ページの本文へ

Hitachi

【事例】伊藤忠商事株式会社

国内総合商社として初めてSAP S/4HANA®を導入
大幅な処理の高速化と業務の効率化を実現

〔5〕2020年の完全リアルタイム化に向けてシステム改善を継続

伊藤忠では財務・経理領域において引き続き、2020年度に向けて統合リスクマネジメント、与信管理などの領域のシステム改善を進めていく考えだ。夜間バッチからの脱却をめざし、入力したデータをリアルタイムに反映させることをめざす。「現場からは決まったタイミングでのデータを定点的に見たいという要望があるため、まずは“都度化”をめざしていきます」と浦上氏は語る。

そのほか、SAP S/4HANAで標準提供されるHTML5ベースのUI「SAP FioriR」の汎用入力の開発に着手するほか、SAP S/4HANAの最新版へのリリースアップを進めながら、AIを活用した新機能活用にも取り組んでいく方針だ。浦上氏は日立に対して「技術者かつユーザーとして、引き続きSAPに関する知見を貸していただきたい」と期待を寄せている。

第2の創業期としての次経営世代化に踏み出した伊藤忠商事において、SAP S/4HANAを核とした次世代基幹システムは、今後も重要な役割を果たしていくはずだ。

伊藤忠商事株式会社 高松氏、浦上氏、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 長澤氏、山下氏
左から、伊藤忠商事株式会社 高松氏、浦上氏、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 長澤氏、山下氏

6ページ中6ページ

特記事項

  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 本事例は、伊藤忠商事株式会社さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • 記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
  • * SAP、SAPロゴに記載されるすべてのSAP製品およびサービス名は、SAP SEおよびその他の国における登録商標または商標です。
  • * 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット エンタープライズソリューション事業部が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。