サーバの仮想化はデータセンタに変革をもたらしている。x86サーバの高性能化にも同期して、仮想マシン(VM)の「数」と「密度」は上昇を続けている。リソースの有効活用のためにストレージもサーバ機能のオフロードなどにより、サーバとの相互依存性を深めている状況だ。ここでは将来の知識創造型への展望を含めた、垂直統合ソリューションの動向を解説する。

業務の自動化をテーマとしてきた“効率追求型”から、高度な洞察力によって市場に自社だけの付加価値や新たなビジネスモデルを提案していく“知識創造型”への転換が求められている。その背景にあるのが、ビッグデータに代表される情報活用の新たなニーズである。ただし、その取り組みを実現するには、ITプラットフォームがよりシンプルで全体最適化されていなければならない。小山健治氏が解説する。

多くの企業が効率追求型から知識創造型業務へのシフトを進めている中で、ストレージやサーバ、ソフトウェアといった要素技術に分断されたソリューション提案では、急速に変化する市場ニーズに対応することは難しい。そこで日立は統合プラットフォーム販売推進本部体制を発足させ、これら事業部門を一体のものとして統合する組織改革に踏み切った。

ハードウェアとしてのストレージレイヤーのみでは、どれだけ最適化や自動化を追求したとしても、企業が本来求めているニーズとの間にあるギャップが生じてしまう場合がある。この課題を解決するため、日立は業界のリーディングカンパニーとの協業を通じて、主要プラットフォームとストレージ製品とのダイレクトな連携に取り組んでいる。

仮想マシン(VM)のトータルコストを特定・測定・削減する

世界がとても近くなりました。日本企業の海外進出は珍しいことではありませんし、海外出張もかつての国内遠距離出張の感覚で行く人が増えたのではないでしょうか。つまり、グローバル化がどんどん進んでいるということなのですが、…
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