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事例紹介:岸和田市

AP8000E


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業務処理時間の短縮とセキュリティ強化を目指し基幹システムに「AP8000E」と「仮想MTL」を導入。 バックアップ業務の効率化と個人情報保護を実現

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大阪府岸和田市では、市民生活を支える基幹系IT基盤を刷新した。同市では庁内業務のIT化に伴って、業務処理量が急速に増加。バックアップなどの作業に多くの工数が掛かる点が課題になっていた。また市民の重要な個人情報を取り扱うことから、情報セキュリティの強化も図る必要があった。こうした点を解消し、今後に向けた新たなIT基盤を実現するのが今回のプロジェクトの狙いである。新システムには、日立のエンタープライズサーバ「AP8000E」と「仮想MTL(磁気テープライブラリ)」を採用。自治体システムに欠かせない高い信頼性と可用性を確保すると同時に、バックアップ業務の効率化や個人情報保護対策など、さまざまなメリットを実現している。




 

システムの処理能力向上とセキュリティ強化が課題に

 
企画調整部 情報政策課 課長 中務英一氏
企画調整部
情報政策課
課長
中務英一氏
 
 大阪府南部に位置する岸和田市は、大阪湾と和泉山脈の豊かな自然環境に恵まれ、城下町として古くから栄えた歴史を持ち、現在でも泉州地方の中核都市として発展を続けている。また同市の名前を全国に知らしめているのが、300年以上の歴史を誇る「岸和田だんじり祭」だ。祭りの期間中、市は全国から訪れた50万人以上の見物客でにぎわうという。
 こうした同市の市政を情報面から支えているのが、IT部門である情報政策課だ。「各担当課に対して最適な業務環境を提供するのが我々の役目。現場が働きやすいインフラを実現することで、市民サービス向上に貢献していきたい」と中務氏は語る。
 同課では市役所内の各種業務システムを構築・運用しているが、その中でも特に大きな取り組みとなったのが、基幹系IT基盤の刷新プロジェクトである。
 「業務処理量が増加したことで、システムの処理能力不足や作業負荷増大などの課題が生じてきました。また、個人情報保護や情報漏えい対策を図るために、セキュリティ強化も推進する必要がありました」と中務氏。
 そこで同市では、2004年秋頃より基幹系IT基盤刷新に向けた取り組みに着手し、日立のエンタープライズサーバ「AP8000E」とLTOライブラリ装置、それにMTLのエミュレーションを行う「仮想MTL」を2005年秋に採用した。
 
 

AP8000Eと仮想MTLを導入しバックアップ業務の効率化を実現

 
企画調整部 情報政策課 電子計算システム担当長 野村泰仁氏
企画調整部
情報政策課
電子計算システム担当長
野村泰仁氏
 
企画調整部 情報政策課 主査 橋本 純氏
 
企画調整部
情報政策課
主査
橋本 純氏
 
 旧システムにおける業務課題としては、まずバックアップに関する問題が挙げられる。以前はデータ保管や外部交換用にCMT(磁気テープ)を利用していたが、この巻数が約4,000巻にも達していた。同市ではこれらを整理・保存するために、専用のCMT保管庫を設置。さらにマシンルーム内にもCMT保管用のラックを置くなど、相当なスペースが占有されていた。
 「しかも保管だけでなく、運用面でも問題がありました。たとえばデータベースのバックアップ作業などでは、一度に50巻近くのCMTが必要になります。事前の準備やハンドリングが非常に大変でした」と野村氏は振り返る。
 「当市では長年にわたり日立のメインフレームを採用しており、その性能、信頼性には全幅の信頼を置いています。AP8000Eなら、従来は2台導入していたCPUをPRMF機能で1台に統合できる上、仮想MTLによる運用効率化も図れます」と中務氏はその理由を説明する。
 仮想MTLとLTOを導入した効果は非常に大きく、従来は日次/月次バックアップに約250巻を要していたCMTが、LTO4巻にまで激減。しかもこのLTO内のデータは暗号化されているため、セキュリティも大きく向上した。さらに保管庫内のCMTについても、仮想MTLへの移行を行うことで4,000巻から100巻へと1/40に削減。また、バックアップ業務の効率化も実現できた。
 「以前はバックアップ作業前にCMTのラベル番号を確認したり、ジョブを修正したりする必要がありました。しかし仮想MTLになってからは、こうしたことを意識しないでも済みます。特に定例的な運用については、相当負荷軽減が図れました」と橋本氏は語る。
 

大幅に向上したパフォーマンス日次バッチ時間を2/3に短縮

 
企画調整部 情報政策課 主査 小林大樹氏
企画調整部
情報政策課
主査
小林大樹氏
 
 システムの処理能力も、従来と比べて大幅に向上した。たとえば日次バッチに要する時間は、旧システム時代の約2/3に短縮。
 「導入から一年間の全バッチ処理時間を合計してみたところ、以前の1/2近くにまで減っていました。これだけ性能がアップすると、効果がはっきりと体感できます」と橋本氏。
 CPU能力を必要に応じて柔軟に配分できるPRMA E3の変動共用機能や、高速データ転送が可能なFIBARCチャネルの導入が、こうした処理時間短縮に寄与している。
 また、もう一つ見逃せないのが、特定の処理を高速化するオプション「アクセラレートプロセッサ」の採用だ。新機能として追加された仮想MTLやLTOなどの処理をアクセラレートプロセッサで行うことで、従来と変わらないパフォーマンスを確保しているのだ。
 「現在はLTOへのバックアップを日中のオンライン業務と同時並行で行っていますが、性能低下などの問題はありません。アクセラレートプロセッサがなければ、こうした運用は実現できなかったでしょう」(野村氏)。
 懸案であったセキュリティについても、VOS3/LSの総合利用者管理機能が役立っている。ユーザー管理、システムデータセット/システムボリュームへのアクセス制限、各種ユーティリティの使用制限などを行うと同時に、データ転送履歴の記録・蓄積も実施。不正なデータ持ち出しが生じないよう常に監視している。
 「安全・安心を確保する上で、大きな効果がありました。今後も継続的に運用の見直しを図り、さらにセキュリティを強化していきたい」と小林氏は語る。
 

システム運用の効率化にVOS3専門部隊が貢献

 
 新システムが稼働したことで、システム運用の効率化も実現できた。
 たとえば従来はシステムの起動や終了を行う際に、手順書などに従って手動で操作を行っていた。しかしVOS3/LSの統合システム自動運転機能「AOMPLUS」にシナリオをセットすることで、作業に必要な一連の操作の自動化を実現。橋本氏は「しかも平常時用、休日のメンテナンス用と数パターンのシナリオを用意したため、非常に運用が容易になりました。あまり経験のないスタッフでも、ミスなしで簡単に起動や終了が行えます」と評価する。
 また今回のAP8000Eの採用を契機として、COBOLコンパイル環境の見直しも実施。「以前はコンパイルオプションにスタティックリンクとダイナミックリンクが混在していたのですが、日立の協力を得て移行時にすべて修正しました。こうした作業や新機能の導入を支援してくれた日立のVOS3専門部隊には、大いに感謝しています」と橋本氏は続ける。
 9年ぶりの大々的な基幹系IT基盤刷新だったが、岸和田市では今後も次世代に向けた挑戦を続けていく。
 「電子自治体への取り組みやITによる市民サービス向上など、取り組むべき課題はまだまだ多い。日立のサポートにも、大いに期待しています」と中務氏は今後の抱負を語った。
 
岸和田市のシステム概要の図
 
岸和田市の新システム概要
 
 

[お客さまプロフィール]岸和田市

岸和田市の写真
だんじり祭とお城の街として知られる岸和田市。みかんや桃、水なすの産地であると同時に、大阪府下トップの水揚げ量を誇る漁業の街でもある。明治以降は商工業も活発に行われ、多くの企業や商業施設が活躍。泉州地方の中核都市にふさわしい発展を遂げている。
 
www.city.kishiwada.osaka.jp

 
 

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特記事項

 
2007年9月17日 日経コンピュ−タ掲載
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事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
 
 
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