
部門や用途、目的によって適した方式があるため、各手法を柔軟に組み合わせてユーザーの要望に沿った環境を実現する"適材適所"の統合環境の整備が必要になります。また、仮想デスクトップでは、十分なネットワーク帯域の確保や、多数の仮想マシンが稼働するためシステムの安定稼働が必須です。物理サーバの台数を含めて仮想化基盤の適切なサイジングが求められます。日立ではこうした課題に対して"適材適所"の統合環境を整備できる「デスクトップ仮想化ソリューション」を提供。これまで自社で推進してきた約10年間の運用ノウハウや見込まれる効果などを踏まえた、最適な統合環境の見極めや構築、ベンダーとの共同検証作業に取り組み、最適なソリューションを提供していきます。

始業時に集中するPCの立ち上げなどによるストレージI/Oネックの解消には、フラッシュ媒体 (半導体ディスク)の使用が有効です。Hitachi Virtual Storage PlatformのFlash Acceleration機能では、100万IOPS(Input/Output Per Second)以上のスループット性能を出すことができ、問題の解決に効果的です。また、フラッシュの効率的な活用のためには「ストレージ階層の仮想化」機能が有効です。

VDIが動作するサーバでは、仮想マシン数の増大など、物理資源を最大限に活用することが求められます。日立ストレージソリューションではハイパーバイザと連携して、サーバの処理をストレージにオフロードするなど、サーバの負担を軽減することを行っています。
例えば、VMware のAPI、 VAAI(vStorage APIs Array Integration)では、Hardware Assisted Locking(ATS)のサポートによる排他制御の最適化を行っており、これも始業時の一斉立上りの際に、アクセス待ちの状態をなくして立上り時間低減に寄与します。
ATS: Atomic Test and Set

ストレージのスナップショット機能を利用して、マスターから一度に多数のコピーを生成でき、仮想デスクトップ(VDI)環境における多量クローン生成(ブロック:1,024個)を支援します(Hitachi Unified Storage 100)。クローン生成処理をサーバからストレージへオフロードできるため、サーバ性能負荷を減らすことができます。また、マスターイメージからの差分だけを書き込むため、必要となる容量を削減でき、大規模仮想デスクトップ環境におけるTCO削減に寄与します。
