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通信・ネットワーク

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ガバナンス強化や意思決定の迅速化を目指し、日立の「Wooolive」を主要全拠点に導入。
コミュニケーションを活性化する多彩な活用法

総合設備企業として幅広い分野に事業を展開する株式会社 九電工(以下、九電工)。同社は経営理念や経営方針を組織の隅々まで浸透させ、経営におけるガバナンス強化や意思決定の迅速化を図るために、テレビ会議システムを導入した。同社は高い画質や拡張性、サポート力を評価し、日立ハイビジョンテレビ「Wooo」(ウー)を利用したテレビ会議システム「Wooolive」(ウーライブ)を採用。経営会議や部門会議に活用することで、意思決定の迅速化や市場環境変化への即応を実現。移動にかかる時間や費用を削減するなど、コスト削減や業務の効率化にも成果を挙げている。今後は、営業所や工事現場など全拠点へ展開し、最前線で活躍する社員をサポートするツールとしても活用していく

課題・目的

経営トップのリーダーシップでテレビ会議システム導入を決断

北川 忠嗣 氏
株式会社 九電工
理事
経営企画部長
北川 忠嗣 氏

坂本 祐二 氏
株式会社 九電工
情報管理室長
坂本 祐二 氏

牟田 光繁 氏
株式会社 九電工
情報管理室
基盤グループ長
課長
牟田 光繁 氏

現代ビジネスにおいて、ITの活用は欠かすことのできない重要なポイントだ。「ITの活用は、もはや合理化や省力化の追求だけでは不十分です。「経営をサポートするIT」の実現を重点課題としています」と北川氏は説明する。

その取り組みの一環として実施されたのが、テレビ会議システムの導入だ。そもそものきっかけは、経営トップからの強い要望だった。経営におけるガバナンス強化や意思決定の迅速化を図るには、経営方針の具体的な取り組みを組織の隅々まで浸透させる必要がある。

しかし、東京丸の内再開発などの大型プロジェクトへの参画など、同社の事業展開は、九州を基盤として、首都圏や関西圏、沖縄地区など広範におよび、経営方針などを即座に浸透させることは、難しい面もあった。

各拠点では、本社から送られてきたビデオを観たり、メッセージを代読していたので、タイムラグの発生はもちろん、細かなニュアンスまで伝えることは難しかった。こうした状況を変えるためには、テレビ会議システムの導入が効果的だと感じたのだ。

「以前は、技術的に難しい面もありましたが、最近ではネットワーク環境や動画の配信技術も大きく進歩しています。今なら経営トップの期待に応えられるシステムが実現できると考え、テレビ会議システムの導入に着手しました」と坂本氏は振り返る。

テレビ会議システムの導入にあたっては、多彩な活用を目指し、当初の目的以外にもさまざまな活用法が検討された。

「以前から課題にあったのが、社内会議への適用です。離れた拠点同士でテレビ会議を行えば、移動にかかる時間や費用を削減することができます」(北川氏)。

もう一つは、営業所や工事現場など、最前線で活躍する若手社員のサポートだ。「経験豊富なベテラン社員と異なり、若手社員は現場で判断に困るようなことも少なくありません。こうした際に、本社の技術者などと顔を見ながら気軽に相談できれば、気持ちにもゆとりが生まれます」(坂本氏)。

同社はデモなどを参考に、複数の製品の画質などを比較・検討。その結果、日立のテレビ会議システム「Wooolive」を採用した。「経営トップのメッセージを、細かなニュアンスを含め忠実に伝えるため、画質にはこだわりました」と牟田氏は語る。

ハイビジョンテレビ「Wooo」と、ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」を組み合わせたWoooliveなら、高精細なハイビジョン映像を使った豊かなコミュニケーションを実現できる。また、Woooliveの高い拡張性も大きな決め手となった。

「営業所などでは、パソコンを端末として利用するケースが考えられます。その点、Woooliveなら、専用機タイプとパソコンを利用したタイプの両方を端末として利用できます。また、将来的にシステムを拡充させる際に、他のシステムと柔軟に連携できる点もポイントとなりました」(牟田氏)。

さらに、九州日立電子サービス株式会社(以下、九州日立電子サービス)のサポート力もポイントだった。「当社は日頃から九州日立電子サービスのサポートを受けており、その対応やサービス品質を高く評価しています。今回のシステムは遠隔地の拠点にも導入しますので、サポートの充実度も重視しました」(坂本氏)。

本社の役員会議室に設置された専用機タイプの端末。端末操作はリモコンで行えるため、IT機器に不慣れなユーザーでも簡単に利用できる。
本社の役員会議室に設置された専用機タイプの端末。
端末操作はリモコンで行えるため、IT機器に不慣れなユーザーでも簡単に利用できる。

会議室の大きさを考慮し、モニターやカメラを複数設置。
会議室の大きさを考慮し、モニターやカメラを
複数設置。

天井から吊るした片方のモニターには、モニターと一体になったカメラ台座をオリジナルで製作。
天井から吊るした片方のモニターには、モニターと
一体になったカメラ台座をオリジナルで製作。

経営会議に活用 支店間での利用も拡大

現在、本社と東京本社をインターネットVPN回線で結び、週1回のペースで行われる経営会議にWoooliveが活用されている。

「以前は、会議のたびに、東京本社の役員が本社まで戻ってくる必要がありました。しかし現在は、東京本社の自席から会議に参加できます」(北川氏)。

これにより、重要な意思決定を、よりタイムリーに行うことが可能になった。東京本社の役員も、会議のたびにオフィスを空ける必要がなくなった。さらに、全支店にもWoooliveを設置し、各支店の営業部門や技術部門が、会議やミーティングに活用できるようにしている。

「主要全拠点で情報を共有し、市場環境変化へ即応できるメリットは大きい。テレビ会議という名前にこだわらず、会議以外のさまざまな活用も促進していきたい」(北川氏)。

システムの利用を促進するには、使いやすさが重要だ。専用機タイプの端末操作はリモコンで行えるため、IT機器に不慣れなユーザーでも簡単に利用できる。また、機材一式をキャスター付きの専用台にのせて、会議室間の移動をスムーズにして、気軽に利用できるように工夫している。

年頭挨拶をライブ配信 全拠点への展開も推進

経営トップからのメッセージ発信についても、Woooliveが威力を発揮している。2011年の仕事始めには、本社から主要全拠点に向けて、社長の年頭挨拶をライブ配信した。

「支店勤務のスタッフからも、本社の雰囲気が良く分かったと好評でした」(坂本氏)。

システム構築は、九州日立電子サービスが全面的に支援。本社の役員会議室にはモニターやカメラを複数設置し、東京本社の映像に死角ができないように工夫。カメラの視点などは、リモコンを利用してワンタッチで切り替えることが可能だ。

「カメラや機材を設置する棚なども、当社の会議室に合ったものを特別に作ってもらいました。こうした手厚いサポートが受けられるのも、九州日立電子サービスならではの良さです」(牟田氏)。

同社では今後もWoooliveの活用を推進していく。営業所や工事現場など全拠点へ展開し、現場の社員をサポートするツールとしても活用していく予定だ。

「若手社員へのサポートをはじめ、現場を元気にするためのコラボレーションツールとして活用していきたい」(坂本氏)。

「意思決定の迅速化や社内コミュニケーションの活性化を推進できれば、お客さまへのサービス品質もさらに向上できます。Woooliveをお客さま満足度向上を支えるツールとしても活用していきたい」と北川氏は抱負を語った。

お客さまプロフィール

株式会社 九電工

株式会社 九電工 ロゴマーク
株式会社 九電工

[所在地] 福岡県福岡市南区那の川1-23-35
[設立] 1944年12月1日
[資本金] 79億188万円
[従業員数] 5,835名(2011年4月1日現在)
総合設備事業として、配電・電気・空調分野だけに留まらず環境・情報通信・リニューアルなど、経営多角化を推進。さらに、地域社会のニーズに応える事業活動から第4の事業の柱としてエコ事業をビジネス展開。

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