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通信・ネットワーク

Hitachi

高い安定性とハイビジョン対応を評価し、日立のビデオ会議システム「Wooolive」を導入。
本社・店舗間のコミュニケーション強化に貢献

アパレル企業大手の株式会社 ジュン(以下、ジュン)は、本社・店舗間のコミュニケーションを強化し、事業戦略の実行力をより高めるために、ビデオ会議システムを活用している。同社は最初に海外のWeb会議システムを試してみたが、安定性などで同社が求めている要件とは合わなかった。
そこで改めて本格的なビデオ会議システムの選定に着手。高い安定性やハイビジョン対応などを評価し、日立のビデオ会議システム「Wooolive」を採用した。ビデオ会議システムとして重要な高い安定性とともに、ファッションビジネスを手がける企業だけに、商品のデザインや色などを忠実に伝えられる高精細な画質が求められたのだ。

事業戦略の意図を適確に伝え現場の実行力を高める

写真:中嶋 賢治 氏
株式会社 ジュン
アダム エ ロペ事業部
執行役員
中嶋 賢治 氏

1958年の設立以来、ファッションをひとつの文化としてとらえ、生活のあらゆるシーンに独自のスタイルを提案してきたジュン。
そのビジネスの一翼を担うのが、「Adam etRope」や「PINCEAU」などの多彩なブランドを展開するアダム エ ロペ事業部だ。
「セレクトショップを運営する当事業部では、日々の生活やライフスタイルに根ざした商品を提供することが重要なテーマです。同じブランドの店舗でも立地や環境によって品揃えを変えるなど、お客さまに最適な商品を提案できるよう心がけています」と中嶋氏は説明する。
ブランド価値の向上を図っていくためには、本社と店舗のコミュニケーションをいかに円滑に行うかがカギとなる。
「優れた事業戦略を立案しても、適切に実施されないのでは意味がありません。現場の実行力を高めるためには、事業戦略や施策の意図を適確に伝えられるコミュニケーションツールが必要です」(中嶋氏)。
さまざまな施策をよりスピーディに展開したいと考えた同社が注目したのが、ビデオ会議システムの活用だ。以前は月に一度、店長やリーダーを集めて会議を開いていたが、実際のビジネスは月単位ではなく週単位で動いている。とはいえ毎週会議を行うのでは、忙しい現場スタッフにとって負担が大きい。その点、ビデオ会議ならば、移動に要する時間を削減できる。
「メールなどと異なりビデオ会議ならば、表情や身振りなどで細かいニュアンスまで伝えることができます。経営方針や事業戦略をきちんと理解してもらう上では、こうしたことが重要なのです」(中嶋氏)。

高い安定性を評価し日立の「Wooolive」を採用

写真:大山 英樹 氏
株式会社 ジュン
情報システム部
責任者
大山 英樹 氏

同社がまず試してみたのは、海外のWeb会議システムだった。しかし、GUI*1など優れた点はあったものの、複数拠点をつないだ時に接続が切れるなど、ビジネスの現場で使うには問題があった。
「ビデオ会議システムとして、何より重要なのは安定性です」と大山氏は語る。
いくらコストがかからないと言っても、肝心の会議に支障をきたすようでは問題だ。そこで同社は、改めて本格的なビデオ会議システムの選定に着手。複数のソリューションを実際にテストし検討した結果、日立のビデオ会議システム「Wooolive」を採用した。
Woooliveは先進映像コーデック「H.264/SVC」を採用することで、エラー耐性の向上を実現。ネットワーク環境が悪化した場合にも、自動的に解像度を変化させて映像の乱れを防止する。使用する端末や回線状況によって全ての端末が同じ速度・解像度で送受信できない場合にも、ビデオサーバが各端末の能力に合わせた調整を自動的に実行してくれる。これにより、常に安定した状態でビデオ会議が行えるのだ。
このほかにも専用機のマイクアレイには、不快なエコーを抑える「適応型エコーキャンセラー」や、会話を聞き取りやすくする「不要音除去機能」など、円滑なコミュニケーションを実現するための機能が盛り込まれている。

*1
GUI:Graphical User Interface

国内ベンダーならではのサポート力も評価

写真:布施 隆 氏
株式会社 ジュン
情報システム部
布施 隆 氏

「高精細なハイビジョン映像による会議が、専用機タイプとパソコンの混在環境で行える ことも重視しました」と布施氏は話す。
アパレル企業である同社にとって、商品のデザインや色を忠実に伝えられるハイビジョン対応は必須要件だ。また、拠点側ではパソコンを端末として使用するため、専用機タイプとパソコンを併用できることも重要だった。
「現在はエリアオフィスと呼ばれる各支店と本社を結んで会議を行っていますが、パソコンが利用できれば、他の店舗からも参加できます。こうした将来に向けた拡張性が確保できる点も大きかったです」(布施氏)。
さらに、導入にあたってもう一つのポイントとなったのが、国内ベンダーならではのサービス・サポート体制だ。この分野では海外ベンダーの製品も数多く提供されているが、同社では導入支援やトラブル時の対応などに不安な部分があった。その点、国内ベンダーである日立の製品なら、安心して業務に適用することができる。
「実際に今回のプロジェクトでも、日立はネットワークの改善作業などにとことん付き合ってくれました。今後もこうした支援を続けてもらいたいと思います」(大山氏)。

画像:高精細なハイビジョン映像により、商品のデザインや色、素材の質感などを忠実に伝えることができる。
高精細なハイビジョン映像により、商品のデザインや色、素材の質感などを忠実に伝えることができる。

本社と現場が一体となりブランド価値の向上を追求

Woooliveによる新ビデオ会議システムは、2011年8月より稼働開始。週に一度のブランド戦略会議などに活用されている。
システムの中核を支えるビデオサーバには、6拠点同時接続用の中小規模向け製品である「ビデオサーバS」が採用されており、ポートライセンスを追加することで、20拠点までの同時接続が可能。導入時はスモールスタートで始めて、徐々に接続先を増やしていくことができるのだ。
「安定性が向上し、以前のように会議の途中で切れたりする心配はなくなりました。画質についても問題なく、商品のデザインや色、素材の質感などを忠実に伝えることができます」(中嶋氏)。
現在は、別事業部の「Ropé」や「VIS」のブランド戦略会議にもWoooliveが活用されている。さらに、会議以外でのWoooliveの新たな活用方法も検討されている。たとえば、本社と倉庫とをWoooliveで結び、在庫や出荷する商品の確認に利用するといった具合だ。もちろん、商品は全て品番で管理されているが、万一品番の文字や数字を間違えたりしたら、デザインや色の異なる商品が発送されてしまうおそれがある。その点、映像で実物が確認できれば、こうしたミスも事前に防げるというわけだ。
今後も同社は、ビデオ会議システムやSNS*2などを活用し、コミュニケーションのさらなる強化に取り組み、ブランド価値の向上を追求していく。
「本社と現場スタッフがダイレクトにつながるということは、当社とお客さまがダイレクトにつながるということでもあります。WoooliveやSNSなどのコミュニケーションツールを活用することで、お客さまの声やニーズをしっかりと受け止め、新たな提案につなげていきたい」と中嶋氏は抱負を語った。

*2
SNS:Social Networking Service

お客さまプロフィール

株式会社 ジュン

画像:株式会社 ジュン ロゴマーク

[本社] 東京都港区港南1-8-22
[設立] 1958年12月9日
[資本金] 11億円(グループ総計)
[従業員数] 2,533名(2012年4月1日現在)
事業内容: レディス・メンズファッション製品の企画、製造、販売を手がける大手アパレル企業。ファッションをひとつの文化としてとらえる同社は、生活のあらゆるシーンに独自のスタイルを提案。ラジオ番組の企画制作およびサウンドプロデュース、屋外広告媒体事業、ゴルフ場・レストラン・ワイナリー経営なども展開。

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