目次 HELP


12.手動自己診断機能(CUI環境編)
本ソフトをインストールする時に、ネットワーク機能なしを選択している場合は、この機能は使用できません。
手動自己診断プログラムを起動する時は、停電発生中やUPSが正常に動作していない時をさけて行ってください。
自動自己診断機能付きのUPSで自動UPS自己診断機能が設定されている場合、本ソフトからの手動自己診断は実行できません。
手動自己診断プログラムを起動するには、下記のように監視対象UPSを指定します。次のコマンドを実行します。
/usr/ups/bin/cmaint -dev 1<Return>   監視対象UPS1の自己診断を実行できます。
/usr/ups/bin/cmaint -dev 2<Return>   監視対象UPS2の自己診断を実行できます。
   ・・・・・・
/usr/ups/bin/cmaint -dev 8<Return>   監視対象UPS8の自己診断を実行できます。
監視対象UPS毎に下のような[Maintenance Menu]画面が表示されます。

Battery Test:
[1]を入力すると[Battery Test]画面を表示します。
Service Info:
[2]を入力すると[Service Information]画面を表示します。
Quit:
[3]を入力すると、手動自己診断を終了します。

[バッテリテスト]画面
[Maintenance Menu]画面でBattery Test選択すると表示されます。
計測値は、画面が切り換ってから10秒ほどで表示されます。


Test Battery:
[1]を入力すると、バッテリの自己診断を開始します。
Return to Main Menu:
[2]を入力すると、[Mainternance Menu]画面にもどります。

自己診断を実行しますと、擬似的に停電状態としてバッテリ運転となります。自己診断が正常に終了し、バッテリに障害が発生していなければ、battery stateがGOODになります。自己診断中は、RUNもしくはONBATと表示されます。もし、バッテリに障害が発生していた場合は、BADと表示されます。自己診断を速やかに終了して、UPSに障害が発生した場合を参照して対処してください。battery stateにABORTと表示された場合は、UPS側で自己診断を実行する条件がととのっていません。
停電発生中や、UPSが正常に動作していない時には、絶対に自己診断を開始しないでください。
[サービス情報画面]
[Maintenance Menu]画面でService Infoを選択すると、表示されます。バッテリを交換した時にご利用ください。

Update:
[1]を入力すると、表示されているバッテリ交換日(battery changed)が現在に変更されバッテリ期限(limit of battery life)も計算されます。
Return to Main Menu:
[2]を入力すると、[Maintenance Menu]画面にもどります。

バッテリ期限(limit of battery life)の表示は、あくまでも目安です。ご使用環境によって変わります。

目次 HELP