クラウドではシステムの移動や撤去が柔軟に行えることが要求され、これに対応する、ストレージ側の柔軟性が求められます。
システムの移動に伴う、ボリューム間のデータ移動や、ストレージ階層間のデータ移動では、それぞれ装置内コピー機能(ShadowImage)と外部ストレージ仮想化機能(Universal Volume Manager)が有効です。
これらの機能を使いやすいインターフェースで管理できる、階層ストレージリソ−ス管理(Tiered Storage Manager)がデータマイグレーションには有効です。
システムの撤去による、ボリュームの削除には、ボリューム容量の仮想化が有効です。ボリュームを0クリアした場合仮想化ソフトウェアは、その領域を開放されたものとみなし、ストレージプールに回収して再利用を行います。
このためストレージ容量の有効活用ができます。
クラウドに対するコスト削減の期待は大きく、ストレージの仮想化はコスト削減に役立ちます。
ボリューム容量の仮想化は、必要最低限の容量に節約することができます。
また、外部接続ストレージの仮想化は、データの重要度に応じた最適なコストのストレージを選択することができコストの最適化に有効です。
信頼性、可用性はクラウドの懸念事項です。
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セキュリティ・コンプライアンスもクラウドの懸念事項です。
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仮想化環境の中でのストレージ統合では、業務アプリケーション間の性能干渉が懸念事項になります。
従来は業務ごとに個別のストレージシステムで性能最適化を測ってきた場合でもコンソリデーションは行いたい...
このようなニーズには、仮想プライベートストレージ機能(Virtual Partition Manager)が役立ちます。
本機能は、アプリケーションや業務ごとに、仮想的に複数の専用のストレージ装置を定義するものです。
アクセス性能に密接に関係するストレージ資源を、アプリケーションごとに分割して専用化できるため性能の干渉を排除できます。また、仮想的に独立したストレージを形成できるので、セキュリティの確保にも役立ちます。
ストレージの仮想化(ボリューム容量の仮想化)により省電力が可能になります。
通常業務プログラムに対しては、将来のことを考慮して、実際の使用済み容量に比べて大きな容量のディスクドライブを初期に割り当てます。
ストレージの仮想化技術を使用すると、割当済みでもデイスクドライブ未導入分の消費電力の削減が可能です。