
小型GPONシステムは、ITU-T勧告G.984に準拠したGPONインタフェース(下り2.4Gbit/s、上り1.2Gbit/s)を有する光アクセスシステムです。
写真上:AMN1620 GPON OLT
写真下:AMN1300 GPON Ethernet/ATM ONT
システムは、OLT(Optical Line Terminal)、ONT(Optical Network Terminal)、NE-OpS(Network Element Operation System)より構成されます。OLTは主に集約拠点に設置され、GPONインタフェースを1ポート、NNIインタフェースとしてギガビットイーサネット(1000BASE-X)を2ポート収容します。
ONTのラインアップは、Ethernetタイプに加え、ATMタイプを提供しています。ONTは、光カプラを介して1台のOLTに対し、最大32台まで収容可能です。
EthernetタイプONTは、UNIインタフェースとして10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポートを1ポート有します。
ATMタイプONTは、UNIインタフェースとしてSDH 155.52Mbit/s回線(STM-1)ベースのATM回線を収容するポートを1ポート有します。
NE-OpSは、サーバおよびHMI(Human Machine Interface)端末より構成され、最大300台のOLTとその配下のONTの運用情報を一括して管理できます。
OLTは、高さ1UサイズにPONポート、NNIポート、L2スイッチを搭載したオールインワンモデルであり、省設置スペース化が図れます。また、消費電力も50W以下と、低消費電力です。
上り方向は動的帯域制御により、1.2Gbit/sの帯域を効率的に各ユーザに分配します。トラヒックが混雑している時には、全てのユーザに公平に帯域分配し、トラヒックが少ない時には各ユーザに所定の帯域を配分します。
CoS、ToSを識別子としたサービスクラスの振り分けをサポート。高トラヒック環境における、重要サービスの通信帯域確保が可能です。
OLTのNNIポートは電気インタフェースにも光インタフェース(SFPはオプション)にも柔軟に対応。1000BASE-BX20もサポートし、最大20km離れた局舎にOLT単体を据え付け可能です。
NE-OpSより遠隔設定操作、状態読み出し、ループバック試験、トラヒックモニタやファームウェアのファイル更新が可能。また、OLTはインバンド制御インタフェースにより、NNIポート経由で制御することもできます。
UNIポートがEthernetタイプとATMタイプの2種類のONTをラインアップ。1つのOLTで、信号種別の異なるシステムを統合収容します。