キーマンズネット掲載記事

いろいろ“できる”ビデオ会議より、誰でも“使える”ビデオ会議
5年ほど前に導入したビデオ会議が「今ではすっかり使われなくなってしまった」と嘆くシステム管理者の声を多く耳にする。この原因としては映像や音声の途切れだけでなく、「操作に慣れた管理者がいなければ使えない」という問題や、拠点数の拡大に高額のMCU(多地点接続装置)が必要であったことも挙げられる。そのため、中には自席PCから手軽に参加できるWeb会議に乗り換える企業も。
そもそもWeb会議は各自のPCから参加するため、1対1の共同作業には適している。一方、ビデオ会議は、遠方にある各拠点の会議室に参加者が集まり、同じテーマについて話を進めていくもの。重要な意見交換や議論を行うために、遠方の拠点同士でも臨場感ある会議を再現して意識の共有を図る“会議の場”の実現にはビデオ会議が適していると言える。
そこで紹介したいのが、HD対応による高画質へのこだわりと、使いやすさで好評を得ている日立のビデオ会議システム「Wooolive」。この7月には、最大20拠点対応の簡単、お手軽導入が可能な「ビデオサーバS」が新登場した。使いやすさも、更に向上しているという。
では、いかに使いやすさが向上しているかをケーススタディで見ていこう。これからビデオ会議を導入しようとしている企業も是非参考にしていただきたい。
数年前に、全国に散在している拠点とのコミュニケ−ションを図るため、ビデオ会議を導入したA社。
しかし、その運用の実態としては、会議開始1時間前から、システム管理者がビデオ会議システムのセッティングや、接続確認をしなければならない状況。設定に手間と時間がかかるため、時には会議開始時間になっても、なかなか会議が始められないことも…。「30分の会議に1時間も準備時間がかかっていては、結局、出張した方が効率的なのでは?」という声も上がっていた。
また、会議を開催する中では、参加予定者となっていた部長や課長が急に出張となり欠席することもある。仕方なく残りのメンバーでビデオ会議を行っていたものの、決定的な意見が出ず、結局、再度会議を開催しなければならないこともあった…。

こうした状況を改善するため、A社では日立のビデオ会議システム「Wooolive」<中小規模向けモデル>を導入。
特に重視したのは「使いやすさ」であった。というのも、「Wooolive」は事前の会議予約は必要なく、開始5分前にビデオ会議の準備をすればいい。この使いやすさにより、対面で行う会議と同様のスムーズさで遠方拠点とのビデオ会議が行えるようになった。
「Wooolive」の導入効果はこれだけではなかった。「Wooolive」はPCからでもビデオ会議に参加可能。そのため、急遽地方に出張となってしまった社員もモバイルPCから予定通り会議に参加でき、有意義な会議を行えるようになった。
これにより、対面会議同様の会議運用のスムーズさを実現し、しかも会議への欠席者を出すことなく、業務の効率アップにつながった。

日立の「Wooolive」<中小規模向けモデル>は、会議開催時の設定・操作が非常に簡単だ。
アドレス帳、参加予定表からの簡単操作により、管理者不在でもユーザだけで手軽に会議を開催可能。従来のビデオ会議に見られた会議開催前の面倒な設定の手間を解消しており、システム管理者の負担を大いに軽減する。

「Wooolive」の次の大きな特長として、専用機を配置した拠点からだけでなく、PCからもビデオ会議に参加できる点が挙げられる。これにより、下記のようなメリットが生まれる。
「Wooolive」は、場所にこだわることなく、外出先からモバイルPCでビデオ会議に参加できるため、会議参加予定となっていた担当者が急に出張になってしまった場合でも、出張先から会議に参加可能。会議日程の再調整も必要なく、予定通り会議ができる。

最大1280×720画素のHD画質に対応し、高画質映像を実現。更に、映像符号化「H.264/SVC」により、ネットワークの通信状況が悪化しても、自動的に解像度を変化させて乱れのない映像を送受信できる。
ビデオ会議では、マイクが資料をめくる音まで拾ってしまい、会話の妨げになることもある。この対策として「Wooolive」は「不要音除去機能」を採用。デスク上で資料をめくる音や、PCキーボードをたたく音などの雑音を抑制し、口の高さの音のみを集音することができる。空調の音などもカットでき、更に「適応型エコーキャンセラー」で不快なエコーも抑制。自然でスムーズな双方向会話を実現する。

従来のビデオ会議では、多拠点との同時接続には高額なMCUが必要となり、しかも拠点増設を行う際にはMCUを買い替えなければならない場合も。しかし、「Wooolive」では優れた拡張性を実現している。
これだけの拡張性を備えながらも、80万円を下回る低価格を実現しているので、初期コストを抑えられ、中小規模のビデオ会議を導入したい企業にとっては嬉しい製品だ。
さらに「Wooolive」は、ユーザの利用状況を把握したり、障害発生時には通信ログにより迅速な切り分けもできる。
ビデオ会議の導入には、事前にデモなどでその性能をチェックしておくことが欠かせないもの。 日立製作所では、東京ショールーム、大阪ショールームで「Wooolive」のデモを実施中。興味がある方は 「Wooolive」の実力を体感してみてほしい。お問い合わせからもデモ希望を受け付けている。

| 製品名 | ビデオ会議システム<中小規模向けモデル>(ビデオサーバS) |
|---|---|
| メーカー | 日立製作所 |
| 寸法 | 330(幅)×400(奥行)×90(高さ)mm ※突起物含む |
| 質量 | 8kg |
| 電源 | AC100V 10% 50/60Hz |
| 形状など | 中小規模モデル用会議サーバ |
| 対応プロトコル | 独自 |
| LANインターフェース | 100BASE-TX/1000BASE-T |
| 通信回線 | IP |
| 映像符号化方式 | − |
| 音声符号化方式 | − |
| 映像インターフェース | − |
| 音声インターフェース | − |
| その他特記事項 | 【最大同時接続数】6〜20 【最大端末登録数】6〜20 附属品:電源コード、統合メディア |
〔キーマンズネット 2010年8月23日 掲載〕
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