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Hitachi

日立ストレージソリューション

データ圧縮機能

Hitachi Virtual Storage Platform ミッドレンジファミリー

日立独自のデータ圧縮機能について

日立独自のデータ圧縮機能は、新フラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash DC2(以下、HAF DC2)」がデータを高速に圧縮し、データ格納量を削減することで、ユーザーが利用可能な記憶容量を仮想的に拡大する機能*です。

近年、大容量データへの高速なアクセスが必要とされるビッグデータ利活用に、フラッシュメモリを用いたストレージであるオールフラッシュアレイが利用されるようになってきました。フラッシュメモリはHDDに比べ高価なため、記憶媒体にかかる導入コストの軽減が求められています。その一手段として、データ圧縮があります。これまではストレージコントローラがデータ圧縮を行う方法が一般的でした。しかし、データ圧縮は負荷の高い処理のため、オールフラッシュアレイの利点である高いデータアクセス性能が損なわれてしまう問題がありました。

今回、新フラッシュモジュール「HAF DC2」のデータ圧縮機能により、この問題を解決しました。具体的には、ストレージコントローラの負荷を低減するため、圧縮専用ハードウェアを搭載するとともに、データを分割し、複数台の「HAF DC2」に分散配置し、それぞれの「HAF DC2」がデータ圧縮を実行します。

「HAF DC2」に搭載された圧縮専用ハードウェアは、配置されたデータの圧縮を並列実行すると共に分割処理の位置情報をデータに付加してフラッシュに格納します。読出し時にはこの位置情報を利用して処理対象となるデータを先読みしながら、データ復元も並列実行します。これらによって高いデータアクセス性能を維持しながらデータ格納量の削減可能としました。

削減によって得られた空き容量は、ストレージコントローラに搭載された「SVOS(Hitachi Storage Virtualization Operating System)」が、ユーザーが利用可能な記憶容量を仮想的に拡大するのに利用します。「SVOS」が、それぞれの「HAF DC2」からデータ格納量を定期的に取得し、その情報に基づいて利用可能な記憶容量を増減させることで、ユーザーは個々の「HAF DC2」の圧縮を意識せずに拡大された記憶容量を利用できます。

このような日立独自のデータ圧縮機能によって、ユーザーは業務システムへ性能影響を考慮することなく、導入コストを軽減できます。また、搭載フラッシュモジュール台数を抑えることができるので、消費電力や設置スペースの削減にも貢献します。

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米国特許第8,862,805号取得済

Hitachi Accelerated Flash DC2(HAF DC2)