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Hitachi

徹底解説!一歩先のストレージ管理

日立ストレージがお客様にご好評をいただく理由とは

品質が高い:「業務を止めない」システムを実現するための様々な取り組み

国府津さん

「業務を止めない」システムを作り上げることは、とても大変なことだと思うのですが…

長江
おっしゃる通りです。日立は、次にご紹介する様々な仕組みや取り組みで、高品質なストレージを作り上げています。
高品質なストレージを作り上げるための仕組みや取り組み
高信頼な製品設計 主要な部品を二重化。障害の影響範囲の最小化を実現し、データ消失の防止にも備えているため、万が一障害が発生しても業務を止めることがありません。
オンラインファームアップ/ダウン 業務を止めずにファームウェアのバージョンアップを実行可能。万が一の場合に備えて、業務を止めずに1世代前のバージョンにファームダウンできるのも日立の特長です。
徹底的な品質管理 製品開発から出荷まで、工程の約9割がテストです。すべては、お客様に安心してご利用いただくために。
高信頼な製品設計
長江
次の図に示す様々な仕組みで、万が一障害が発生しても業務を継続することができます。

Hitachi Virtual Storage Platform G800モデルの構成図

国府津
故障した部品は、業務を継続しながら交換できるので助かりますね。
オンラインファームアップ/ファームダウン
長江
ファームウェアのバージョンアップも、業務を止めずに実行できます。先ほどの図にあるコアのうち、1個のファームウェアをバージョンアップする際には、他のコアでホストサーバからのI/O処理を継続できるのです。
国府津
ファームダウンも同様にできるのですか?
長江
その通りです。1世代前のバージョンへのファームダウンに限りますが、業務を止めずにファームダウンできるのが日立ストレージの特長です。
国府津
それはいいことをお聞きしました。ストレージシステムでは多くの業務システムが稼動していますので、万が一、ファームアップ後にトラブルが発生した場合でも、ファームダウンですぐに前の状態に戻せるのは安心ですね。
徹底的な品質管理
国府津
日立さんは、品質に対して強い情熱を持っているイメージがありますが、実際はどうなんですか?
長江
驚かないでくださいよ。日立は「工程の約9割がテスト」なのです。
国府津
ええっ!? それはすごいですね…
長江
すべては、お客様に安心してご利用いただくためです。各工程で、どのようなテストを実施しているかご紹介しましょう。
コピー機能
工程 テスト内容
製品開発
  • 他社から購入した部品が、日立製品に組み込める品質のものかどうかを検査。
  • 社内の製品認定試験で、RAS機能、ロバスト性、安全・環境耐性を重点的に検証。
単体/組立
部品受入検査
  • 製品開発段階での選定を通過した部品を、再度チェック。
  • 検出された不良は部品メーカーに共有。品質を確保する体制の維持向上に努めています。
 
基板/モジュール
製造・検査
  • 完成した基盤は、はんだ付けの状態だけでなく、3D画像やX線を用いて機械で自動的に検査。
  • 通電検査や、CPUやメモリーを実装した動作検査も実施。
 
装置組立
・装置検査
  • 約2時間かけて行われる絶縁耐圧試験
  • 自己診断プログラムによる検査
  • 将来の拡張に備えたフル実装での連動試験
  • 納入直後に発生しやすいトラブルを事前に解消するための、約3日間に及ぶエージング試験(耐久性試験)
  • 数日間に及ぶフル実装でのヒートラン検査
国府津
これだけのテストが実施されていたとは…日立の品質が高い理由がわかりました。