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18.共有データ機能

本ソフトは、UPSでバックアップされた複数論理分割・複数サーバを(疑似)同期運転させる機能を持っています。UPSは共有メモリを備えており、各々の論理分割・サーバ(以下コンピュータと称します。)はその共有メモリ領域を媒介にして(疑似)同期運転に必要な動作条件とスケジュールを共有します。それによって、コンピュータの一斉シャットダウンや一斉起動が可能になります。

※1つのサーバで設定を行うと、他のサーバにも設定されます。

共有データの取得

例:サーバ1から「UPSへの転送」を行うと、サーバ2・3・4はUPSから更新された共有データを取得します。
共有の対象となる設定項目
設定ツール 設定画面 設定項目
動作条件設定
(xinst , cinst)
動作環境(Op Cond) タイマ機能 (Timer Function)
時間設定(Time) 停電確認時間(秒) (Delay Until Shutdown)
出力制御(Relay) 出力1の制御(Relay 1 Control)
出力2の制御 (Relay 2 Control)
出力開始の遅延時間 (Relay 2 Bootup Delay)
出力停止の遅延時間 (Relay 1 Shutdown Delay)
一般設定(General) 復電時自動起動 (Auto Reboot)
再起動までの最小時間(分) (Time Until Reboot)
スケジュール設定
(xsched , csched)
スケジュール設定 年間スケジュール(Yearly Schedule)
週間スケジュール(Weekly Schedule)
単一スケジュール(Individual Schedule)

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