国際財務報告基準(IFRS:International Financial Reporting Standards)とは、下記の2つの基準(IAS、IFRS)と2つの指針(SIC、IFRIC)から構成された会計基準群の総称です。
国際会計基準委員会(IASC:International Accounting Standard Committee)が定めた「IAS」と、その後IASC改組・再編により誕生した国際会計基準審議会 (IASB:International Accounting Standard Board)が定めた「IFRS」が、基準を構成する大きな2本柱です。
上記の基準は原則主義に基づいて、原理原則の規定に留まっており、数値基準等の詳細の判断基準を示していません。それゆえ、個別解釈や不適切な処理が生じる可能性のある問題については、より公式な指針を与えるために2つの解釈指針(SIC、IFRIC)が用意されています。「IAS」に対応した解釈指針が、解釈指針委員会(SIC) による「SIC解釈指針」。「IFRS」に対応した解釈指針が、国際財務報告解釈指針委員会(IFRIC)による「IFRIC解釈指針」です。
IFRSは、1973年に発行されたIASをもとに引き継がれた国際的な統一を進める会計基準であり、解釈指針とあわせて、国際財務報告基準として設定したものです。2005年に欧州連合で採用されて以降、世界各国へと広がり、現在では110カ国以上で採用されています。