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【事例】三菱重工業株式会社

「TWX-21 MRO集中購買サービス」で間接材購買改革を推進

〔2〕2系統のカタログで現場ニーズにも柔軟に対応

写真:三菱重工業株式会社 調達企画管理部 間接材グループ グループ長 多田 静治 氏
三菱重工業株式会社
調達企画管理部
間接材グループ グループ長
多田 静治 氏

写真:三菱重工業株式会社 調達企画管理部 間接材グループ 掛谷 友則 氏
三菱重工業株式会社
調達企画管理部
間接材グループ
掛谷 友則 氏

日立のMRO集中購買サービスでは、参加企業約700社の購買力を背景に、日立が商品・取引先の選定から価格・納期交渉までをまとめて行う「購買代行型(集中購買型)」と、システム環境のみを利用して独自の運営ができる「プライベートカタログ型(自社運営型)」の2種類を提供しています。
「注目したのは、プライベートカタログ型でした。日立のノウハウがつまったシステム環境を活用しながら、当社独自のプライベートカタログを柔軟に運営できれば、購買プロセスの一元管理と現場ニーズへのきめ細かな対応を両立させることが可能だと判断しました」と調達企画管理部 間接材グループ グループ長の多田 静治氏は語ります。
同社専用サイト「J-POINT」上には、本社間接材グループがカタログオーナーになり、名刺や事務用品など全社共通の商材を扱うコーポレートカタログと、各事業所の調達部門がカタログオーナーになり、工場消耗品など各事業所のニーズに合わせた商材を扱うローカルカタログの2系統が用意され、現場ニーズにも柔軟に対応しています。
日立のMRO集中購買サービスは、インターネットに接続できる環境さえあれば参加できるので、取引先の負担も小さく、利用した分だけ課金するユーティリティ機能を備えているため、グループ会社への展開も行いやすくなっています。
「間接材グループがJ-POINTのシステムオーナーとして一元的にプロセスを管理しているので、利用が拡大しても安定したサービスを提供できます。J-POINTの高い可視性とプロセス制御性により、調達部門がカタログを作成、各部門やグループ会社が購入するという分業が可能になり、その結果、双方の業務効率化が図れるということです」(長谷島氏)。
「社内の他システムとの連携が容易で、充実した承認機能や検索メニューが提供されていることも評価しています」と調達企画管理部 間接材グループの掛谷 友則氏は語ります。

図:三菱重工(株)の間接材購買システム概要
三菱重工業株式会社の間接材購買システム概要
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特記事項

  • 2011年8月「はいたっく」掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • 記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
  • MRO:Maintenance, Repair and Operations SaaS:Software as a Service
  • この記事は週刊東洋経済 2011年7月16日号に掲載されたものです。
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