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Lumada

マーケティングの高度化

人工知能が、経営指標の最大化に寄与する
マーケティング施策を提案。
ネットスーパーの売り上げ・粗利ともに4〜5%向上。

マーケティングの高度化

ビジョンVision

ビッグデータを活用したOne to Oneマーケティングへ

データ重視のマーケティングを標榜する、ある小売業のネットスーパー。人手による分析をもとに、購買傾向に基づいた顧客のクラスタリング、そして各クラスタの特性に応じた商品のレコメンドを実施していました。

日々、データを扱いながらマーケティング部門のリーダーは、ステップアップの時期が来ていることを感じていました。
「会社の中には毎日、商品データや顧客データなど膨大なデータが蓄積され続けていますが、人手で扱えるデータ量は知れています。しかし今や、人工知能を使えばビッグデータ全体の分析が可能です。それは、我々に効果的かつ効率的なマーケティングをもたらしてくれるはず。めざすのは、消費者一人ひとりに対応した販促活動、すなわちOne to Oneマーケティングです」。

しかし、このマーケティング部門にとって人工知能を活用したマーケティングは未経験。「果たしてマーケティングという知的作業を人工知能が代替できるのか」、「そもそも人工知能を使った経験がない」、「かといって使いこなせる人財を育成するには時間がかかりすぎる」…などさまざまな不安からプロジェクトは滞ります。
リーダーは、人工知能を適材適所で効果的に活用したマーケティング業務をプロセス設計からトータルに支援してくれるパートナーを探しました。

そして、選ばれたのが日立。人工知能を使ったマーケティング基盤が「Lumada」として提供されており、マーケティング業務において特に時間を要するマーケティングシナリオの設計プロセスを、人工知能の活用で自動化できる“マーケティングオートメーションサービス(以下MA*サービス)”が採用されました。

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MA:Marketing Automation

デジタル化Digitalization

マーケティングシナリオの設計プロセスに、人工知能を活用

パートナーに選ばれた日立はまず、人工知能を活用したお客さま専用の分析環境を「Lumada」上に構築します。
次に、分析前の重要な工程であるKPI*の選定も、日立が用意した“KPIテンプレート”により効率的に進行。そして日立は、大量かつ多様なデータを人工知能に読み込ませ、売り上げや利益に直結する重要KPIと相関性が高い顧客のクラスタ区分を導き出します。

マーケティング部門のリーダーは語ります。
「人工知能が、こういう観点での顧客クラスタリングもあるんだ、ということを教えてくれました」。
マーケティング部門が従来使っていたクラスタ区分に対して、人工知能の示唆によりクラスタを細分化。区分を倍増させたところ、そこにはスタッフも気付けなかった「重要KPIを最大化できる顧客の購買パターン」を発見できたのです。

さらに日立は、これも人工知能の示唆による、各クラスタの特性に応じた商品のレコメンドリストを提供します。マーケティング部門は、これら人工知能による顧客クラスタとレコメンドリストを活用し、各種KPIの最大化をめざして新たなレコメンド施策をスタート。
スタート後も日立は、継続的かつ自動的にレコメンドの実施結果の学習を行い、商品の入れ替えや季節、トレンドなど外部環境の変化に対応しながら施策の改善を繰り返します。
こうしたPDCAサイクルを十数週間繰り返した結果、同社のネットスーパーは対前年比で売り上げ・粗利ともに4〜5%の向上を果たしました。

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KPI:Key Performance Indicator

人工知能を活用したマーケティングプロセス

変革Transformation

人工知能を活用したマーケティングのPDCAが定着

MAサービスでは、施策の実施後に日立が効果検証レポートを作成。人工知能が施策とKPIの相関関係を数値化し、活動の有効性の判断を支援します。
「効果の見える化によって、投資対効果を踏まえた積極的なマーケティング活動が行えるようになるでしょう」とマーケティング部門のリーダーは語ります。

そして、人工知能を活用したマーケティング業務をプロセス全体でまるごと導入できたことにより、この小売業において新しいPDCAがスムーズに定着。
「これでOne to Oneマーケティングへの基盤ができたと考えています。次のステップとして、MAサービスをネットスーパーだけでなくリアル店舗にも適用する方向で検討しています。例えば『集客率の向上』をKPIにレジ・クーポンの最適化などを図ることになるでしょう」。

MAサービスは、小売業に限らずあらゆるB2Cのビジネスにおいて効果を発揮します。
いま、金融業や運輸業、通信事業などにおいてビッグデータに基づいたOne to Oneマーケティングの実現が競争力向上の鍵となっています。その時、日立が「Lumada」によるデジタルソリューションで、マーケティングの課題解決をお手伝いします。

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