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指静脈認証ソリューション

Hitachi

インターネット経由の図書館司書講習に指静脈認証サービスを導入し、厳格な本人認証を実現

[写真]明治大学 副学長 農学部教授 針谷 敏夫氏

[写真]明治大学 文学部教授 齋藤 泰則氏

[写真]明治大学 教育支援部 ユビキタス教育推進事務室 宮原 俊之氏

[写真]明治大学 学術・社会連携部 社会連携事務室 小島 基史氏

東京・神田駿河台に本拠を構える明治大学は、従来から行っていた社会人の生涯教育支援をさらに強化。2009年8月からは、e-Learningを活用した「図書館司書講習(メディア授業)」が開講しました。受講者が、自宅にいながらコンテンツの閲覧、課題の提出といった一連の作業を行えるこのシステムには、日立の指静脈認証サービスが使用されています。


導入された製品、ソリューション
指静脈認証サービス
導入のきっかけ 採用した理由 効果

社会人をはじめ、対面方式の講習への参加が難しい方にも学びの場を提供したい

指静脈による本人認証で、確実な本人の受講が証明可能

対面学習でしか実現できなかった授業や国家資格取得のための講習などもe-Learningで提供可能に

[写真]自宅で図書館司書講習(メディア授業)を受講するため、指静脈認証装置に指をかざして本人認証を行う様子。
自宅で図書館司書講習(メディア授業)を受講するため、
指静脈認証装置に指をかざして本人認証を行う様子。

「インターネットを介した講習では、『受講者の確実な本人認証』が認可の必須条件でした」

―明治大学では、「リバティアカデミー」など社会人の生涯教育を支援する取り組みが活発で、司書についても夏期集中講座などを通して500人以上の資格取得者を輩出していると伺っています。今回、e-Learning講座の提供を開始した背景を教えてください。

 「社会人の場合、仕事を休んで夏期講座に参加できる方は決して多くはありません。また、遠隔地から来校される場合、交通費や宿泊費が大きな負担になります。そこで明治大学では、こうした方々の声に応えるため、インターネットを利用したe-Learning環境の提供が最善策ではないかと判断したのです。

一方、次世代に向けた新しい大学教育を模索するユビキタス教育の一環として、学部生向けの『司書・司書教諭課程』では2007年度後期からすでに『メディア授業』というe-Learningを適用しており、現在では年間履修者が200人を超えています。このコンテンツとノウハウを社会人向け講習に適用し、司書資格の取得機会をさらに広げていこうと始めたのが、リバティアカデミーの新講座『図書館司書講習(メディア授業)』です」

[針谷氏]

 「しかし、実現にあたって一つ大きな壁がありました。国家資格を取得するための司書講習は文部科学省の委嘱事業で、インターネットを介した講習では、『受講者の確実な本人認証』が認可の必須条件だったのです。私たちはこの関門を乗り越えるため、さまざまな本人認証システムを検討・評価しました」

[齋藤氏]

「さまざまな認証方式を文部科学省に相談したのですが、唯一承諾されたのが指静脈認証でした」

[写真]ガイダンスでの指静脈データ登録の様子
ガイダンスでの指静脈データ登録の様子

―日立の指静脈認証は、ご期待に応えられたでしょうか。

「はい。ICカードや指紋、手のひら静脈、指静脈といったさまざ まな認証方式について文部科学省に相談しました。そして、その中で“現在の技術で考えうる最高の認証方式”として唯一承諾されたのが指静脈認証でした。我々としても、受講者の抵抗感が低く、高い操作性とセキュリティを実現できるのは指静脈認証しかないのではないかと考えていました。ただ、コストが他の方式に比べて高くなることが、今後の課題ですけどね」

[宮原氏]

―システムの構築・導入までの流れはいかがでしたか。

「メディア授業のe-Learningと指静脈認証をクラウドサービスで連携させることで、運用管理負荷の軽減とセキュリティを両立した環境をスピーディに導入できました。また、開講に先立つガイダンスで、受講者全員に指静脈データを登録していただくとともに、指静脈認証装置を使った自宅からのアクセス方法を詳しく説明させていただきました。数名の受講者から“自宅からログインできない”という声が寄せられましたが、設定を見直してもらうことで すべて解決しました」

[小島氏]

[図]図書館司書講習(メディア授業)受講までの流れ
。
図書館司書講習(メディア授業)受講までの流れ

「社会人や学生にとって、これまで以上に資格取得の選択肢が広がったのではないでしょうか」

―インターネット講習の本人確認に指静脈認証を適用した事例は、教育業界初だと伺っています。新システムの意義について、どのようにお考えでしょうか。

「e-Learning用コンテンツは、多くの方々の協力のもと、非常に長い時間と手間をかけて作成した自信作です。新システムを通して、学部生だけでなく社会人の皆さんにも有効に使っていただけるのは非常にうれしいですね」

[齋藤氏]

「指静脈認証のおかげで、インターネット環境さえあれば自宅などからでも司書講習の受講が可能になりました。社会人や学生にとって、これまで以上に資格取得の選択肢が広がったのではないでしょうか。

今後は、学部生向けと社会人向けの双方でメディア授業の拡大を図りつつ、他大学とのコンテンツ共同利用なども視野に入れ、e-Learning環境を充実させていく中で、指静脈認証サービスの他の講座への採用も検討しています」

[針谷氏]

[受講生の声]認証スピードがとても速くて使いやすいですね

[写真]図書館司書講習(メディア授業)受講生 橋本 亜紀 さん
図書館司書講習
(メディア授業)受講生
橋本 亜紀 さん

日々の予定がいろいろあって、なかなかまとまった時間をとれない私にとって、2ヵ月の通学が必要なオンキャンパスの夏期講習は通学時間も含めて受講が困難なものでした。一方で明治大学のメディア授業は、
e-Learningなのでインターネットにさえつながればいつでも、どこからでも図書館司書講習が受講できるので、大変助かっています。たまに学習の気分が乗らない日もありますが、e-Learningだと、自分のペースにあわせて好きな時間に好きな場所で学習できます。また、サイトにアクセスしようと思ったときに「あれっ?パスワード何だっけ?」なんてことがなく、指をかざすだけで「ピピッ」とすぐにログインできるので、最初から学習意欲がそがれることもありません。
指静脈認証を使ったメディア授業は、私のような、多忙な社会人にとって、とても便利で助かっています。

[お客さまプロフィール]明治大学(学校法人 明治大学)

[写真]明治大学ロゴ
[写真]アカデミーコモン

[所在地]
東京都千代田区神田駿河台1-1(駿河台キャンパス)
[創立] 1881年1月
[学生数] 32,147名(2010年5月1日現在)
[教員数] 1,535名(2009年10月現在)

創立120年を超える歴史と伝統を誇る都心型総合大学。
日本社会の変化にともなって大学に求められる役割や期待も変化する中、2004年には生涯教育の拠点として「アカデミーコモン」をオープンするなど、21世紀を担う優れた人材の育成をめざし、さまざまな改革を展開している。

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特記事項

  • 2010年12月22日掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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