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【事例】全日本空輸株式会社

グローバル競争を支えるITインフラに日立の従量課金型プライベートクラウドを導入

〔4〕選べるDRとサイトの有効活用でコストを最適化

ANAシステムズと日立は、BCPの強化を担うDRでもユニークな環境を2つ用意しました。一つは、VSPの非同期リモートコピー機能とVMwarev Center™ Site Recovery Manager™(SRM)を組み合わせたリアルタイムなDR、もう一つは1日1回のデータ同期によるDRという2つのメニューです。「個別システムのRPO/RTO*4に応じてDR方式が選べるのはうれしいですね」と舟窪氏。宗像氏も「システム移行は始まったばかりですが、今回のプライベートクラウドは既存システムに比べて35%から40%近いコスト削減が図れることを確認しました。当初目標が30%削減だった点を考慮すると期待以上の効果です」と喜びます。

また角田氏は「非常に大規模で難易度の高いプロジェクトでしたが、日立さんの総合力と卓越したマネジメント力でスケジュールを順守することができ、感謝しています。2019年の全システム移行完了時からが本当の意味での本番となりますが、引き続き力強いサポートをお願いしたい」と笑顔を見せます。

ANAグループはエアライン業界の厳しい競争を勝ち抜き、世界のリーディングエアライングループをめざしています。日立は信頼性と柔軟性を両立するプライベートクラウドの継続的な機能強化に取り組み、これからもANAのさらなる成長戦略を支えていきます。

*4
Recovery Point Objective:目標復旧時点/
Recovery Time Objective:目標復旧時間

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特記事項

  • 本記事は、はいたっく(2015年12月発行)に掲載されたものです。
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