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「GeoAction100」自然再生プロジェクト ITエコ実験村

かかわる人たち

一人でできることは限られています。同じ想いを持った、すばらしい仲間にどれだけ加わってもらえるか。ITエコ実験村は、さまざまな人たちが、それぞれの知恵と技術を持ち寄って運営されています。そんなみなさんをご紹介します。

千村生き物の里管理運営協議会

たくさんの人が集まる村にしたい

かかわる人々が増えて活動も広がったので、村全体が明るくなってきました。

[写真]右から伊丹会長、岡部副会長、石井副会長
右から伊丹会長、岡部副会長、石井副会長

地権者
千村生き物の里管理運営協議会会長、副会長(千村ネイチャー倶楽部メンバー)

千村生き物の里管理運営協議会の伊丹会長、岡部副会長、石井副会長は、日立ITエコ実験村(以下エコ村)地権者でありながら、千村ネイチャー倶楽部のメンバーとしても活躍されており、エコ村の管理・運営に関してたくさんのご協力をいただいています。みなさんはエコ村のある千村で生まれ育ち、現在もここ千村にお住まいです。倶楽部活動や行事の時には、必ずと言って良いほど出席して、お手伝いをしてくださいます。 また、エコ村を見回り、水田のモグラの穴などによる水漏を発見した時には、直ぐに補修いただく等、本当にお世話になっています。

「エコ村が開村してから感じたことはどんな事ですか?」

[写真]栗原増雄氏

エコ村周辺の千村地区内は過疎化が進んでいて、農作放棄地が増え、ほとんど人が村に来なかったのですが、エコ村が出来てからいろんな人が訪れるようになりました。特に近隣のしぶさわ幼稚園や渋沢小学校の野外体験学習のため子ども達がエコ村を訪れるようになったことで、地区全体が活性化されて雰囲気が良くなってきたと思います。私達も子ども達の声を聞くと力をもらえ元気になりますし、野外体験学習はずっと続けて欲しいと思います。

それから、市民がよく読むタウンニュースや秦野市の広報「広報はだの」にエコ村での活動が数多く掲載されるようになって、千村の知名度が上がったような気がしています。エコ村は、千村のコミュニケーションのための共通話題としても活用できるので、会話がはずみ、千村での生活がとても楽しく感じられるようになってきました。

「エコ村は開村当初と比べて特に変わったところはありますか?」

[写真]栗原増雄氏

田んぼが出来て昔ながらの風景が戻ってきたので、眺めるだけでも和みます。さらに、エコ村のフィールドに木道が作られ気軽に散策できるようになったので、ハイキングや、散歩をする人が増えました。この2つはエコ村に大きな変化をもたらしたと思います。

「今後のエコ村の活動、日立の活動に期待することは?」

エコ村の情報をもっと発信してどんな生き物が生息しているか多くの人に知ってもらいたいです。日立さん自ら、地域の行事へ積極的に参加をして、エコ村の生き物を宣伝して欲しいと思います。

また、何かこの村の象徴になるようなことをやって欲しいと思っています。例えば、以前までエコ村付近にも生息していた国蝶の「オオムラサキ」を呼び戻して、「オオムラサキが生息する村」なんて良いんじゃないですか。活動全体が高尚なものになり、ボランティアに参加したいと思う人も増えるのではないでしょうか。

もっともっと人が集まってくる魅力的な活動が展開されることを期待しています。

出居 昭男   ITエコ実験村 村長

ITで人と生きものの良い関係を築きたい

[写真]出居 昭男氏

日立製作所 ICT事業統括本部
環境推進本部 本部長

ITエコ実験村は神奈川県秦野市の丹沢山麓に位置し、四方を山に囲まれた里地にあります。とてものどかな場所で、春には新緑が青々しく、鶯がその美しい声を聞かせてくれます。また、春夏秋冬、四季折々の草花が咲き、様々な動物や昆虫がその時々の姿を見せてくれる生物多様性に富んだ里山です。

日立は地球環境の課題解決に向けて「地球温暖化の防止」「資源の循環的な利用」「生態系の保全」を柱に、持続可能社会を実現しようと様々な取り組みを進めています。この3本の柱の中で、ITエコ実験村は「生態系の保全」を目的に、ITを活用して、生態系の調査、休耕田の復田などの活動をしています。例えば、ITを使ってその土地の温度、湿度、土壌の成分をモニタして、稲の生育との関係を調べたり、鳥獣害対策のために24hr監視カメラでモニタリングするシステムの検証を行っています。つまりITエコ実験村は、日立が得意とするITが地球環境に、どのように役立つのかを実証・検証する重要な施設です。

そして、ITエコ実験村は地元で生きものや環境保全など実践的な研究を進めている東海大学や地権者、地域のボランティアの方々のご協力により運営されています。また、地域のこども園の先生や園児の皆さん、小学校の先生や児童の皆さん、そしてボランティアの皆さんにも参画して頂き、毎年恒例の田植えや稲刈り、サツマイモの苗植えや収穫、生き物の観察や小学校の理科授業でITエコ実験村の実況中継をするなど、地域との交流も活発です。ITエコ実験村への期待は広がっており、楽しく愉快なコミュニティ活動を推進しています。これに加え、里山の保全活動をしているメンバの活性度も測定できれば、人も含めた地域全体の「活性度の見える化」ができます。活動に参画しているコミュニティ心理学の先生もITエコ実験村に、実験場として大きな期待を寄せてくれています。

今後はこのITエコ実験村を中心に、生物多様性、生態系保全の問題を捉え、里山の緑の空間を創出する取り組みを続けて行きます。

GeoAction100 環境を軸とした事業貢献

エコ村だより

映像による日立グループの紹介 - Hitachi Brand Channel

「Hitachi Brand Channel」では、日立グループの先端的な技術や製品、さまざまな活動を動画で紹介しています。