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通信・ネットワーク

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日立の「Wooolive」を全店舗に導入。ハイビジョン映像とクリアな音声による臨場感で情報伝達のスピードと正確性を大幅アップ。

地域に密着し、多彩な金融サービスを展開する株式会社 京都銀行(以下、京都銀行)。業務の効率化はもちろん、行員の知的活動をサポートするツールとしてもITを積極的に活用している。その一環として同行では、銀行内のコミュニケーションプロセスの見直しに着手。情報の効率的な伝達を目指し、日立のテレビ会議システム「Wooolive」を約150ヵ所の全店舗に導入した。高精細なハイビジョン映像と優れた操作性を活かし、金融商品や法令、業務などに関する情報をわかりやすく伝えられる環境を実現。また、本店・支店間のテレビ会議にも活用し、移動時間の削減や業務効率の向上などに効果を発揮している。

課題・目的

ITを積極的に活用し先進的な金融サービスを展開

北山 裕治 氏
株式会社 京都銀行
執行役員
システム部長
北山 裕治 氏

多彩な金融サービスを展開する京都銀行。約70年の歴史を誇る同行では、投資型商品ナビゲーションシステムの開発など、ITの活用にも積極的に取り組んでいる。

「今後の金融機関のITには、お客さまや現場の行員を支援する役割がより強く求められます。システム部としても、さらなるサービスの向上を目指してさまざまな施策を展開中です。業務の効率化はもちろん、行員の知的活動をサポートするツールとしてもITを有効に活用していきたい」と北山氏は語る。

情報の効率的な伝達を目指し日立の「Wooolive」を導入

その一環として同行では、銀行内のコミュニケーションプロセスの見直しに着手した。
「銀行では、金融商品や法令の知識など、業務に関する多くの情報を文書で日々伝達しています。しかし、受け手側の行員としては、大量の情報を即座に理解するのは大変という面がありました。そこで、もっとわかりやすく、かつ効率的に情報を伝えられる環境を整備したいと考えたのです」(北山氏)。

情報の受け手側に過大な負担を強いることなく、的確に内容を伝えられる手段はないか。そう考えた末に同行が着目したのが、映像と音声によるコミュニケーションであった。

「文章にすると難解な内容も、映像で見れば一目瞭然というケースは少なくありません。情報の伝達度をさらに向上させるためには、視覚と聴覚に訴えるのが一番有効だと考えました」(北山氏)

この目的を実現するために導入されたのが、日立のテレビ会議システム「Wooolive」である。これはハイビジョンテレビ「Wooo」と、ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」を組み合わせたシステムだ。

他社に先駆けて先進の映像コーデック「H.264/SVC」を採用しており、高精細なハイビジョン映像とクリアな音声によるコミュニケーションが行える。ネットワークの負荷変動にも柔軟に対応できるため、常にコマ落ちのないスムーズな映像を維持することが可能だ。

原田 泰光 氏
株式会社 京都銀行
人事部長
原田 泰光 氏

こうした特長は、製品選定の過程でも高く評価された。
「いくら利便性の高いシステムでも、映像や音声のクオリティが低くては業務に適用できません。その点、Woooliveのハイビジョン映像は、非常に綺麗でした」と原田氏は評価する。

もう一つの決め手になったのが、柔軟な拡張性を備えている点だ。Woooliveは映像配信システムとの連携が可能であり、多彩な映像コミュニケーション環境を自在に構築できる。

「今後もさまざまな形で発展していくシステムなので、決められた使い方しかできない製品では困ります。その点、Woooliveなら、我々の要望にぴったりのシステムが実現できると感じました」(北山氏)。

全店舗約150ヵ所に導入し社内制作のコンテンツを配信

Woooliveによるビジュアルコミュニケーション環境は、2009年10月より本番稼働を開始。約150ヵ所の全店舗にWoooliveが設置された。テレビ会議システムとしては国内有数の規模だが、Woooliveは最大200拠点との接続が可能であり、こうした用途にも余裕を持って対応できる。

また、使い勝手を向上させるための工夫も盛り込まれている。
端末の初期画面に「会議」「講話・研修」「配信プログラム」など利用シーンに応じたメニューを配置したほか、会議開始時間になると、目的の会議に参加するためのボタンが自動的に表示されるようにした。端末の操作はリモコンで行えるため、IT機器に不慣れなユーザーでも簡単に利用できる。

また、コンテンツの配信日時や内容をまとめた一ヵ月分の「番組表」も作成し、グループウェアの掲示板で通知も行われている。
「ユーザーが自然に使えるようにするためにも、使い勝手には徹底してこだわりました」(北山氏)。

こうしたシステムは、テレビ会議専用で利用されるケースが多いが、同行では業務情報の効率的な通知・伝達が主な導入目的であったので、別途構築した映像録画・配信システムとWoooliveとの連携も実施。本店内には、撮影・編集・配信が行える専用スタジオも設けられ、精力的にコンテンツを制作している。

会議室に設置されているWooolive端末装置。リモコンで目的の会議に簡単に参加でき、画面レイアウトや画面数も自由に変更できる。
会議室に設置されているWooolive端末装置。
リモコンで目的の会議に簡単に参加でき、
画面レイアウトや画面数も自由に変更できる。

本店内に撮影・編集・配信が行える専用スタジオを設置し、各部署の担当者が精力的にコンテンツを制作している。
本店内に撮影・編集・配信が行える
専用スタジオを設置し、各部署の担当者が
精力的にコンテンツを制作している。

トップのメッセージを全行員が直接視聴

Woooliveを導入したことで、業務情報の伝達スピードと浸透度は飛躍的に向上した。
「各部署が制作したコンテンツを見れば、商品や法令に関する知識をわかりやすく身に付けられます。後で詳細な資料に目を通す場合にも、予備知識があれば理解度が全く違います。また、文書では表現が難しい人の動作なども映像で伝えられますので、現場の行員からも非常に好評です」(北山氏)。

有効なコミュニケーション手段が存在するということは、情報を伝える側のモチベーション向上にもつながる。現在では各部署にコンテンツ制作の担当者が配置されており、コンテンツ数もわずか半年で数十本に達している。

もちろん、テレビ会議システムとしても大いに役立っており、支店間でのミーティングなども、容易に行うことが可能になった。

「人事部でも、約40ヵ所の支店とつないで会議を開くなど、有効に活用しています。発言拠点を自動的に拡大表示する機能も備わっていますので、こうした多拠点接続の場合でも快適に利用できます。今後は全支店をつないだ会議も開催していきます」(原田氏)。

さらに、銀行内の結束を高める上でも大きな効果があった。
「以前は各支店長が代読していた頭取のメッセージなども、現在ではリアルタイムな配信が行えます。トップのメッセージを直接視聴できるということは、全行員が一体感を持つ上で非常に効果的です」(原田氏)。

京都銀行では今後も、Woooliveを積極的に活用していく。
「あくまでもコミュニケーションの理想型はフェース・トゥ・フェースですが、Woooliveならそれに近い環境を実現できます。パンデミック対策などにも、大きな効果が期待できると考えています。今後もシステムやコンテンツの拡充を推進し、現場の業務に役立つ環境を創り上げていきたい」と北山氏は抱負を語った。

お客さまプロフィール

株式会社 京都銀行

株式会社 京都銀行

[企業名] 株式会社 京都銀行
[本社所在地] 京都市下京区烏丸通松原上る薬師前町700番地
[創立] 1941年10月1日
[資本金] 421億円
[従業員数] 3,223名(2009年9月30日現在)
「地域社会の繁栄に奉仕する」を経営理念に、豊かな地域社会の創造と地元産業の発展に貢献。第3次中期経営計画では、「経営ビジョンを進化」「経営戦略を深化」「新たな価値を提供」の3つの「し・ん・か」による企業価値の向上を目指している。

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