高付加価値なBPOサービスの展開に
日立のイメージングOCRをフル活用
経営資源の最適化やコア業務へのリソース集中を図るため、
さまざまな業務を一括して外部に委託するBPO*1サービスの活用が本格化しています。
長年にわたるデータプリントのノウハウを核に幅広いBPOサービスを展開している
共同印刷株式会社(以下、共同印刷)は、紙媒体のイメージ化やデータ化を起点とする
高付加価値なトータルソリューションに日立のイメージングOCR*2を活用。
業務を止めない信頼性と多彩な機能で、お客さまの課題解決を力強くサポートしています。
1897(明治30)年創業という長い歴史を誇る共同印刷。 同社は、印刷を取り巻く環境変化に柔軟に対応してきた豊富な経験とノウハウを生かし、現在はプリンティングにとどまらない多種多様なビジネスを展開しています。 例えば、各種媒体の企画・制作などのクリエイティブ事業、ICカードやRFID*3ソリューションの提供、ITソリューションサービス、生活・産業資材として利用される機能性素材の開発など、その事業領域の幅広さは、まさにお客さまの戦略的課題をトータルに解決できる総合力にあふれています。
なかでも、データ処理から各種加工・発送までをワンストップで提供するデータプリントサービスや、申込書などの返信受付業務、大量のデータエントリーなどを行うバックオフィスサービス、各種試験の運営サポートサービスといった豊富なメニューを取りそろえたBPOサービスは、クオリティの高さと実績により業界内で高い評価を得ています。 そしてその業務運営を力強くサポートしているのが、日立のイメージングOCRです。

共同印刷株式会社
ビジネスメディア事業部
製品サービス設計部
第1課
牧 友彦氏
「当社ではBPOサービスの提供を本格化させた2001年ごろから、一貫して日立さんのOCRを導入してきました」と語るのは、ビジネスメディア事業部 製品サービス設計部の牧 友彦氏。 牧氏によれば、選定時のテストにおいて日立OCRは、読み取りスピードや認識率の高さだけでなく、しわが寄った紙、写真を貼った紙などに対してもトラブルのない搬送性能が高く評価されたとのこと。 このため同社のBPOサービスの業容拡大にともない、日立OCRの導入台数も着実に増え、現在同社のBPOサービス拠点である川島ソリューションセンター内では、卓上型の「HT-4139」だけでも10数台が稼働しています。
「BPOサービスにおいて最初にOCRを適用したのが、大学向けの試験運営サポートサービスでした。 具体的には、志願者から送付されてきた入学願書のデータエントリー、顔写真イメージも含めた受験票への印刷展開などに利用しています。 日立さんのOCRは読み取り精度が高く、処理スピードも速いので非常に助かっています」と牧氏は喜びます。 さまざまな資格試験や入会申請などの受付業務においても、写真や添付書類を含めた複数帳票を一括してデータ処理したりイメージ化する業務で、日立OCRはフルに活用されています。
「文字認識だけでなく高精細なイメージ化も図れるOCRを導入したことで、お客さまに業務委託を提案する際の幅が広がりました。 例えば、一人あたり複数枚の解答用紙で構成される論文試験の場合、本紙をそのまま採点者に渡すと、破損や改ざん、紛失のおそれがあるということで、それまでお客さまは職員総出で何万枚もの解答用紙をコピーし、採点者別に仕分けするなどの多大な作業に追われていました。 これに対して当社は、解答用紙をすべてイメージングOCRで高速スキャニングしてイメージ化する一方、氏名や受験番号、バーコードをOCRで読み取ることで採点者別に仕分けして印刷納品するなど、原本を損なうことなく業務を大幅に効率化・スピード化する提案を行い、BPOサービスの採用をいただきました」と牧氏は語ります。

共同印刷株式会社
ビジネスメディア事業部
製造本部
製造技術部 製造技術課 主任
横江 省宏氏
この業務では毎年ピーク時になると、合計60万枚/週ほどの解答用紙を実質5日間でイメージ化してお客さまに納品しなければなりません。 このためOCRは連日休みなく稼働する状態となりますが、「これまで日立のOCRでトラブルが発生したという記憶はありません」と、ビジネスメディア事業部 製造技術部 主任の横江 省宏氏は断言します。 さらに、横江氏は「プリンターやOMR*4のシステムは長時間稼働させると紙詰まりやローラー故障が発生しがちですが、日立のOCRではそれがない。この信頼感は何物にも代えがたく、当社に欠かせない戦力となっています」と語ります。

共同印刷株式会社
ビジネスメディア事業部
製品サービス設計部
第1課 課長
安間 岳弘氏
「当社のBPOサービスの特長は、迅速・確実なデータ処理だけにとどまりません」と語るのは、ビジネスメディア事業部 製品サービス設計部 課長の安間 岳弘氏。 「例えば試験運営サポートサービスでは、上流工程にある出願書類の設計・印刷から、コールセンターによる各種問い合わせ対応、願書受付後の受験票発送、採点処理、合否通知や合格証の発送、入学時の写真入り学生証の印刷まで、本業であるプリンティングの強みも生かした一連の業務を一括アウトソーシングしていただけることが大きな特長です。 また、さまざまなアンケート業務のサポートサービスでは、用紙の回収から集計・分析、報告書をデータベース化しての納品までをトータルに受託するなど、お客さまの業務負荷を軽減し、複数業者の窓口も一本化したワンストップサービスで対応することをモットーとしています。 もちろん個人情報保護に対してもしっかりとしたセキュリティ体制をとっています」と安間氏は語ります。
BPOサービスのメニュー拡大にともなう各種OCR/イメージングアプリケーションの開発は、共同印刷社内で行われています。 「導入当初は社内の経験が浅かったため、日立OCRソリューションサービスを使い、帳票設計やパラメータ設計を支援していただきましたが、3年目あたりから徐々に社内で設計するようになり、今ではほとんどの業務を自社開発しています。 日立さんのOCRパッケージは非常に使い勝手がよく、アンケートハガキ程度なら数時間で完成してしまいますし、電話でのヘルプデスクサポートで面倒なパラメータ設計もていねいに教えていただけるので助かります」と牧氏。 「とはいえ、まだOCRパッケージが持つ豊富な機能のすべてを活用しているとはいえません。 今後は日立さんから、それぞれの機能がどのような業務に役立つのか、さまざまなフォローや新たな提案をいただけるとうれしいですね」と安間氏は期待を寄せます。
現在はHT-4139のリプレースを控え、次期導入モデルの本格的な選定作業に入っているという共同印刷。 デジタル化の波が押し寄せる今も、人々の社会生活に欠かせない紙媒体へのプリンティングというコアコンピタンスを生かし、柔軟性の高い業務展開で新たなイノベーションを生み出し続ける同社を、日立はOCRの継続的な機能強化と関連ソリューションの拡充により、力強くバックアップしていきます。

卓上型OCRスキャナ「HT-4139」の利用風景
[お客様プロフィール] 共同印刷株式会社

[本社] 東京都文京区小石川4-14-12
[設立] 1925年12月26日
[資本金] 45億1千万円
[組合員数] 1,865名(2013年4月1日)
[事業内要]
雑誌・書籍などの出版印刷、カタログ・カレンダー・POPなど一般商業印
刷、高級美術複製品、紙器・チューブなどの生活資材、高機能フィルムな
どの産業資材の製造、クリエイティブ・ITビジネス関連の企画・ソリューショ
ン、ICカード・RFIDなどの開発・製造、情報技術・情報システムの開発など
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