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OCRパッケージ4

標準的な読み取りおよびデータチェック/修正機能を支援します。
また、修正画面のレイアウトの自由度向上、およびイメージ表示機能の強化等により、イメージを見ながらの修正の作業性が大幅に向上致しました。

ソフトウェアの画面

OCRパッケージ4/VFG

ビジュアル的なOCR帳票の定義と修正用画面の自動作成を可能にする、フォーマットゼネレータを提供します。
自動作成された画面を変更したい場合は、マウス操作とダイヤログに対応するだけで、独自の修正画面を設定することが可能です。

VFGの画面

OCRパッケージ4/拡張ユティリティ

読み取り、修正後のコードデータのCSV、XML形式出力、イメージデータの各種出力形式(BMP、TIFF、JPEG、PNG、JPEG2000、PDF、GIF形式)に対応しています。
また、イメージファイル出力やCSV、XML出力のファイル名称もカスタマイズ可能ですので、業務アプリケーションとの連携がスムーズになります。

  • * 出力可能なイメージの形式はOCRスキャナの性能に依存します。
  • * Intel社以外のCPUは、機能が制限される場合があります。

OCRパッケージ4/拡張Pack

OCRパッケージ3ソフトウェア「OCRパッケージ3/修正拡張」と「OCRパッケージ3/データ処理拡張」を「OCRパッケージ4/拡張Pack」に統合しました。
個人情報漏えい保護に対応したOCRシステムを実現できます。
読み取り結果の確認・修正作業時の個人情報漏えいを防止するため、画面上の任意の情報を非表示もしくはマスキングするアクティブフィールド修正機能を提供します。
作業担当者の操作権限に応じて表示可能なフィールドを指定したり、帳票イメージ画像に対し、読み取るフィールドや指定したイメージエリアのマスキング処理を行えます。

拡張Packの画面

OCRパッケージ4/単語照合

手書き漢字フィールド読み取り時に利用できる辞書機能として提供します。また、一般的な単語辞書および住所、氏名辞書に加えて、顧客特有の単語辞書(会社名、製品名など)を加えての照合チェックを行うことも可能です。
また、半角カナフィールドの照合機能もサポートし、カナフィールド用の姓名辞書も提供します。ユーザ独自の辞書も作成することが可能です。

  • * 2022年3月31日更新分までの住所情報を住所辞書に追加。

OCRパッケージ4/マルチ修正

ネットワーク環境で複数台のパソコン上で一つの読み取りデータを複数人で分割して修正することができます。また、一台のパソコン上で帳票を読み取りながら、同じファイルに対してデータの修正を行うこともできます。

OCRパッケージ4/分割修正

一つの帳票データを枚数単位やバッチ単位に分割し、複数の修正用パソコンから同時に修正業務を分割処理することができます。作業者単位の進捗状況の管理やバッチ構成、シート間チェックを含む業務にも対応しています。

OCRパッケージ4/Plus

OCRの機能をActiveXコントロールで提供。VC++等での開発ツールにて固有のOCR業務構築やWebシステム作りを行なうことが可能になります。

簡易帳票を作成できる「OCRパッケージ4/フォーム印刷」機能

「OCRパッケージ4/フォーム印刷」を使えば、手作りの簡易帳票(黒線枠帳票)をワープロ感覚で作成できます。また、作成した帳票は複写機などでコピーして利用できるほか、その読み取りに必要となる帳票定義パラメータは作成時に自動生成されるので、すぐにでも読み取り処理が行えます。
なお、読み取り結果はCSV形式に変換出力できるので、表計算ソフトウエアに取り込めば、データの集計・分析などを行うことも可能です。(OCRパッケージ4/拡張ユティリティが必要です)

フォーム印刷の画面

OCRパッケージ4/分離認識、分離認識スキャンライセンス

分離認識機能により、蓄積したイメージファイルから文字認識を行うことができます。
OCR認識は、イメージファイルだけでは高精度を得ることができません。
OCRスキャナ個々の特性(装置固有情報)に基づいて補正することではじめて高精度なOCR認識が可能となります。
「分離認識スキャンライセンス」を使用することで、イメージファイルと同時に装置の固有情報も取得できます。
「OCRパッケージ4/分離認識」と「分離認識スキャンライセンス」を合わせて使用すれば通常の処理と同等の高精度な文字認識が行えます。
文字認識に時間がかかる複雑な帳票では、スキャンと文字認識処理を分離することで処理の高速化が図れます。

  • * イメージ入力を実施していないPC上で分離認識によるOCR処理を行う場合、サーバ向けのライセンスが必要になります。別途ご相談ください。

分離認識

OCRパッケージ4/DB連携

OCRの読み取り結果ファイルはテキスト形式で出力しますが、「OCRパッケージ4/DB連携」を使用することで、データベース形式に直接出力することが可能になります。
読み取り結果をデータベース形式へ変換するアプリケーションの構築が不要です。

複数のOCR装置からの読み取り結果を1つのデータベースに出力できるため、データを集約して管理できます。
データベース機能を利用することで、読み取り結果を複数PCから同時修正する分割修正の機能、また簡易ファイリング機能にも対応できます。

データベース連携の画面

  • * 前提データベースは、Microsoft SQL Server 2014 Standard Edition/Express Editionですが、レポーティングと分析用の基本機能が含まれたStandard Editionを推奨します。

ICRキャプチャ

「ICRキャプチャ」を利用すれば、イメージスキャナやドキュメントスキャナのように、高精細・フルカラーの大量書類を効率的に入力できます。
ICRキャプチャでは、業務ごとにイメージ採取パラメタを定義することができます。
イメージの傾きの自動補正や、イメージ表示面数、イメージリスト表示項目等をパラメータで指定することで、業務に適したイメージキャプチャリング環境を整えることができます。
また、写真の中間調や地紋・網点内の文字を巧みに表現します。用途や帳票に合わせて画質を細かく調整できます。

  • * 対応するOCRスキャナは、HT-4165、HT-4161モデルです。

ICRキャプチャの画面

OCRフォント

プリンタで印字できるOCR-Bフォント、および手書きフォント(TrueType)を有償で提供します。文字種は英数カナと一部の記号です。OCR読み取り対象を本フォントで印字することにより、OCRの読み取り/運用効率の向上がはかれます。

TWAIN接続対応

OCRフレンド基本にはTWAINドライバが添付されています。
TWAIN対応の豊富なアプリケーションソフトウェアが利用できます。*1
対象OCRスキャナは、HT-4165、HT-4161モデルの2種類です。
画像の取得面は1種類のみで、表/裏のイメージ1種類(OCR/2値イメージ*2/グレイスケール*2*3/カラー*2*3)を選択可能です。
両面読みの場合は、表/裏それぞれイメージ1種類ずつ取得可能です。
出力線密度は入力線密度に従います。

*1
TWAIN対応アプリケーションの中にはご利用できない場合もあります。
*2
表マルチセンサ機構または、裏マルチセンサ機構が必要です。
*3
カラー画像入力機構が必要です。
  • * TWAINドライバをアプリケーション側から制御して動作させる場合に必要となる、開発者向けの仕様書を提供しています。詳細は下記へお問い合わせください。

お問い合わせ

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  • * お問い合わせは株式会社日立情報通信エンジニアリングが承っております。
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