理部 総務課長の小川 好郎氏は当時を振り返ります。新たな経営体制を短期間で軌道に乗せるため、新システムはクラウドサービスとして導入することが決定されました。

 「社内にサーバを設置しなければならないシステムでは、運用管理がたいへんなうえ、構築期間が長期になります。迅速かつ低コストに導入できるクラウドサービスであること、全国社員やスタッフがシンプルに使えることを選定要件としました」と小川氏は語ります。そして選ばれたのが、タイムレコーダーや就業管理システムで業界トップを走るアマノグループのアマノ ビジネスソリューションズ株式会社(以下、アマノ ビジネスソリューションズ)が提供するクラウド勤怠管理サービス「CYBER XEED すまぁと勤怠」(以下、すまぁと勤怠)でした。

同サービスは出退勤時刻の収集から打ち忘れの修正、上長による承認、実績集計、管理帳票出力、各種給与計算ソフトとのデータ連携までをインターネット回線とPCのWebブラウザさえあれば利用できるサービスで、自社にサーバを置く必要がなく、ランニングコストも低減できるため、すでに数多くの企業での導入実績を持っています。

 「アマノさんのシステムはシェアNo.1ですし、サポート体制も充実しているので安心して使えると判断しました。各店舗の勤怠データを本部でリアルタイムに確認できること、わかりやすいユーザーインタフェースも大きな選定ポイントになりました」と語るのは、管理部 総務課の小宮山 智治氏です。

 「すまぁと勤怠」では、お客さまの要件に応じてWeb画面やICカード、スマートフォンなど多彩な打刻手段を取りそろえていますが、その中からワールドスポーツが選んだのが指静脈認証でした。

日立指静脈認証による「CYBER XEED すまぁと勤怠」運用図
日立指静脈認証による「CYBER XEED すまぁと勤怠」運用図

なりすましや不正打刻の防止を評価

打刻手段に指静脈認証を選択した理由を小川氏は「指1本で使えるシンプルさが気に入りました。この方法なら使い方で迷う人は少ないですし、カードなどを紛失するおそれもありません。そして何より、本人を間違いなく特定できるので、なりすましや不正打刻を防止できる点が適正な勤怠管理に欠かせないと考えたのです」と語ります。同社ではパートやアルバイトスタッフの比率が高いため、「人員の入れ替わりが激しくてもICカードやタイムカードなどのコストとデリバリーの手間がかからない点も、指静脈認証を選んだ重要なポイントでした」と小宮山氏は補足します。

使いやすい指静脈認証の利用場面
使いやすい指静脈認証の利用場面

ワールドスポーツへの「すまぁと勤怠」導入を担当したアマノビジネスソリューションズ 営業本部 CXLite推進担当 兼 中部地区担当部長の脇谷 幸治氏は、「日立の指静脈認証装置と連携した“すまぁと勤怠”はサービスを開始してから2年も経っていませんが、すでに200社近い導入実績があります。数ある生体認証の中から指静脈認証を選んだのは、装置にガイドがついているため正確な位置に指を置きやすく、精度も高い点を評価したからです。これまで導入されたお客さまからも非常に使いやすいという声をたくさんいただいており、当社サービスの選択肢が一段と広がりました」と説明します。

日立はアマノ ビジネスソリューションズとの協業にあたり、指静脈認証システムのソフトウェア開発キットを提供するとともに、技術支援やノウハウ提供を実施。「すまぁと勤怠」のサービス提供を継続的に支援しています。

リアルタイムかつ厳格な勤怠管理を実現

3社合併から数か月後、ワールドスポーツは本部を含めた全国55拠点に指静脈認証装置を備えた「すまぁと勤怠」を導入。出退勤のほか、店舗スタッフの休憩入り/明け、それぞれに指静脈認証を行うことで、リアルタイムかつ厳格な勤怠管理を実現しました。

「合併前はタイムカードや紙の出勤表で勤怠管理を行っていたため、どうしても精度の高い管理が行えず、月末には各拠点で行う計算と、それを本部に集約してからの再計算といった締め作業で大きな事務負担がありました。しかし新システムの導入により、勤怠データが本部でリアルタイムに確認・集約できるようになったため、こうした負担が大幅に軽減できました。今後はシステムから得られる各種情報を活用し、さまざまな経営分析にも生かしていきたいですね」と小川氏は期待を寄せます。

「現場ではどうしても出退勤の打ち忘れが発生します。しかしその場合も“すまぁと勤怠”なら上長や本部がWeb上からすぐに確認できるので、適正な指導が行えるようになりました。まだ新しい勤怠管理の方法に慣れないスタッフもいますが、指静脈認証を使った打刻を一人ひとりに習慣づけていくことで、社員やスタッフが快適に働ける環境づくりと法令遵守に対応した就業管理を徹底させていきたいと思います」と小宮山氏は語ります。

さまざまな法改正や労働環境の変化にともない、勤怠管理システムに求められる機能や要件は変化していきます。これからも日立はアマノ ビジネスソリューションズとの密接なパートナーシップのもと、指静脈認証システムの機能や使い勝手の向上を図り、勤怠管理の精度向上と利便性アップ、より幅広い用途に向けたソリューション開発を進めていきます。

[お客さまプロフィール] 株式会社ワールドスポーツ

キャスティング

[所在地] 東京都立川市柏町2-12-9
[設立] 1970年7月1日
[資本金] 4千8百万円
[従業員数] 529名(2012年3月1日現在)
[事業内容] 釣り用品の販売

[パートナープロフィール] アマノ ビジネスソリューションズ株式会社

アマノ ビジネスソリューションズ株式会社

[所在地] 神奈川県横浜市港北区菊名7-3-24 アマノギャラクシービル
[設立] 2000年4月13日
[資本金] 3億円
[従業員数] 130名(2013年2月現在)
[事業内容] 就業管理/勤怠管理ASPサービス、人事管理/給与計算ASPサービス、時刻配信/監査業務・時刻認証業務、その他関連商品の企画・開発・販売・保守など

関連製品、ソリューション

特記事項

  • 2013年3月6日掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。