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日立サーバ & ソリューション

先進のホテルトータルシステムが実現したスパやホテルなど複合施設の統合管理。

千葉県や栃木県でリゾートホテル、レジャー施設などを展開するホテル三日月グループ。千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月は、まずスパ棟、その後、ホテル棟、さらにアミューズメント棟と、機能の異なる施設が順次オープンしていった複合リゾート施設で、スパのみの日帰り利用や宿泊、さらに、それぞれ団体客や個人客など利用形態・顧客種別もさまざまです。
この複雑な施設運営を支えているのは、すでに同グループの各ホテルで採用されていた電通工業株式会社のホテルトータルシステム「DK-HOTs」。きめ細やかなカスタマイズと充実のサポート体制で"環境適応業"としてのホテル・リゾートビジネスをバックアップしています。

DK-HOTs:Dentsu Kougyo HOtel Total system

【課題】すでに稼働していた温浴システムとホテルシステムとの連携が課題に

写真:龍宮城スパ ホテル三日月 総支配人 藤縄 光弘氏 龍宮城スパ ホテル三日月
総支配人
藤縄 光弘氏

「リゾート業界が大打撃を被った2011年の震災・原発事故以降、社会や経済、市場といった環境変化にいかに適応できるかが、当館にとっての大きなテーマとなりました。こうした環境に対して自ら変わる力、そしてお客さまを笑顔に変える力、という二つの力を発揮していくためには、ITシステムを通じて得られる情報=インフォメーションは不可欠なものとなっています」。
ホテル・リゾートビジネスの置かれている現在の状況とITとの関係についてこう説明するのは、「龍宮城スパ ホテル三日月」の総支配人である藤縄光弘氏です。もともとこの複合リゾート施設は自家源泉を活用したスパとして開業。その後、ホテル棟、アミューズメント棟「お祭りランド」が段階的に増築されていくという経過を辿り、ITシステムもまずはスパ用の温浴システムが単独導入されました。そのシステム構築を担ったのは、勝浦や鴨川などの同じホテル三日月グループ各ホテルでシステム導入の実績のあった電通工業(株)。当時はまだスパ用のシステムは製品化されておらず、同社はこれを機に温浴システムを開発し、のちにパッケージ化しています。
「同じリゾート施設といっても、各施設でそれぞれお客さまも利用形態もまったく異なります。スパの開業から3年後、ホテルを開業する際には、スパとホテルの異なる業務システムを円滑に連携させるという難しい課題に直面したのです」(藤縄氏)。

【解決】細やかにカスタマイズされたホテルトータルシステムで顧客管理を一元化

写真:龍宮城スパ ホテル三日月 経理 三須 勝彦氏 龍宮城スパ ホテル三日月
経理
三須 勝彦氏

「スパとホテルとのシステムの連携が図れていないと、例えば両方を利用されたお客さまの会計も別々になって余計なお手間をおかけしますし、場合によっては精算トラブルなども起こりやすくなるでしょう」。
龍宮城スパ ホテル三日月の経理を担当する三須勝彦氏がこう説明するように、複合リゾート化の道を歩む同施設にとって、異種システムの統合化による一元的な顧客管理は避けて通れない関門だったといえます。
今日では、既存のホテルシステムに温浴システムをアドオンして機能拡張を図ることはごく一般的に行われていますが、その逆のパターンは、約30年前からホテルシステムを多くの顧客に提供してきた電通工業(株)にとっても初めての経験でした。この困難なテーマを前に、同社では新規開発した温浴システムを、既存のホテルトータルシステム「DK-HOTs」とすり合わせるため、各施設の実際の運用形態に合わせてシステムにきめ細かなカスタマイズを実施。この精緻なシステムカスタマイズと、バーコードを配したリストバンドによる顧客識別などによって、全施設をワンストップで管理できるITシステムが構築されたのです。

システム構成図

【効果】業務効率化をもたらしたITの力をさらに高度に活用する次のステップへ

複雑な施設運営の業務効率化に貢献した「DK-HOTs」の適用領域は現在、龍宮城スパ ホテル三日月のほぼすべての業務を網羅。このシステムなしには施設運営自体が成り立たないという状況だからこそ、ハードウェアの信頼性やサポート力は、システム構築上の極めて重要なファクターだったといいます。
「日立のHA8000やPOS端末などに利用している日立製PCの品質には満足していますし、いざという時も拠点から迅速に駆けつけてくれるサポート力も心強い限りです。また、『DK-HOTs』の24時間365日対応のリモート保守もシステムの安定稼働に大きく寄与しています」(三須氏)。
また、オリジナル帳票の作成・出力が可能なことも「DK-HOTs」の大きなセールスポイントのひとつですが、カスタマイズされた龍宮城スパ ホテル三日月のオリジナル帳票は、営業戦略や計数管理に関わる各種データの精度が極めて高いと好評です。
「ホテル・リゾートビジネスが環境適応業であることを求められている以上、ITシステムもまた変化に対する適応力が求められます。DK-HOTsはこれまで、十分に私どもの期待に応えてきましたが、今後はシステムが集めた膨大な"インフォメーション"を顧客満足や従業員満足を高めてくれる"インテリジェンス"に変換できる仕組みづくりを模索していきたい。電通工業さんや日立さんにもそのためのサポートを大いに期待したいですね」と、指揮を執る藤縄氏のまなざしは、IT活用の次なるステップに向けられているようです。

左から順に、電通工業株式会社の和田俊克氏、ホテル三日月の三須勝彦氏、藤縄光弘氏、そして電通工業の酒井克氏
左から順に、電通工業株式会社の和田俊克氏、
ホテル三日月の三須勝彦氏、藤縄光弘氏、そして電通工業の酒井克氏

User Profile

ホテル三日月グループ

千葉県勝浦市、鴨川市、木更津市、栃木県日光市などでリゾートホテル、ゴルフ場やレジャー施設を運営する総合リゾート企業グループ。社会・地域貢献を重視する経営方針のもと、魅力ある地域資源の発掘・発信や各地の協力会社などとの共存共栄を追求するとともに、近年では、勝浦市に千葉県最大規模のメガソーラー発電所を建設するなどクリーンエネルギー事業にも進出している。

[本社]千葉県勝浦市墨名820(株式会社勝浦ホテル三日月)
[設立]1961年11月
[従業員数]800名(連結・2014年6月20日現在)

  • DK-HOTsは、電通工業株式会社の登録商標です。
  • 本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
  • 記載されている製品情報は、製品の改良により予告無く変更されることがあります。
  • 発言者の部署名/役職名等は、2014年7月時点の情報です。