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通信・ネットワーク

広域行政の課題だった遠距離会議を「Wooolive(ウーライブ)」テレビ会議システムで解決

市町村合併などにともなう広域行政により、本庁と支所間のコミュニケーションに支障をきたすケースが増えています。
1市4町が合併した下関市では、同市が進める「定住自立圏構想」において、広域化した市域の結びつきやネットワーク強化のための取り組みとして、行政機能強化や緊急連絡体制の整備を目的に、日立ビジュアルコミュニケーション「Wooolive」を導入。
本庁と4か所の総合支所をつないだオンデマンドな会議環境の整備により、中心地域と周辺地域の意思疎通が図られ、意思決定の迅速化と業務効率の向上に加え、移動時間やコスト削減にも成功しました。

課題・目的

定例会議の長距離移動が大きな負担に

河合 和泉 氏
総合政策部
情報政策課
課長
河合 和泉 氏

本州最西端に位置し、関門海峡の豊かな自然や食文化、歴史的建造物に囲まれた街・下関。近年は明治維新の主役の一人、坂本龍馬が愛妻お龍とともに居を構えた地としても人気が高まり、年間を通して街は多くの観光客でにぎわいをみせます。

2005年2月、旧下関市は菊川町、豊田町、豊浦町、豊北町と合併し、新しい「下関市」が誕生。同年10月には山口県内では初となる「中核市」の指定を受け、社会福祉や保健衛生などの分野で、よりきめ細かな行政サービスが展開されています。広域合併に伴い、下関市には市役所本庁のほか、旧郡部各町に4ヵ所の総合支所が配されることになりました。しかし、本庁と総合支所間で定期的に行われる幹部会議では、場所によっては車で片道1時間半もの長距離移動が必要な状況となっていました。

「本市では従来の1市4町それぞれで地域密着型の政策を遂行し、トータルな活性化を図る地域内分権を推進しています。このため総合支所のキーマンが会議のたびに長時間の移動を強いられるのは、時間やコストのムダばかりでなく、業務面でも支障をきたします。そこで会議参加者の負担軽減と意思決定の迅速化、さらには災害時の緊急連絡体制強化も図るため、ここ数年で技術レベルと費用対効果が大きく向上したテレビ会議システムの導入を決断しました」と語るのは、総合政策部 情報政策課 課長の河合 和泉氏です。

2010年6月に行われた公募型プロポーザルにはベンダー7社が参加。映像/音声品質、システム全体の操作性、最大20拠点の多地点同時接続、その際のライセンス追加も含めたランニングコストなど、幅広い観点から総合評価が実施され、最高得点を獲得した日立ビジュアルコミュニケーション「Wooolive」が選定されました。

映像や音声の品質が評価されたWooolive

倉本 隆司 氏
総合政策部
情報政策課
IT推進室 室長
倉本 隆司 氏

馬場 教義 氏
総合政策部
情報政策課
主任主事
馬場 教義 氏

総合政策部 情報政策課 IT推進室 室長の倉本 隆司氏は、「評価の高かったポイントの一つが映像の美しさでした」と振り返ります。「利用者自身が“ぜひ会議に参加したい”と思える機能が備わっていなければテレビ会議システムは定着しません。その点、日立さんのWoooliveは遅延の少ないなめらかな映像が好評だったようです」

選定からわずか2ヵ月後の9月1日から本稼働に入ったWoooliveは、本庁の市長応接室と地域支援課、4ヵ所の総合支所にそれぞれ1台の「セットトップ(専用端末)」と大型モニターが設置され、予備機としてPC端末で利用できる「デスクトップ」2台も導入されました。現在は月2回の総合支所長も参加する部長会、月1回の地域連絡調整会議で利用されているほか、予定外の緊急会議などでも柔軟に活用されています。

「特に回線増強などは行っていませんが、低帯域にもかかわらずハイビジョン映像がコマ落ちもなくクリアに表示されています。心配していた音声遅延もなく、遠隔地同士でもFace to Faceと同様の会議がリモコン一つで簡単に行えると高い評価をいただいています」と語るのは、総合政策部 情報政策課 主任主事の馬場 教義氏です。Woooliveの大きな特長となっているのが、映像と音声の乱れを防ぐエラー耐性が強い構造です。最新の映像コーデック「H.264/SVC」の採用により、ネットワーク環境が悪化しても自動的に解像度を変化させ、ブロックノイズの発生を抑えた乱れない映像を送受信。多地点間を接続してもストレスのないコミュニケーション環境を実現することができます。

幹部だけでなく職員間でもテレビ会議を開催

Woooliveの導入で、会議のための移動時間が大幅に削減され、キーマンたちは各拠点での本来業務に専念できるようになりました。「移動にかかる人的負担やコスト削減に加え、車の利用を控えることによるCO2排出量の削減効果もあります」と倉本氏は笑顔で語ります。最近は幹部だけでなく各支所の職員間でも会議を行う機会が増えており、より緊密な意見交換やコミュニケーションの活性化などにも寄与するものと期待されています。

「Wooolive」を使ったテレビ会議の様子
「Wooolive」を使ったテレビ会議の様子

テレビ会議システム「Wooolive」の展開状況
テレビ会議システム「Wooolive」の展開状況

「運用効果を見極めながら、他の部署へも順次システムの導入を進めていく予定です。また、これまで災害時の情報伝達手段は電話やメールなどでしたが、今後は映像も交え、各地の正確な被害状況が、よりリアルに把握できるようになると考えています」と河合氏は語ります。

近隣自治体に先駆けたテレビ会議システムの導入により、住民サービスの向上に向けた意思決定の迅速化とコスト削減を追求する下関市。その積極的な取り組みを、これからも日立はWoooliveと関連ソリューションの強化・拡充により支援していきます。

お客さまプロフィール

山口県下関市

下関市 ロゴマーク
山口県下関市

[所在地] 山口県下関市南部町1-1
[人口] 285,742人(2010年9月30日現在)
[世帯数] 130,566世帯(2010年9月30日現在)
[職員数] 3,216名(2010年4月1日現在)

巌流島

角島大橋

赤間神宮

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