15.Webサーバの起動 |
本ソフトには、Webブラウザを使ってUPS状態の監視と動作パラメータの設定を行うための簡易Webサーバが入っています。 ここではWebサーバの起動方法とブラウザで見る方法を説明します。
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Webサーバ機能では、設定したサーバのデータのみ変更されます。UPSの共有メモリデータは、更新されません。 | ||
Webサーバの起動 | |||
本ソフトを本マニュアルにしたがってインストールするとWebサーバデーモン(upswwwd)
が/usr/ups/binの下にインストールされています。このデーモンを起動するには下記のコマンドを実行します。 # /usr/ups/bin/upswwwd <Return> これで、ブラウザから各UPS状態の監視と本ソフトの動作パラメータの設定を行うことができます。 | |||
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動作パラメータは、一部の項目のみ設定可能です。 設定可能な項目は実際の画面で表示された項目のみです。 | ||
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同じコンピュータで既にWebサーバを起動している場合は、
tcpポート番号が衝突して起動できなくなります。 その場合は、Webサーバ(upswwwd)の起動時にオプションを付けてポート番号を変更してください。 # /usr/ups/bin/upswwwd -p 8080 | ||
コンピュータ起動時にWebサーバを起動する方法 | |||
コンピュータ起動時にWebサーバを起動するには、/etc/rc.upsファイルを編集して/usr/ups/bin/upswwwdを 起動するようにしてください。 | |||
変更例(HP-UXの場合)
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Webブラウザ側の指定 | |||
Webブラウザ側で表示するには、ブラウザのアドレス入力領域で直接指定してください。 アドレス:hostname/menu.html [hostname]は、本ソフトをインストールしているホスト名もしくは、IPアドレスで指定してください。 Webブラウザ上にメインメニュー「計測値情報表示」および「動作条件設定」が表示されます。計測値情報はUPS1, UPS2,・・・UPS8のいずれかを選択して、各UPS毎に表示できます。 | |||
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動作条件設定で動作パラメータを変更すると本ソフトの upstabを書き換えます。変更を有効にするためにコンピュータを再起動してください。 |