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通信・ネットワーク

Hitachi

概要

モバイル通信事業者のサービス提供システムは、インターネットアクセスサービス、メッセージサービス、コンテンツサービス、位置情報サービスといった通話以外の非電話サービス中心に発展してきました*1

日立のサービスゲートウェイシステムは、モバイル通信事業者の非電話サービス向けに提供しているサービス提供システムです。

このシステムは、認証基盤と連携したゲートウェイサーバを介して基幹ネットワークと接続し、ユーザーとの通信を行います。加入者・サービス管理、コンテンツ・著作権管理などの大規模なデータベース、コンテンツ/メッセージ/位置情報サービスなどのサービスサーバ群、および課金ゲートウェイ/統合監視などの共通部から構成されます。また、インターネット側にはサードパーティ管理システム/アクセスセキュリティの制御機能などを具備しています。

これらのシステムはOMA*2や3GPP*3などの標準を前提としており、グローバル市場で流通している端末に対して、インターネットアクセスサービス、メッセージサービス、コンテンツサービス、位置情報サービスなどを提供します。また、Linuxブレードサーバをプラットフォームに採用して、日立独自の高性能・高機能Webゲートウェイや下位プロトコルレイヤにおけるパケットレベルの制御機能などにより、高密度でスケーラブルなシステムの提供が可能です。

サービスゲートウェイシステム概要図

サービスゲートウェイシステムを構成するサービスシステム

*1
この市場は、2000年前後に商用化が始まった新しい市場であり、主要通信事業者の間で急速に普及しました。日本は、モバイル通信事業者のサービスでは先駆的な市場であり、OMA(Open Mobile Alliance)などの標準化に先行してさまざまなサービスを実現してきました。この市場の特徴は、サービスと収益モデルを両立するオープン環境の実現にあります。通信事業者は加入者に対してメッセージサービスなどの有償サービスを提供するとともに、オープンビジネス環境をサービスプロバイダーに提供して、新しいコンテンツやサービスを効率よく増やすことに成功しています。
サービスプロバイダーは、通信事業者の提供する決済機能を利用することで、多数のユーザーへの有償サービスを簡易な設備で提供することができます。さらに、通信事業者は料金回収代行の手数料やパケット通信料金により、自身の収入を増やすことができます。このようなサービスモデルがモバイル通信の世界で急速に普及した理由は、ユーザーの嗜好に合ったコンテンツが提供されたことや、ユビキタスアクセスに対するプレミアムが認知されたことなどが考えられます。
*2
Open Mobile Allianceの略。
Open Mobile Alliance(OMA)の名前はOpen Mobile Alliance Ltd.の登録商標です。
*3
the 3rd Generation Partnership Projectの略。
3GPPはETSI(European Telecommunications Standards Institute)の登録商標です。