本文へジャンプ

Hitachi

通信・ネットワーク

テレビ会議システムに「Wooolive」を採用
政策推進や災害時の迅速な意思決定を支援

写真:岡山県庁 いま多くの自治体では、災害発生時のすばやい情報共有や迅速な意思決定のインフラとして、テレビ会議システムの導入が本格化しています。
IT先進県として知られる岡山県は、旧システムの更改にあたり、「安定性」「操作性」「拡張性」をポイントに日立ビジュアルコミュニケーション「Wooolive」*1を採用。
導入後まもなくの台風発生時に、その操作性と機動力を存分に証明したWoooliveは、定期的に開催される政策推進会議でも効果的に活用され、自治体運営に欠かせない基盤として活躍しています。

*1
Woooliveは、日立ハイビジョンテレビ「Wooo」と日立ビデオ会議システム「NetCS-HD」を活用したビデオ会議システムの名称です

3つのポイントを満たす新システムを調達

写真:岡山県 県民生活部 情報政策課長 小林 徹 氏
岡山県
県民生活部
情報政策課長
小林 徹 氏

岡山県は、全国に先駆け県内全域を結んだ高速大容量の光ファイバー網からなる「岡山情報ハイウェイ」を構築し、生活のさまざまなシーンでITの恩恵を実感できる「ユビキタス・フィールド岡山」の実現に向けた地域情報化施策を積極的に展開しています。
同県では以前から、業務効率の向上や意思決定の迅速化を図るため、テレビ会議システムを導入していましたが、その老朽化にともなうシステム更改にあたり、「大きく3つのポイントから新システムの調達を図ることにしました」と、県民生活部 情報政策課長の小林 徹氏は振り返ります。
「1つ目は『システムの安定性』です。映像と音声をともなうシステムですので、会議ではネットワークへの負荷も考慮し、常に安定性が確保されていることが重要です。2つ目は『操作性』。従来システムは常にわれわれ情報政策課の職員がそばに付いていなければ使えませんでした。新システムではそうした負担を解消するため、他の担当課の職員でも直感的かつ容易に操作できること、また、いつ、どのように使われたかのログが取得できるものを求めていました。3つ目は『拡張性』です。従来使っていた防災や政策推進会議以外の用途でも、遠隔地の拠点や現場とを結べるよう、専用機だけでなくPCなどでも使える拡張性を備えたシステムが必要だと考えていました」と小林氏は続けます。

写真:岡山県政策推進会議風景
岡山県政策推進会議風景

ログ機能やサポート体制も大きなポイントに

写真:岡山県 県民生活部 情報政策課 情報化推進班 主任 有本 英右 氏
岡山県
県民生活部
情報政策課
情報化推進班
主任
有本 英右 氏

岡山県では、これらの要件を記した入札仕様書を開示し、総合評価一般競争入札を行った結果、新たなテレビ会議システムとして選ばれたのが、日立のWoooliveだったのです。
選定にあたった県民生活部 情報政策課 情報化推進班 主任の有本 英右氏は、「映像・音声の品質はもちろん、操作性、管理性、セキュリティ性、将来性なども勘案した総合評価方式により、Woooliveが高い得点を獲得しました。また、システムの活用頻度を記録に残すためのログがCSV形式で取得できること、接続先が画面に日本語表示されること、故障の際もサポート窓口に電話すれば全拠点で迅速にオンサイト保守していただけるサポート体制の強さなども大きなポイントになりました」と語ります。
Woooliveは、互いの表情や資料が細部まで見えるHD画質に対応しており、エラー耐性が強い映像コーデックH.264/SVCにより、回線状況にかかわらず乱れの少ない映像・音声が送受信できるのが特長です。また、専用機を配置した拠点からだけでなく、外出先のモバイルPCや携帯電話、スマートフォンからもテレビ会議に参加でき、シームレスなコミュニケーションを実現することも可能です。
日立は、岡山県庁と備前・備中・美作の3つの県民局、6つの地域事務所の計10拠点に、会議端末とディスプレイを迅速に導入。岡山情報ハイウェイを回線インフラとして、各拠点を相互に接続するテレビ会議システムを2011年7月1日から本格稼働させました。

優れた操作性で災害対策に効果を発揮

岡山では2011年9月上旬、大型の台風12号が県を縦断し、大きな被害が発生しました。この際、県はただちに災害対策本部会議を招集し、各地域からの迅速な情報収集や本部長指示にWoooliveをフル活用しました。
「台風の際には3日間、県庁と県民局、地域事務所などをWoooliveでリアルタイムにつなぐことで、迅速に被害状況を把握することができました。映像や音声にも遅延はなく、Woooliveが安定性に優れていることが実証されたと思います。台風だけでなく、鳥インフルエンザなどのパンデミック対応でも、現地と本部を映像でつないだリアルな状況把握と意思伝達は災害対策に欠かせない要件となります。今回の成果をふまえ、今後はWoooliveの適用範囲をさらに拡大していきたいと考えています」と小林氏は当時の状況を振り返ります。
また、有本氏も、「緊急時でもすぐに会議が実施できたのは、リモコン1つで会議に参加できるWoooliveの優れた操作性のおかげだと思います。台風の際も、われわれが手を貸すことなく、災害対策本部会議を主催する危機管理課がみずからシステムを立ち上げて利用しました。簡単なマニュアルを配布しておくだけで、テレビ会議システムの運用を担当課にすべて任せられるようになったことで、TCO*2削減だけでなく、より柔軟で効率的な活用が可能になると期待しています」と笑顔を見せます。

*2
Total Cost of Ownership

PC利用端末やスマートフォンでの拡張にも期待

Wooolive活用のもう1つの柱は、月1回開催される政策推進会議です。同会議は、本庁と3つの県民局をつなぎ、知事、副知事、各部局長などが県政の重要課題を話し合う遠隔会議で、一部公開の形で実施されています。
会議ではWoooliveの資料共有機能を利用して、PC上の資料画面を手元のモニターで見ながら議事を進行させるペーパーレス会議を実現。これにより、資料の印刷や移動時間のロスもなく、臨場感あふれる対面会議が効率的に行えると、高い評価を獲得しています。
「岡山県は面積が広いため、県が市町村と会議を行う際は、これまで担当者の方に車で往復5時間ものご足労をお願いするケースもありました。特に今年度からは県内全市町村との連携のもと、住民サービスの向上と行政事務の高度化を図る自治体クラウドに関する検討会を開催するなど、会議の頻度と時間が長くなる傾向にあります。そこで今後は、会議端末のある近隣の地域事務所などにお越しいただいたり、WoooliveのPC利用端末を活用したりするなど、より移動時間の短い会議運営を行う計画を立てています」と小林氏は語ります。
有本氏も、「現状はWooolive端末がある会議室でなければテレビ会議を行うことはできませんが、PC利用端末を活用すれば、職員も気軽にコミュニケーションを図ることが可能となります。また、日立さんからは新たにAndroid対応のスマートフォンやタブレット端末に対応したお話もいただいていますので、こちらについても現場と担当部署をつないだ情報共有などに役立てることはできないかを検討する予定です」と語ります。
容易な操作と運用で、県の災害対策や業務効率の向上に、なくてはならない存在となったWooolive。これからも日立は、Woooliveの継続的な機能強化、新たな利用方法の提案などを積極的に行っていきます。

写真:SPOT INFORMATION おかやま観光情報

お客さまプロフィール

岡山県

写真:岡山県庁

[岡山県庁] 岡山県岡山市北区内山下2-4-6
[人口] 1,945,276人(2010年10月1日現在)
[世帯数] 754,511世帯(2010年10月1日現在)
[職員数] 23,398名(2009年4月1日現在)

関連製品、ソリューション

製品

お問い合わせ、資料請求

本件に関する詳細など、お問い合わせ、資料請求は下記までご連絡ください。

  *
本事例中に記載の内容は2012年1月掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  *
事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  *
本事例中に掲載の「岡山県庁」「岡山後楽園」「倉敷美観地区」「鶴山公園」の写真は、岡山県から提供いただいたものです。