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Hitachi IoT Platform Magazine

7月24日から3日間、東京ビッグサイトにて開催されたプラントメンテナンスショー2019。日立Grブースでは「現場が変える〜経営に差がつく現場力〜」をテーマに、IoTやAIなどの先端技術を活用したプラント運用に向けて、現場力をさらに高めるソリューションをご紹介しました。
今回その中から、「モーター電流予兆診断ソリューション」をご紹介します。


上村さんにお話を伺いました。


こちらのブースでは、どのようなソリューションを紹介しているのでしょうか?
モーターの電流を使い、AIを活用した日立独自の予兆診断アルゴリズムで、モーターの劣化状態を分析・可視化するソリューションをご紹介しています。


電流でモーター故障などの異常を予兆できるのですか?
はい、そうです。モーターの軸受が劣化したり異物が混入したりすると、モーターに掛かる負荷が変わり、モーター電流の挙動が変化します。この挙動の変化は大変微小なもので、電流の波形を見ただけでは差異は発見できません。
日立独自の予兆診断アルゴリズムでは、電流から診断対象に関わる劣化情報が含まれた信号を抜き出し、分析することで故障の予兆を検知できるようにしました。

トレンドグラフ画面
トレンドグラフ画面

本ソリューションの特長を教えてください。
モーターの電流データで診断することが最大の特長です。モーターの予兆診断としては振動や温度を使って異常を解析する手法が広く知られていますが、その場合、センサーはモーターなどが置かれる現場に設置する必要があります。
全てのお客さまが現場にセンサーをつけられるとは限りません。現場が熱や水、ガス等による過酷な環境でモーターを使う場合もあり、そういった苛酷な環境ほど劣化が早まるにもかかわらず、センサー設置が困難と言った課題から予兆診断を取り入れていないお客さまもいらっしゃいます。
電流であれば、現場へのセンサー設置ではなく、制御盤が置ける比較的良い環境でのセンサー設置・データ収集が可能です。これにより、今まで現場環境により予兆診断を取り入れていなかった機器に対しても、診断を可能にしました。
どのようなお客さまに、どのようなメリットがあるのでしょうか?
安全確保が難しいような苛酷な現場で点検・診断作業を行っているお客さまは、事務所や電気室などの現場に比べて比較的安全な環境で点検・診断が実施できるようになります。また、多数のモーターを扱うお客さまでしたら、点検のために広い現場を回る必要がなく、監視・分析・診断が集約できるため、保守作業の省人化・省力化を実現し、保守コストを低減します。
日立ならではの強みはありますか?
この技術は、多分野において広く実績を持つ日立が、その知見を組み合わせたことで生まれた診断アルゴリズムです。診断アルゴリズムではモーターの物理構造を把握した上で、劣化が出るポイントに絞って見ており、そのベースには創業から製造・メンテナンスを手掛けるモーターメーカーとしての知見があります。
この知見に、プラントのモーター制御を手掛けるOTメーカーとしての知見、AIによる解析を手掛けるITメーカーとしての知見を組み合わせて開発しました。様々な事業を広く展開する日立がその知見を組み合わせた技術いう点が、日立ならではと考えます。
なるほど・・・モーター、OT、IT、各分野の知見の融合で価値を生み出すソリューションなのですね。
本日はご紹介、ありがとうございました。



◆パンフレットダウンロード◆

「モーター電流予兆診断ソリューション」のパンフレットをダウンロードいただけます。

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