2007年6月11日
自然な音声とクリアな映像で拠点間の距離を感じさせない
NGN時代の高画質・高音質ビデオ会議システムNetCS series「Sympasite」を発売
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:青木榮司)は、「ビジネスクラスVoIP ソリューションパッケージVoxiP(ボクシップ)*」のメニューであるIPビジュアルコミュニケーションシステムNetCS seriesの新製品として、高画質・高音質ビデオ会議システムNetCS series「Sympasite(シンパサイト)」を2007年7月6日より発売します。
近年の企業経営においては、経営判断や意思決定の迅速化が企業の生き残りの鍵となっています。特に離れた拠点がある場合、拠点間のコミュニケーションの質を高める手段として、ビデオ会議システムの導入が進んでいます。 一方、通信事業者が提供する次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)のサービス開始が間近になり、IPブロードバンド回線は更なる高度化および普及が見込まれています。このような背景を踏まえ、日立コムでは、自然な音声とクリアな映像で拠点間の距離を感じさせない、IPブロードバンド回線対応の高画質・高音質ビデオ会議システムNetCS series「Sympasite」を発売します。
「Sympasite」は、拠点間の通信、映像などの制御を行うコントローラ、マイクアレイ、スピーカ、ネットワークカメラ及び映像機器(プロジェクタ、スクリーンまたはプラズマディスプレイ)により構成しており、他のHD(High Definition)ビデオ会議システムと比較して、低価格を実現しました。これにより、高画質・高音質ビデオ会議システムがより多くの企業に普及するものと期待しています。
「Sympasite」の発売に先立ち、日立コムでは1年半にわたりプロトタイプでの導入を実施しており、機能や操作性の改善はもとより、コスト削減およびコミュニケーション活性化の効果を検証しています。
日立コムでは、デスクトップ上のPCでの会議を想定したデスクタイプのビデオ会議システム「NetCS series」を提供しており、IPテレフォニーサーバ「IPTOWER-SPシリーズ」との連携やFOMA接続対応など、市場動向や顧客ニーズに合わせた機能強化を図っています。「Sympasite」は、会議室向けビデオ会議システムとして、NetCS seriesのルームタイプという位置付けで提供します。
「Sympasite」は6月13日(水)から15日(金)に開催される、アジア最大級のネットワーク・コンピューティングイベント「Interop Tokyo 2007」日立ブース(小間番号:7E31)に出展します。
解像度100万画素クラスの高精細ネットワークカメラを採用し、クリアな映像を実現しました。例えば、ホワイトボードの文字も鮮明に読み取れます。さらに一人ひとりの表情もはっきり分かり、出席者全員がひとつの会議室にいる感覚で、質の高いコミュニケーションが図れます。
専用サーバなしで最大5地点まで接続可能、映像機器はお手持ちのプロジェクタ、スクリーンなどを活用することにより、導入コストを低減できます。また、運用コストも、エントリーVPNを利用することで、低く抑えられます。
コントローラのほか、カメラやマイクもLAN接続できるため、会議室へのシステム設置は簡単です。また、従来のビデオ会議システムのように、面倒なリモコン操作をする必要はありません。会議を始める時も、画面を見ながらマウスでクリックするだけです。
3年間で3,000システム
機種 | システム価格 | 発売時期 | 出荷時期 |
---|---|---|---|
Sympasite | 134.4万円〜(税抜き128万円) | 2007年7月6日 | 2007年9月20日 |
「FOMA」は株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。
その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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