2005年9月20日
Linux対応のゲートウェイ専用SIPサーバソフト「NT−SA」を発売
−VoIPネットワークのIPアドレスを一元管理、保守運用コストを大幅に軽減-
株式会社 日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:青木 榮司)は、「ビジネスクラスVoIPソリューションパッケージVoxiP(ボクシップ)*1」を構成する「IP電話化 ソリューション」に対応した製品として、VoIPゲートウェイによる大規模ネットワークのIP アドレスを一元管理するSIP*2サーバソフト「NT−SA」を製品化し、10月20日より発売します。
企業内ネットワークは、音声系ネットワークとデータ系ネットワークを統合することで、通信費の削減のみならず、管理コストの削減や業務の効率化、生産性の向上などを実現することが可能となり、VoIPネットワーク導入に対するニーズが拡大しています。
中でも、VoIPゲートウェイは拠点間のVoIP化やIP電話サービスへの接続を容易に実現 する手段として注目されており、多くのユーザで導入が進められています。
このような状況において、各種PBXインタフェースに対応するラインナップの拡充や、SIPへの対応により、弊社のVoIPゲートウェイ「NTシリーズ」の出荷台数は、2004年度実績で前年に対し約3倍の実績を達成しました。
今回発売する「NT−SA」は、VoIPゲートウェイ「NTシリーズ」により構成される VoIPネットワークにおいて、IPアドレスや番号計画を一元管理することで通信コストの削減だけではなく、保守・運用コストを低減させることが可能です。
本製品は、従来H.323*3で行っていたゲートキーパによるゲートウェイ管理運用機能をSIP上で実現する新しいコンセプトのVoIPゲートウェイ専用SIPサーバソフトです。専用品と することで、従来のSIPサーバやIP−PBXでの管理と比較して、大規模ネットワークに対応しながらも、設定の容易さと大幅な低価格化を実現しました。また、拠点やゲートウェイ増設時に「NT−SA」の設定変更のみで実現でき、容易で迅速な対応が可能となります。その他にもネットワーク内の全通話ログを記録することで拠点ごとの呼数や呼量などを把握することにより、ネットワークの見直しや再構築時などに最適化を図ることが出来ます。
NTシリーズとして年間10,000台
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