Hitachi

Windows版Log MonitorとLog Monitor Loggerの両方をインストールした環境では、Log Monitorでの障害監視ができない。

Hitachi Server Navigator - Log Monitor　障害回避・予防のお願い

対象製品

対象製品 対象コンポーネント 対象バージョン 対策バージョン 提供パッケージバージョン
Hitachi Server Navigator - Log Monitor (Windows版) - 09-05以降 2016年1月サポート予定 ←

<<バージョン確認方法>>

下記サイトより、
「Hitachi Server Navigator ユーザーズガイド Log Monitor機能（旧名称：ハードウェア保守エージェント） Windows/Linux対応版」-「Log Monitorの導入」-「バージョンの確認」
を参照してください。

  • http://itdoc.hitachi.co.jp/Pages/document_list/manuals/bladesymphony.html#hsn

<<対策バージョンの入手、適用方法>>

2016年1月掲載予定です。

関連製品

対象製品 対象コンポーネント 対象バージョン
Log Monitor Logger - 04-02以降

重要性 *1

必須

  • *1　重要性の定義

発生条件

次の条件のすべてに該当する場合に、本現象が発生します。

  • Log Monitor Loggerがインストールされている
  • Log Monitorがインストールされている
  • 次の対象装置および対象OSである
対象装置 BladeSymphony BS2500 高性能サーバブレード(xHE0A1,xHE0E1,xHE0A2,xHE0E2)
標準サーバブレード(xHC0A1)
BladeSymphony BS500 BS520Hサーバブレード(xGC0A2,xGC0B2,xGC0B3)
BS520Xサーバブレード(xGE0B1,xGE0B2)
対象OS Windows Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard(日本語版)
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter(日本語版)
Microsoft® Windows Server® 2012 Standard(日本語版)
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter(日本語版)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise(日本語版)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard(日本語版)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter(日本語版)

現象

Log Monitorのサービス稼働状態や出力ログに不正な状態は見られませんが、障害監視ができなくなっています。
下記の確認方法を実施して、問題が発生しているかを確認してください。

<<現象発生有無の確認方法>>

Log Monitorの動作確認(「Hitachi Server Navigator ユーザーズガイド Log Monitor機能 （旧名称：ハードウェア保守エージェント） Windows/Linux対応版」-「Log Monitorの導入」-「BladeSymphonyへのインストール」の「BladeSymphony - Windows版Log Monitorの動作確認」参照)において、Log Monitorとマネジメントモジュールとの連携確認(接続確認)を実施してください。次のダイアログが表示される場合、障害監視ができません。

図1

  “FFFFD0CE3E1F56740000F00000FFFFFF”部分は可変値です。

<<影響範囲>>

Log Monitorが正常動作していないため、障害監視ができません。

発生時の対処方法(回復策)

回復策はありません。回避策を実施してください。

対象バージョンでの回避策

以下の手順で回避することができます。

  1. レジストリエディターを起動し、下記のレジストリに、”C:\Program Files\Hitachi\miacat\dummy”を登録してください。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi\miacat\Maintenance Agent Service\
      IpmiInfo\IpmiCmdPath

    2. 図2

  2. Log Monitor(サービス：SMAL2_MainteAgtSvc)を再起動してください。
  3. Log Monitorとマネジメントモジュールとの連携確認(接続確認)を実施し、次のダイアログが表示されることを確認してください。

    4. 図3

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