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Hitachi

OCRとイメージスキャナ

イメージングOCR「HT-4138」の活用で
自治体業務の効率化と高付加価値化を推進

地方自治体において、ITを基盤とした業務効率の向上やコスト削減が急がれる中、膨大な数の帳票をデータ化したり、紙文書の保管負担の軽減に欠かせないツールとなっているのがOCR*1です。
三重県の自治体や民間企業を中心に、幅広い情報システム開発とサポートサービスを手がける「株式会社 松阪電子計算センター」では、5市5町の収納業務システムに日立のイメージングOCR「HT-4138」を適用。
事務作業の大幅な効率化を実現したほか、土地課税台帳などのイメージ入力にもOCRを適用した高付加価値なソリューション提案を行っています。

*1
OCR : Optical Character Reader(光学式文字読取装置)

開発・運用・保守に至るトータルソリューションを提供

 1967年(昭和42)、三重県で初めて汎用コンピュータによる情報処理サービスを開始した「株式会社 松阪電子計算センター(以下、MEC)」は、三重県や地元の松阪市をはじめとする自治体および民間企業に対し、システムインテグレーションやアウトソーシングサービス、ソフトウェア開発、ネットワーク構築サービスなどを幅広く提供。 地域の情報化に長年貢献してきたSI企業として確固たる地位を築き上げ、昨年5月2日に創業40周年を迎えました。

写真:岩塚 義秀氏
株式会社松阪電子計算センター
第1システム部 部長
岩塚 義秀氏
写真:河門 章雄氏
株式会社松阪電子計算センター
第1システム部
1課(収納)課長
河門 章雄氏

 「当社は長年にわたって官公庁や自治体、外郭団体へ、質の高い情報サービスを提供してきた歴史と実績があります。なかでも自治体関係では、住民情報、税務情報、福祉情報、内部情報系システムのコンサルティングから開発、運用、保守に至るまでのトータルソリューションを提供し、お客さまから高い評価をいただいてきました」と語るのは、第1システム部 部長の岩塚 義秀氏。 岩塚氏によれば、MECでは自治体の受託計算業務に対応するため、1981年頃から日立のOCRを導入していたとのこと。

 第1システム部1課(収納)課長の河門 章雄氏も、「当初はHITACT-550という、今から見れば非常に大型のOCRシステムが活躍していましたが、その後も小型化されたHT-4133、HT-4134と、日立さんのOCRを継続的に活用し、お客さまに対するさまざまなソリューションを提案してきました」と振り返ります。そして現在、MECが5市5町からシステム構築とサポートを受託している収納業務システムのプラットフォームとして、各庁舎内で活躍しているのが日立のイメージングOCR「HT- 4138」です。

処理性能と開発性の高さを評価

写真:OCR帳票例
OCR帳票例

 収納業務システムは、金融機関から各市町に送付された納入済通知書に記載された内容をOCRでデータ化し、入金消込み業務を支援するもの。それぞれの市では1日平均3,000枚のOCR処理が行われていますが、実際に作業を担当されている職員の皆さんからは、「処理スピードが速いうえに誤読率が低く、耐久性にも優れている」との評価が寄せられているとのこと。

 河門氏もHT-4138の選定理由として、こうしたハードウェアとしての処理性能の高さと耐久性に加え、開発者側から見たソフトウェアの優秀さをあげます。

 「日立のOCRは、何よりも開発のしやすさが非常に優れています。例えばVISUAL-FGという機能を使うと、従来のように帳票サンプルをいちいちミリ単位で計測して読み取りパラメータを作成する必要がなく、画面上のマウス操作だけで帳票パラメータ作成ができてしまいます。 また、過去からのソフトウェア資産をそのまま活かせる開発効率の良さが、プログラム作成の迅速化と低価格化につながり、お客さまへの適切なコストでのソリューション提供につながっているわけです」

より高性能なHT-4139へのリプレースを提案

 日立のOCRは収納業務以外にも、さまざまな用途で活躍しています。

 「例えば、県の交通災害共済などの加入申し込み書、軽自動車税などの異動申告書のデータ化などに使われています。また、ある市では固定資産税の土地課税台帳や家屋課税台帳のイメージ化にも活用しています。このシステムは当社と日立で共同開発したプログラムを使っていますが、膨大な紙台帳をイメージデータ化し、基幹システムとの連携も実現したことで、同じ端末上で課税情報が一元的に把握できます。 これにより、事務作業の効率化と納税者対応の省力化につながったと、非常に喜ばれています」(河門氏)

写真:HT-4139

 業務効率のさらなる向上と、より付加価値の高いソリューション提案のため、MECでは各市町に対し、HT-4138の後継機であるHT-4139へのリプレースを提案している最中です。最新機種であるHT-4139は、帳票読み取り速度が約160枚/分*2(HT-4138は125枚/分)と大幅に向上し、卓上型OCRとしては業界トップクラスの性能を実現。 イメージスキャナとしての入力機能も強化され、高精細イメージ入力(600dpi)が可能となったため、長期保存したい精緻な図面なども安心して取り込めます。また、OCR帳票の読み取りと一般書類の画像入力を一括混在処理できるため、e-文書法対応システムでの入力デバイスや幅広いドキュメントソリューションに対応する製品として、活用シーンが一段と広がりました。

 「処理能力の向上は、そのまま職員の皆さんの事務効率向上につながりますし、イメージ入力機能の強化は、ペーパーレス化に向け、さまざまな用紙の取り込みを可能とする新しいソリューション提案にもつながります。このため当社としても早い時期にHT-4139へのリプレースを実現していきたいと思います」(河門氏)。

*2
読み取り速度 約160枚/分(A4横長帳票・手書き数字300字)

基幹システムと連携させた高付加価値システムを追求

 今後は税務関係の帳票だけでなく、上下水道や介護保険といった幅広い帳票のOCR処理システムを提案しながら、それらのデータを基幹システムと連携させた、より高付加価値なシステムづくりにも力を入れていきたいと語るMECの皆さん。日立のイメージングOCRを適用した積極的なビジネス展開とソリューション開発を続ける同社の活躍を、これからも日立はOCRの継続的な機能強化と関連ソリューションの拡充によって、力強くバックアップしてまいります。

写真:活気あるシステム部のオフィス
活気あるシステム部のオフィス

[お客様プロフィール] 株式会社 松阪電子計算センター

株式会社 松阪電子計算センター

[本社] 三重県松阪市石津町字地蔵裏353番地1
[代表取締役社長] 森山 隆生
[従業員数] 286名(平成19年4月1日現在)
[事業概要]
電子計算機およびその関連機器による情報処理サービス、情報処理サービスにおけるシステム設計およびプログラム開発、データ入力サービス、OA機器および関連機器販売、インターネットプロバイダー事業、アウトソーシング事業など
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ソリューション

お問い合わせ

本件に関する詳細など、お問い合わせは下記までご連絡ください。

  • * お問い合わせは株式会社日立情報通信エンジニアリングが承っております。
    上記リンクをクリックすると、株式会社日立情報通信エンジニアリングの「OCRソリューションサービスに関するお問い合わせ」ページへ進みます。

特記事項

  • 2008年2月「はいたっく」掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • * 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社日立情報通信エンジニアリング イメージソリューションセンタ(営業統括本部 販売推進センタ)が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
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