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Hitachi

統合プラットフォーム

 

SAP HANA基盤を迅速かつ容易に実現する日立統合プラットフォ−ム
「Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA®」の新製品を販売開始

中核の構成製品であるハイエンドブレードサーバ「BS2500」に最新プロセッサーを搭載

2016年9月21日
株式会社日立製作所

[画像]日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA®」
日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA®

  株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、SAP HANA*1 向け統合プラットフォームである「Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA®」(以下、「UCP for SAP HANA」)の新製品を本日から販売開始します。中核の構成製品であるハイエンドブレードサーバに最新のインテル® Xeon® プロセッサーを搭載するなど、さらなる高性能化を図り、企業のさまざまな業務システムにおけるリアルタイムなデータ活用を支援します。

*1
SAP HANA :SAP SE社の高速インメモリプラットフォーム(メモリ上で高速なデータ処理を実現するソフトウェア)。

  「UCP for SAP HANA」は、最新のインテル® Xeon® プロセッサーを搭載したハイエンドブレードサーバ「BS2500」や、ディスクアレイシステム「Hitachi Virtual Storage Platform(以下、VSP) ミッドレンジファミリー」など、基幹業務に必要な信頼性を備えたハードウェアとSAP HANAとを組み合わせ、事前検証を済ませた構成で提供するものです。プロセッサー数やメモリ容量をきめ細かく選択できるラインアップを取り揃え、スモールスタートからの導入でもビジネスの成長にあわせて柔軟にシステムを拡張することが可能です。

  今回の新製品においては、中核の構成製品となるハイエンドブレードサーバ「BS2500」の「高性能サーバブレード」において、最新のインテル® Xeon® プロセッサーE7-4800 v4/E7-8800 v4 製品ファミリーを搭載し、処理性能を従来製品比*2 で約1.25倍に向上するなどの強化を行いました。
  また、日立独自のサーバ論理分割機構「Virtage(バタージュ)」を適用したモデルにおいてマルチテナント対応を強化したほか、拡張導入サービスの提供によるシステム可用性の向上、構成ストレージとしてフラッシュストレージも対応可能とするなど各種強化により、さらなるシステム高速化や運用効率化を図っています。

  なお、最新のインテル® Xeon®プロセッサーを搭載したハイエンドブレードサーバ「BS2500」の新製品についても、同時に、本日から販売開始します。

*2
2015年5月発売の「BS2500」の「高性能サーバブレードA2」(インテル® Xeon® プロセッサー E7-8890 v3搭載)と、新製品「BS2500」の「高性能サーバブレードA3」(インテル® Xeon® プロセッサー E7-8890 v4搭載)との比較。

  日立は、今後も、ビッグデータ利活用や高信頼クラウドなどを、迅速かつ柔軟に提供する基盤として本製品をはじめとする統合プラットフォームおよび関連ソリューションを拡充し、企業の新たな価値の創出や迅速な経営判断を支援していきます。

新製品の特長

(1) 最新ハードウェア構成で、より高性能なSAP HANA基盤を実現

  「UCP for SAP HANA」の中核構成製品であるハイエンドブレードサーバ「BS2500」の「高性能サーバブレード」において、最新インテル® Xeon® プロセッサーE7-4800 v4 / E7-8800 v4 製品ファミリーや最新メモリを採用し、従来製品比約1.25倍に処理性能を向上するなどの強化を図りました。これにより、ブレード間SMP*3 接続ボードを活用して4台のサーバブレードを接続することで、最大192コアの高性能なSMPサーバとして利用することができ、大規模なデータベース処理に求められる高い性能要求に応えます。

*3
SMP(Symmetric Multi Processor):複数のプロセッサーが同等な立場で並列処理を行う処理で、物理メモリを共有し、あたかも1つの高性能なサーバのように利用できる。

(2) Virtageモデルにおいて、さらに柔軟なリソース配置を可能としマルチテナント対応を強化

  「UCP for SAP HANA」のサーバ論理分割機構「Virtage」を適用したモデルは、一つのハードウェアを独立性の高い論理区画(LPAR)*4 に分割した複数のLPAR上に、SAP HANAシステムの構築が可能なため、物理サーバと同等の信頼性や処理性能を実現できるほか、LPAR間における性能負荷や障害の影響を低減できるという特長があります。
  今回、「Virtage」適用モデルにおいて、1プロセッサーあたりのリソースを半分に分割したLPAR構成についてもSAP社の認定を新たに取得しました。これにより、さらにきめ細かく柔軟にリソースを配置することが可能となったため、サービス事業者が提供するマルチテナント環境*5 において、サービスのレンジを拡大できるほか、テナント数拡大やシステムの集約率向上を図ることができます。

*4
LPAR:サーバなどのハードウェアが持つリソース(プロセッサー、メモリなど)を論理的に複数の区画に分割して割り当てる方式(Logical PARtitioning)、または、その割り当てられた区画(Logical PARtition)。
*5
マルチテナント環境:一つのITシステム環境を、複数の企業・部門のシステムやアプリケーションで共同利用する環境のこと。

(3) 拡張導入サービスでSAP HANA環境の可用性向上を支援

  「UCP for SAP HANA」の耐障害・耐災害対策に向け、SAP HANA System Replicationや「VSP ミッドレンジファミリー」のStorage Replication機能によるHA(High Availability:高可用性)構成や DR(Disaster Recovery:ディザスタリカバリ) 構成について事前検証を行う拡張導入サービスを提供します。また、事前検証で得たノウハウをもとにお客さまのHA/DR環境構築を支援します。

(4) SAP認定フラッシュストレージで、さらなるシステムの高速化や運用効率化を実現

  「UCP for SAP HANA」では、SAP社のSAP HANAアプライアンス認定を受けたサーバ(BS2500高性能サーバブレード、HA8000/RS440)と、Enterprise Storage認定を受けたストレージ(VSP ミッドレンジファミリー)とを組み合わせ、HANA Tailored Data Center Integration(TDI*6)として提供しています。VSP ミッドレンジファミリーのスケーラビリティを活用し、1台のストレージに複数のSAP HANAアプライアンスサーバや周辺サーバを集約することができるなど、システムの省スペース化が実現可能です。今回、フラッシュストレージもTDIに対応し、さらなるシステムの高速化や運用効率化を図ります。

*6
SAP HANA を利用の際は、SAP社のアプライアンス認定を受けたハードウェア構成をそのまま利用する必要があったが、Tailored Data Center Integration(TDI)では SAP社が認定ハードウェアの制限を緩和し、アプライアンス認定を受けたサーバと  Enterprise Storage認定を受けたストレージの組合せでSAP HANAを構成することが可能。

今回発表した製品の価格と出荷時期

「Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA®」新製品の価格および出荷開始時期(国内)

製品名 主な構成要素 価格 出荷開始時期
Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA®*7 サーバ
  • BS2500
    高性能サーバブレード A3
個別
見積
9月30日
ストレージ
  • Hitachi Virtual Storage Platform
    ミッドレンジモデル*8
ソフトウェア
  • SAP HANA 1.0
  • Red Hat Enterprise Linux 7.2 for SAP HANA
    または
    SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 12
サービス
  • SAP HANAシステム化構築設定サービス
*7
Virtageモデル、TDIは個別対応。
*8
ストレージは、物理環境構成の場合は「Hitachi Virtual Storage Platform G200」、Virtageモデルの場合は、「Hitachi Virtual Storage Platform」ミッドレンジモデルの中から、顧客要件にあわせて選定。

ハイエンドブレードサーバ「BS2500」新製品の価格および出荷開始時期

製品 価格(税別) 出荷開始時期
BS2500 高性能サーバブレード A3/E3 3,914,000円〜 9月30日

「Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA®」モデルラインアップ

  Sモデル Mモデル Lモデル S for
Virtage
モデル*9
M for
Virtage
モデル*9
L for
Virtage
モデル*9
サーバブレード種別 BS2500高性能サーバブレードA3
ブレード数 1 2 4 1(4LPAR) 2(8LPAR) 4(16LPAR)
プロセッサー数
[コア数]
2
[44コア]
4
[88コア]
8
[176コア]
2
[44コア]
(1LPAR
あたり
0.5/1[11/22コア])
4
[88コア]
(1LPAR
あたり
0.5/1/2
[11/22/44コア])
8
[176コア]
(1LPAR
あたり
0.5/1/2/4
[11/22/44/88コア])
メイン
メモリ
容量
256GB/
512GB/
768GB/
1TB/
1.5TB
2TB*10
512GB/
1TB/
1.5TB/
2TB/
3TB/
4TB*10
1TB/
2TB/
3TB/
4TB/
6TB/
8TB*10
768GB
(1LPAR
あたり
192GB〜)
1TB/2TB
(1LPAR
あたり
128〜512GB)
2TB/4TB/
6TB
(1LPAR
あたり
128GB〜1.5TB)
ストレージ種別 Hitachi Virtual Storage Platform G200 Hitachi Virtual Storage Platform
ミッドレンジモデルの中から、顧客用件にあわせて選定
*9
  VirtageモデルにおけるLPAR数および、LPARあたりの仕様は出荷時の構成。
*10
  E7-8890v4とSAP HANA SPS12以降の組み合わせでのみ対応。

日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」について

  「Hitachi Unified Compute Platform」は、サーバ、ストレージ、ソフトウェアなどを組み合わせて提供し、IT環境の迅速かつ容易な構築・運用を実現する統合プラットフォームです。国内のラインアップは、プライベートクラウド環境向け、デスクトップ仮想化環境向けに加え、ビッグデータ活用向けとして「UCP for SAP HANA」を提供しています。

日立とSAPとのパートナーシップについて

  日立とSAPジャパンは、1994年に日本国内における「サービスパートナーシップ」契約締結以来、協業範囲をサービスからプラットフォームまで拡大してきました。さらに日立はSAP社と2008年に「SAPグローバルサービスパートナー」契約、2011年に「SAPグローバルテクノロジーパートナー」契約、2013年には日立の米国子会社である日立データシステムズ社とSAP社によるグローバルOEM(Original Equipment Manufacturer)契約を締結し、グローバル顧客に対する共同での販売・マーケティング活動にも取り組んでいます。

SAP HANAについて

  SAP HANAは、大量データをサーバのメインメモリでリアルタイムに処理するインメモリ・コンピューティング技術です。メモリ大容量化、マルチコア化、分散並列処理技術、高度圧縮技術といったハードウェア、ソフトウェアのテクノロジーの飛躍的な進化により、大規模なデータベースからデータを吸い上げて加工・集計し、データを利活用するまでにかかっていた作業時間を大幅に短縮します。

他社商標注記

  • SAP、HANA、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP社のドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。
  • インテル、Xeonは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
  • その他、記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

お問い合わせ先

HCAセンター電話:0120-2580-12(利用時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝日を除く))

以上