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警報メッセージの表示やシャットダウンのタイミングなどの動作条件は、[Configuration]画面で設定します。 |
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マルチUPS対応版パワーモニタHNをインストール して使用する場合は、動作条件設定画面での設定に加えて、「マルチUPS環境設定」の設定を行う必要が有ります。本設定はUPS1台のみを使用する場合でも必ず設定を行う必要が有り ます。 |
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画面の操作方法 |
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最初に画面の操作方法について説明します。 動作条件(Configuration)を設定する際は、各項目にあてはまる番号キー(例:ttynameの場合は「1」、ifnameの場合は「2」) を入力し<Return>キーを入力します。設定変更内容を入力できる状態になりますので設定値を入力します。入力を終えたら<Return>キーを入力 します。画面上の表示が設定変更した内容に反映されます。 必要なすべての入力が終了したら、「q」キーを入力し、「1」キーを入力(1.Update Settings)し、<Return>キーを入力します。 動作条件(Configuration)画面は、複数のサブ画面を持っています。画面の切替えは、「p」キー(Preview)または「n」 キー(next)を入力し、<Return>キーを入力することで行います。 |
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「入力領域」の入力項目を変更する場合は、変更する入力項目をBackspaceキーで消去後、入力してください。 スペースキーによる空白は入力しないでください。 |
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Configuration
終了後、ターミナルがエコーバックしなくなる、改行しなくなるなどの現象が現れた場合は、次のコマンドを実行してみてください。 # stty sane <Return> または tset <Return> |
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論理分割・複数サーバ対応機能 本ソフトは、UPSでバックアップされた複数論理分割・複数サーバを(疑似)同期運転させる機能を持っています。UPSは共有メモリを備えており、各々の 論理分割・サーバ(以下コンピュータと称します。)はその共有メモリ領域を媒介にして(疑似)同期運転に必要な動作条件を共有します。それによって、コン ピュータの一斉シャットダウンや一斉起動が可能になります。 「共有データ機能」を参照してくだ さい。 以下では、この論理分割・複数サーバ対応機能に関する説明に ![]() |
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設定の変更画面[Configuration]画面は、[Main Window]画面(/usr/ups/bin/cinst <Return>) で「[2] Change Set Up」を選択し、「[1] Change Operating Conditions」を選択すると表示されます。![]() 全ての項目を入力または変更後、「1.Update Settings」を実行した後に「Transfer to UPS(yes/no)」と表示されます。 ![]() 「yes」を入力すると、UPSの共有メモリ領域へ動作条件を転送します。 |
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共有の対象となる動作条件を変更後は、必ず共有データをUPSの共有メモリ領域へ転送 してください。 |
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設定項目には複数サーバ間で共有される項目と非共有の項目があります。 共有データをUPSへ転送すると他のサーバにも反映されます。「共有データ機能」を参照してくださ い。
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設定項目にはシステムリブートが必要な項目と不必要な項目があります。
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実際のレイアウトと数値は図と異なることがあります。 | ![]() ※ ifnameは、ご使用のネットワークカードによってかわります。 |
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ttyname(UPS IPアドレス) ※システムリブートが必要 PowerMonitorHNが使用する監視用コミュニティ名を設定します。 ※UPS側の監視用コミュニティ名は「pwrmon」で固定ですので、デフォルトから変更しないでください。 ifname(ネットワークインタフェース名) ※システムリブートが必要 upslog(ログファイル名) ※システムリブートが必要 upsrc(シャットダウンスクリプト) |
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スクリプトについては、「スクリプト」を参照してください。
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rclevel(実行レベル) スクリプトの実行レベルを指定します。1〜7のいずれかを入力します。1〜7の範囲外の値では正常に動作しません。 broadcast(ステータスのブロードキャスト) ※システムリブートが必要 |
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UNIX/Linux側からのメッセージについて、Windows版の「UPS Message
Client」で、番号のみが表示される場合があります。 原因:WindowsとUNIX/Linuxとで通信コード体系が異なるため。
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enabletimer(タイマ機能)(*) 「on」にすると、スケジュール運転を実行します。 |
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実際のレイアウトと数値は図と異なることがあります。 | ![]() |
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watchinterval(UPS監視時間間隔) untilshutdown(停電確認時間)(*) |
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forshutdown(シャットダウン遅延時間) forpreprocess(シャットダウン前処理開始時間) enableputoff(終了遅延条件)
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[enableputoff]または[putofftime]のどちらかを0に すると、終了遅延は実行されません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
putoffrepeat(繰り返し終了遅延) upsautodown(自動停止時間)
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停電確認時間付近で復電した場合、シャットダウンを行わないコンピュータが存在する可能 性が有ります。この場合UPSは停止しません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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AIXの場合、「シャットダウン遅延時間」と「UPS自動停止時間」の合計時間が各コン ピュータ間で同じになるように設定してください。異なると、UPSの停止中にが再コンピュータ起動してしまうことがあります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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スケジュールについては、「スケジュール運転」を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
実 際のレイアウトと数値は図と異なることがあります。 | ![]() |
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relaymode,relaymode2(出力1の制御,出力2の制御)(*) relay on delay(出力開始の遅延時間)(*) relay off delay(出力停止の遅延時間)(*) |
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shutdown -t で停止する装置(AIX 5L
LPARなど)は、UPSが停止する設定(出力の制御:有効)の出力ラインに接続してください。 出力1の制御,出力2の制御を両方無効の設定にしないでください。 |
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selftest(自己診断機能) testinterval(自己診断周期), testwday, testtime |
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自己診断の結果は、各UPS毎にイベントログおよびステータスログに記録されます。 正常な場合は、イベントログに各UPSのID番号付きで Auto self-test starts・・・ Battery status(GOOD) の2行が記録されます。 異常の場合は、イベントログに各UPSのID番号付きで Auto self-test starts・・・ Battery status(BAD) UPS Trouble の3行が記録されます。 さらに異常の場合はステータスログの(ステータス)および(詳細情報1)の欄に(ステー タス):「障害発生」 および (詳細情報1):UPS自己診断異常が記録されます。 |
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自己診断の実行は「週1回」の周期と「月1回」の周期のどちらかで設定できます。上記
デフォルトは「週1回」の設定例です。 「月1回」の設定は、第1週から第4週のいずれかの週で設定できます。
この場合の第1週から第4週は、日常使用しているカレンダーと一致します。 自己診断を「有効」にすると、自己診断実行時に数秒の疑似停電を発生させるため、停電メッセージが表示される場合があります。 自己診断を行う場合は、業務に支障のない時間帯に設定することを推奨します。 |
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UPS側で自動UPS自己診断機能が設定されている場合は、本ソフトからの自己診断は
実行できません。 自動自己診断機能付きのUPSをご使用の場合は、自己診断機能を「無効」に設定してください。 |
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実際のレイアウトと数値は図と異なることがあります。 | ![]() |
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autoreboot(復電時自動起動)(*) rebootdelay(再起動までの最小時間)(分)(*) netshutdown(手動停止コマンド) syslogpriority(シスログ優先度) syslogpriorit 2(シスログ優先度繰り返し) |
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実際のレイアウトと数値は図と異なることがあります。 | ![]() |
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snmptrap(SNMPトラップ送信)
community(SNMPコミュニティ) trapto(トラップ送信先) |
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実際のレイアウトと数値は図と異なることがあります。 | ![]() |
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sendmail(電子メール送信) mailserv(SMTPサーバアドレス) mailfrom(メール発信者) mailto(メール受取人) mailups(添付文字列) mailnlog(添付ログ件数) |
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送信されるメールの詳細内容は、「メールで送信される内容」を 参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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[セキュリティの変更]画面は、メインメニュー画面(/usr/ups/bin/cinst <Return>)で[2. Cheng Setup]を選択しさらに[3. Change Security Settings]を選択すると表示されます。 ![]() |
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oldpasswd(古いパスワード) newpasswd(新しいパスワード) |
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設定するパスワードは、8文字以上のアルファベットもしくは数字を使って設定し てください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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パスワードを一度設定するとパスワードが設定されていない状態に戻すことができ ません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
admusers(管理ユーザ名) |
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admhosts(管理ホスト名) |
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localhost を削除すると、ローカルホスト上で upshut コマンドが使用できなくなります。 |