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日立 ITエコ実験村

エコ村だより

地域や大学とともにITを活用した生態系の保全活動に取り組んでいます。

雑木林、水田、畑地、小川といった身近な自然。日本の原風景ともいえる里山は、特有の動植物の生育・生息地であり生物多様性の観点からも注目されています。日立は、神奈川県の秦野市と東海大学、地域のみなさんの協力により「ITエコ実験村」を開村。ITで環境に貢献する「GeoAction100」の取り組みとして、里地里山の自然環境を保全する活動を進めています。

エコ村の様子や活動を、エコ村スタッフよりみなさんにお伝えします。

お米の贈呈式

2017年11月7日(火)

エコ村の5枚の田んぼで今年も稲作を実施し、玄米の状態の重さでもち米は118kg、うるち米は105kg収穫することができました。例年並みの収穫量です。

今年もたくさんの方に田植えや稲刈りにご協力いただきました。
収穫したての新米は、エコ村の村長、生き物の里管理運営協議会の会長そしてエコ村スタッフでご協力いただいた関係各所及び近隣施設に届けました。

ITエコ実験村でのハサガケの様子
ITエコ実験村でのハサガケの様子

しぶさわこども園では、年長園児と先生約110名とエコ村スタッフで贈呈式を行いました。まずはじめに、代表園児からエコ村スタッフが、クラス毎に園児が作成した感謝状を受け取りました。感謝状は、園児たちが、田植え、稲刈り、自然観察会などで印象に残った内容をイラストや文字でカラフルに書いてくれました。

感謝状贈呈
感謝状贈呈

頂いた感謝状
頂いた感謝状

その後、歌のプレゼントとして、しぶさわこども園の園歌と小さな世界「イッツアスモールワールド」の2曲を元気よく歌ってくれました。それぞれのクラスへもち米を5kgずつ渡しました。後日、餅つきをしたり、園の給食室で秋に収穫したサツマイモを使ったサツマイモおこわにするそうです。

お米の贈呈。園児には重たそうでした
お米の贈呈。園児には重たそうでした

渋沢小学校では小学校の20分休みの時間を利用し、4年生の各クラスの代表児童へうるち米を5kgずつ渡しました。

代表児童たちから「貴重な体験をさせていただきありがとうございました。」「田植え、稲刈り、楽しかったです。」などのコメントがありました。後日、学校の給食室で、給食のご飯にするそうです。

お米の贈呈。この時に児童から感謝の言葉がありました
お米の贈呈。この時に児童から感謝の言葉がありました

代表児童と先生とITエコ実験村関係者
代表児童と先生とITエコ実験村関係者

やまばと学園では、理事長と施設長へもち米を5kgずつお渡しました。新年会の時に、餅つきをしたりお赤飯にするそうです。寿相ヶ丘老人ホームでは、代表の入所者2名へもち米を5kgずつお渡ししました。後日、小さめのおはぎにするそうです。

やまばと学園での贈呈の様子
やまばと学園での贈呈の様子

今年もみなさんに新米を喜んでもらえて、エコ村スタッフ一同もうれしい気持ちになりました。
これで今年の稲作は終了となりました。

渋沢小学校4年生が生きもの観察会

2017年10月26日(木)

渋沢小学校4年4組の児童28名と担任の先生が、エコ村のフィールドで生きもの観察会を実施しました。観察会は、東海大学の北野教授と学生12名が生きものの先生として児童の観察のサポートしました。

初めのあいさつ。サポートの生きものの先生の紹介
初めのあいさつ。サポートの生きものの先生の紹介

今年の田植え体験の時に、学生たちが待ち時間を利用して生きもの観察会を実施してくれました。児童たちはそのレクチャーがとても楽しく「ぜひ、またお兄さんたちのお話が聴きたい!!」とのリクエストで、今回の観察会が実現しました。

このクラスでは「自然豊かな渋沢地区の自然について知る」ということを今年度の活動テーマに総合学習を進めているそうで、夏にはゲンジボタルについて詳しい地元の方からお話を伺ったそうです。

この日は、1グループ4人の児童に対して1、2名の学生が生きものの先生となり、班を編成しました。各班には、学校から持ってきたタブレットが1、2台割り当てられ、それぞれの班は、自由に散策してその場で見つけた生き物を捕まえて、タブレットで写真や動画を撮影していました。捕まえた生き物の名前がわからない時は生きものの先生に確認し、タッチパネル機能や撮影した写真に手書きするアプリケーションを使って名前を入力して、クラス専用のフォルダに格納していました。

タブレットで生きものを撮影
タブレットで生きものを撮影

生きものの先生が写真撮影をサポート
生きものの先生が写真撮影をサポート

色々な場所でいきもの探し
色々な場所でいきもの探し

撮影のために捕まえた水生生物
撮影のために捕まえた水生生物

児童たちは、写真を撮るためにたも網などを使って、たくさんの生きものを捕まえていました。

後日、撮影した写真をクラスで確認し、まとめていくそうです。地域の生きもの図鑑を作りたいという声もあるそうで、今回撮影した写真が図鑑の作成に役立つと良いなと思いました。

最後に集合写真
最後に集合写真

渋沢小学校4年生が脱穀体験

2017年10月18日(水)

4年1組の児童30名と担任の先生が、総合的な学習の時間(総合学習)を利用し田んぼの保全活動の一環で稲の脱穀体験をしました。7月には中間工程の水田の草取りを体験して、今回は最後の工程です。

実施にあたって、地元の農家の方に協力して頂き、農家の方のご自宅で実施しました。

まずはじめに、農家の方から稲作の年間スケジュールのおさらいと、これからの工程を説明しました。その中でも、この日実際に体験する行程の、脱穀、籾摺り、精米と、それぞれの時のお米の状態(籾だけの状態→玄米→白米)については詳細な説明がありました。

最初はお米作りの工程の説明を聞きました
最初はお米作りの工程の説明を聞きました


約100年前に活躍の足踏み脱穀機

いよいよ実践です。

脱穀については、約100年前に活躍していた足踏み脱穀機と現代の自動脱穀機とを比較するため、まずは児童全員に足踏み脱穀機での脱穀を体験してもらいました。足踏み脱穀機では足を動かしながら手で稲の籾部分を機械に当てなければならず、足と手の動きがバラバラなので難しく、みんな苦戦していました。 その後、自動脱穀機を動かしました。足踏み脱穀機と同じようなローラーが入っていて、そのローラーをエンジンで動かしているということを教えてもらい、原理が一緒なことにみな驚いていました。

次の工程の籾摺りの様子を見て、籾が飛んでいく様子に興味深々だったり、出来立ての温かい玄米の感触を手で確認してみたりしました。

脱穀、籾摺りの一連の工程について
脱穀、籾摺りの一連の工程について

玄米にしたものを、精米機にかけて、20分ぐらいの時間をかけて白米になる様子を見ることが出来ました。その時にできる糠(ぬか)について、ふわふわしているという感触を確認している児童もいました。

精米機に玄米を投入
精米機に玄米を投入

約10〜20分経つと白米になりました
約10〜20分経つと白米になりました

脱穀から精米までの一連の行程を体験した後は、農家の方からのサービスで、今年の収穫米(炊き立て)を一口サイズのおにぎりにして振舞われ、味見をすることが出来ました。

児童たちからは「おいしい!」「もったいなくて少しずつ食べる」などの感想が聞かれました。

最後のまとめとしての質問コーナーでは、「白米にした後はどうなるのですか?」「糠はどうするのですか?」「昔の精米はどうしてたのですか?」などの質問がありました。それらすべて、農家の方からの回答があり、児童たちはその回答を真剣に聞いて、大事なところをノートにまとめていました。

最初から最後まで児童たちの目は興味津々でキラキラしており、思い出に残る総合学習の体験授業になったようです。

映像撮影風景いろいろ

2017年10月13日(金)

先日エコ村の新しい映像を公開しましたが、撮影にあたり、関係者をはじめ、映像案内役のヨーロッパから来日した留学生のイボヤさんや「里山資本主義」などの著者である藻谷浩介氏、ドローン撮影部隊など、多くの方々が来村されましたので紹介します。

まずはイボヤさんの撮影風景です。これまで日本の里山にはあまり来る機会がなかったそうで、村を楽しそうに散策していました。イボヤさんの日本語がとても流暢なので、一部ナレーションもお願いしました。

左奥がイボヤさん
左奥がイボヤさん

イボヤさんと水生昆虫
イボヤさんと水生昆虫

こちらは秦野市 環境産業部 環境保全課 谷課長の撮影の様子です。
雨の中、広葉樹林再生エリアの、秦野市の住宅街が見える風景をバックにインタビューに応じていただきました。

広葉樹林再生エリアの見晴台で撮影
広葉樹林再生エリアの見晴台で撮影

続いては東海大学 教養学部 人間環境学科 自然環境過程の北野教授の撮影の様子です。北野教授にはこども園や小学校での生きもの観察会などで、エコ村の生きものの生息場所の紹介やからだの特徴などについて詳しく教えています。

北野教授、休耕田再生エリアで撮影
北野教授、休耕田再生エリアで撮影

藻谷先生は湧水が大好きだそうです。お仕事で全国各地を巡っており、湧水のあるところでは必ず触れてみるとのこと。エコ村の湧水も嬉しそうに触っていました。

エコ村水源 湧水前で
エコ村水源 湧水前で

こちらは「ドローン運用統合管理サービス」を活用した実証実験の撮影風景。

ドローンをカメラで追う撮影スタッフ
ドローンをカメラで追う撮影スタッフ

このドローンを飛ばしました
このドローンを飛ばしました

みんなを和やかにしてくれた生きものたち。

ドローン操縦者の背中にカマキリ
ドローン操縦者の背中にカマキリ

スタッフにも大人気のアカハライモリ
スタッフにも大人気のアカハライモリ

大勢の方のご協力により、素敵な映像ができあがりました。ぜひ、映像をご覧ください。

SATOYAMAの恵みを次の世代へ - 日立ITエコ実験村 -

稲刈り・芋掘り2017:渋沢小学校編

2017年10月4日(水)、11日(水)

10月4日(水)に、4年生児童と先生、約140名が稲刈りを行いました。

朝は小雨がぱらついていて、翌日への延期を検討しましたが、翌日も一日中雨の予報なので今日の午後には雨が上がる予報を信じて、急遽開催時間を午後に変更して開催することにしました。4クラス全員が田んぼに集合して、午後の限られた時間で稲刈りを体験しました。

稲の刈り時の鎌の使い方の説明を聞きます
稲の刈り時の鎌の使い方の説明を聞きます

このイベントは7回目となり、こども園(幼稚園)時代にエコ村で稲刈りを経験している児童もいましたが、刈り方を覚えていなかったり、また初めて稲刈りする児童も多くいたので、 地元ボランティアの人たちから稲の刈り方を熱心に聞いた後、2人1組で、稲を刈りました。 刈る担当と束ねる担当に別れて、10束刈りとったら一つに束ね、その作業を交代しながら進めていきました。

稲刈りの仕方が熟練者のようです
稲刈りの仕方が熟練者のようです

1クラス全員一度に田んぼに入っての稲刈りになりました
1クラス全員一度に田んぼに入っての稲刈りになりました

実際に刈ったら、「楽しかった!」「もっと刈りたかった!」など元気な声がたくさん聞こえてきました。1クラスずつ順番に稲を刈ったので、その間待っているクラス向けにはエコ村に設置している実験機器の紹介もしました。

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10月11日(水)は、2年生児童と先生、約130名がサツマイモの芋掘りを行いました。

今年は初の試みで、畝に覆い被せて保温と防草の役目を担う黒いビニールシート(黒マルチシート)を取り除く作業も一部の児童が体験しました。 シートを取り除く時に、丁寧に剥がしていかないと土が飛ぶことがわかったようで、そっと持ち上げて取り除くなど自分たちで工夫することができました。

児童たちからは、春に自分たちで植えた苗が掘った時に大きなお芋になって現れると大歓声が上がりました。

黒いビニールシートを丁寧に取り除きました
黒いビニールシートを丁寧に取り除きました

大きなお芋が掘れると「みんな見て見て!」
大きなお芋が掘れると「みんな見て見て!」

ほとんどの児童は手に手袋をしていたためか、掘るスピードが速く、あっという間にお芋が現れ、掘り終わってしまうので、もっと掘りたい!との声が上がりました。 中にはお芋がとても大きくて深い埋もれているので上手に掘れず、地元ボランティアの人たちにスコップで手伝ってもらう光景も見られました。

これで今年も、ITエコ実験村での学年全体の農業体験イベントは無事に終了することができました。一部のクラスは総合学習で脱穀体験プログラムや冬野菜の栽培などがあり、まだまだ活動は続きます。

稲刈り2017:従業員とその家族編

2017年9月30日(土)

9月30日(土)に、従業員とその家族、地元の方々144名が稲刈り体験を行いました。

この稲刈り体験は今年で7回目です。5月に田植えをした田んぼ4枚すべての稲を刈りました。中でも大人が担当した田んぼのうるち米は、もち米と比べると成長が早く、稲の根元から倒れてしまっていたので、 参加者はどうやって刈ろうかと悩ましい様子でしたが、みんなで相談して協力し合い、倒れている反対側から刈りはじめることで、きれいに刈ることができました。

親子担当の田んぼの様子
親子担当の田んぼの様子

大人担当の田んぼの様子
大人担当の田んぼの様子

他の3枚の田んぼは、親子での参加者が担当し、それぞれのペースで刈りました。

参加者全員が、鎌で稲を刈り、束ね、天日に干すためにハサガケを行う一連の作業工程を体験しました。 刈った稲を稲藁を使って束ねのですが、束ね方がゆるいと直ぐに稲がばらけてしまうので、とても大変という声が聞こえてきました。

稲刈り後は、2つの見学会を同時に実施しました。一つ目は、東海大学の学生さんたちによる生き物観察会です。 この生き物観察会は毎回従業員親子から好評で、今回もたくさんの方が興味を持って参加しました。 秋には春にあまり見かけなかったオンブバッタやコバネイナゴなどがたくさん跳び回っている光景を珍しそうに眺めたり触ったりしてました。 秋の里地里山の素晴らしさを五感で感じることができ、とても良い経験となったようです。

大好評の生きもの観察会の様子
大好評の生きもの観察会の様子

もう一つはフィールドに設置しているIT機器の見学会です。林縁に設置してある新鳥獣害対策ソリューションや田んぼに設置してあるe-kakashiを紹介しました。

今回は収穫会ということで、稲刈り後の懇親会では参加者で餅つきを実施しました。また、事前に行ったアンケートへの回答に協力してくれた方々へ特典としてサツマイモ掘り体験も行いました。

餅つきの様子。列ができました
餅つきの様子。列ができました

サツマイモ掘り体験。1家族1株、持ち帰りました
サツマイモ掘り体験。1家族1株、持ち帰りました

刈った稲は、今後脱穀をして計量し、収穫量を集計します。e-kakashiに収量データを登録し、温度・湿度・水温といった環境情報との関係を確認し、来年度の稲作へも反映していきます。

稲刈り・芋掘り2017:しぶさわこども園編

2017年9月26日(火)

9月26日(火)に年長園児約95名、年少園児約95名と先生の約200名が、サツマイモの芋掘りと稲刈りを行いました。

年少園児は芋掘りにチャレンジしました。
このサツマイモは、年長園児が5月に苗植えを行う予定でしたが、苗植えの日が雨のため中止となってしまったので、渋沢小学校2年生の児童が、自分たちの苗植えのときに、年長園児の分も植えてくれたものです。

みんな一斉に手で掘り始めました
みんな一斉に手で掘り始めました

大きなお芋が姿をあらわしました
大きなお芋が姿をあらわしました

天候のおかげか、植え方が上手だったのか、大きいサイズのお芋がたくさん収穫できました。お芋が大きいために深くまで埋もれていて掘り出せないでいる園児には、地元ボランティアの人たちがシャベルで掘り出してくれました。
園児たちは、大きいお芋を持ち上げて声をだして喜んでいました。

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年長さんは稲刈りの体験です。

5月にもち米の苗を植えたときは15cmぐらいでしたが、稲刈りの時には110〜120cmに成長して、園児たちは自分たちの身長よりも大きくなった稲を見て驚いている様子でした。

順番に稲刈りをしていきます。直前に稲刈りしている子の様子を間近で見て確認します
順番に稲刈りをしていきます。直前に稲刈りしている子の様子を間近で見て確認します

やり方がわかるとサクサクと刈れるようになりました
やり方がわかるとサクサクと刈れるようになりました

稲刈り鎌に触れるのが初めてという園児が多く、最初は地元ボランティアの人たちが鎌を一緒に持っていましたが、慣れてくると一人で鎌をもって稲を刈れるようになりました。

村長も園児の稲刈りを間近で見守りました
村長も園児の稲刈りを間近で見守りました

園児の刈った稲をボランティアが干しました
園児の刈った稲をボランティアが干しました

刈った稲は、天日で乾燥させた後、脱穀、籾摺り、精米を行い、11月上旬にはエコ村スタッフと地元ボランティアでこども園に届ける予定です。

しぶさわこども園「秋の自然観察会2017」

2017年9月15日(金)

9月15日(金)、しぶさわこども園の園児と先生約200名が秋の自然観察会を行いました。

今回も東海大学の北野先生と学生さん10名に生きものの先生になっていただき、園児たちに秋の生き物を中心に見たり触ってもらったりしながら教えました。

生き物の先生の紹介です
生き物の先生の紹介です

園児たちは、年長園児と年少園児が手つなぎペアとなり、一緒にフィールドを探検しながら生き物を見つけていました。

生きものに触れたり見たりしています
生きものに触れたり見たりしています

エコ村にたくさんの人がいてにぎやかでした
エコ村にたくさんの人がいてにぎやかでした

川沿いではサワガニやホトケドジョウを見つけたり、みんなの広場ではケラを見つけて観察し、池の近くではアカハライモリやカエルに触れたりしました。約30分という短い時間でしたが、園児たちは秋の虫を中心にたくさん虫を見つけて楽しんでいる様子でした。

カエルが死んだふりをするための準備
カエルが死んだふりをするための準備

てのひらの上でカエルをあおむけに。成功しました
てのひらの上でカエルをあおむけに。成功しました

園児たちは、生きものの先生であるお兄さんやお姉さんに生きものを教えてもらうことができ、とても喜んでいました。帰りはとても名残惜しそうにしながらエコ村をあとにしました。
この日の様子は、エコ村の新しい紹介映像にも収録されています。

SATOYAMAの恵みを次の世代へ - 日立ITエコ実験村 -

新しい映像の公開

2017年9月29日(金)

エコ村の新しい映像を公開しました。
撮影は8月下旬から9月中旬まで行いました。地上での撮影に加え、ドローンを活用して上空からも撮影し、稲が実り始め、色が付き、こうべが垂れるころの秋のエコ村のさまざまな風景をご覧いただけます。
動画、ぜひご覧ください。

動画:SATOYAMAの恵みを次の世代へ - 日立ITエコ実験村 - (動画再生時間 8分28秒)
クリックすると Hitachi Brand Channel (Youtube) で動画が再生されます

珍しいお客様

2017年9月11日(月)

本格的な夏の訪れを感じた7月中旬、エコ村の水源近くの動物観察カメラに珍しいお客さまが来ているのを確認しました。
なんと、ニホンカモシカ!
ニホンカモシカと言えば、国の特別天然記念物になっていて保護政策がとられている貴重な生き物です。
美味しい湧き水を飲みに来たのか、涼みに来たのかはわかりませんが、スタッフも初めてのカモシカにびっくりでした。動画、ぜひご覧ください。

ニホンカモシカ、右下に注目してください
ニホンカモシカ、右下にご注目ください。クリックすると動画が再生されます

tvk「かながわ旬彩ナビ」のロケ

2017年7月18日(火)

青空がまぶしいこの日、テレビ神奈川「かながわ旬彩ナビ」7月第5回(7月30日放送予定)のロケがエコ村で行われました。今回のテーマは「暑い夏を快適に!秦野のひんやりスポット」ということで、エコ村のひんやりスポットを求めて、レポーターの旬彩キャッチャー伊藤綾香さん、スタッフさん一同が来村されました。

エコ村村長がエコ村の概要を説明し、新鳥獣害対策ソリューションe-kakashiなどのIT実験や水源のあるひんやりスポットを案内しました。

エコ村村長が村のひんやりスポットを案内しました
エコ村村長が村のひんやりスポットを案内しました

レポーターさんに鳥獣害対策ソリューションを体験いただきました
レポーターさんに鳥獣害対策ソリューションを体験いただきました

そして東海大学の北野教授と学生さんたちが、村に生息するホトケドジョウ、アカハライモリ、オニヤンマなどを紹介すると、レポーターさんはおっかなびっくり、生きものたちと触れ合っていました。

水辺の生きものたちがひんやり気分を盛り上げてくれました
水辺の生きものたちがひんやり気分を盛り上げてくれました

オニヤンマも出演しました
オニヤンマも出演しました

暑い日のロケでしたが、村の水源付近の散策や水辺の生きものたちとのふれあいで、一同ひんやり気分を満喫したのでした。
テレビ神奈川「かながわ旬彩ナビ」は7月30日(日)9時から放送予定です。ぜひご覧ください!

みなさま、お疲れさまでした!
みなさま、お疲れさまでした!

ホタル観察2017 その2

2017年7月11日(火)

7月11日の午後7時半過ぎ。

辺りが暗くなった頃、ホタル観察のためフィールドへ出ました。最初は風が強くホタルを観察できませんでしたが、しばらくすると風が止み涼しくなってきたら、新田のあたりでポツリ、ポツリとホタルが光りはじめました。

暗さが増してくると、ホタルの数も増えだし、湿地のあたり一面にホタルが観察できました。目視で数えると40匹以上でした。

今回、観察できたホタルはヘイケボタルと思われます。

ヘイケボタル
ヘイケボタル

ヘイケボタルが観察できました
ヘイケボタルが観察できました

光が弱いので、うす暗いと見つけづらいのですが、暗くなった8時半ごろには、たくさんのホタルがはっきりと確認できました。

今年もたくさんのホタルが村のあちこちで舞うことが確認できました。
スタッフたちはホタルに来年もまた来てねとそっと声をかけ、村を後にしました。

渋沢小学校4年生の総合授業で田んぼの保全

2017年7月3日(月)

4年1組の児童32名と担任の先生が、総合的な学習の時間(総合学習)を利用し、田んぼの保全活動を体験しました。この保全は初めて実施する活動で、きっかけは、先日の田植えの後の担任の先生のお話しでした。田植えができるように地元ボランティアが準備をして、その後も手入れをして稲が育っていくことを聞いた児童たちは、自分たちの手で何かできないかと相談して、総合学習のテーマに保全活動を選んだそうです。

今回も地元ボランティアに協力していただきました。

はじめに、米作りの名人から田の草取りを実施する目的、意味を教えてもらいました。田んぼの草をそのままにしておくと水田の栄養が草に取られてしまうため、草を抜いて栄養を稲に回すなど、稲の生育を助ける働きがあるとのことです。

そして雑草の中でも稲との区別が難しい「ヒエ」の特徴を教えてもらいました。

田んぼの保全についての説明を聞きました
田んぼの保全についての説明を聞きました

草取りの様子
草取りの様子

今回の活動の意味を理解したところで児童たちは実際に田んぼに入り、雑草や藻を取り除きました。

取り除いた草は、ヒエ、ホタルイ、イボクサ、セリ、スギナ、などが多かったです。特にヒエは稲と見分けるのが難しいのですが、児童たちは「これはヒエ」と言いながらものすごいスピードで取り除いていました。それを見ていた地元ボランティアたちは、「区別が難しいのにすごいね!」と児童を褒めていました。

草取り機も使いました
草取り機も使いました

鎌の使い方を教えてもらいました
鎌の使い方を教えてもらいました

また、田んぼ周辺の草刈りも実施しました。

刃物を扱ったことのない児童も多いので、初めに鎌の使い方やコツ(円を描くように刈る)などの説明を聞き、地元ボランティアたちが見守る中、さくさくと草刈りをしていました。

大量のスギナを取りました
大量のスギナを抜きました

左からヒエ、スギナ、イボクサ、セリ、ホタルイ
左からヒエ、スギナ、イボクサ、セリ、ホタルイ

エコ村スタッフとしては、児童たちが田んぼの保全に興味を持ち、一緒に活動をしてくれたことが大変嬉しいです。この後も田んぼの保全を行い、しっかりと成長させていけたらと思っています。

ホタル観察2017

2017年6月20日(火)

6月20日の午後7時半過ぎ。

辺りが暗くなった頃、エコ村の水源に近い場所でホタルが舞い始めました。出現場所は地図に記載したところになります。またエコ村では気温と湿度を計測する機器を設置しており、出現した時間の気温と湿度のデータを取得しました。

フィールドマップ ホタル観測(図をクリックすると別ウインドウで拡大表示)
フィールドマップ ホタル観測(図をクリックすると別ウインドウで拡大表示)

ホタル出現時の温度と湿度(計測時間19:30〜20:30)
場所計測最大値最小値平均値
ホタル出現場所1
池の近く(右)
気温21.1℃20.5℃20.8℃
湿度92.6%79.0%84.8%
ホタル出現場所1
水車の近く(左)
気温21.3℃20.6℃20.9℃
湿度96.4%81.9%87.6%
ホタル出現場所2
中央付近
気温21.1℃20.6℃20.8℃
湿度95.7%78.7%85.5%

ホタルが舞う条件のひとつに「湿度が高い」という項目があり、条件を満たしていることがわかりました。

ホタルの数を数えている地元の方から「今日は11匹だね。」と言われました。秦野市のガイドマップにエコ村は、ホタルが観察でき出る場所として紹介されていて、毎日のように見学者が来村していました。

木の枝に止まっていたゲンジボタル
木の枝に止まっていたゲンジボタル

手の中でゲンジボタルが光っている様子
手の中でゲンジボタルが光っている様子

ホタルは良好な水辺環境の指標となる昆虫でもあります。
今後もホタルがたくさん舞うように水辺環境を保全していきます。

田植え2017:従業員とその家族編

2017年5月27日(土)

5月27日(土)は日立の従業員とその家族、地元の方々約130名が田植え体験に参加しました。この田植え体験は今年で7回目を迎えました。

今回の参加者の多くは田植えが初めてでしたが、地元ボランティアの方から丁寧な指導を受けたので美しく植えることができました。一方、田植え熟練者は、指導者の方が千村植えと呼んでいる田んぼにレーンを作りレーンの中を等間隔に植える方式で植えました。

小さな子も上手に楽しそうに植えていました
小さな子も上手に楽しそうに植えていました

大人も楽しそうに植えています
大人も楽しそうに植えています

田植え後は少しの間、自由散策時間とし、東海大学の学生5名に協力をいただき、小さな子どもに大人気の生きもの教室を実施したり、大人向けにはエコ村のフィールド散策ツアーを行いました。
後日、参加者から感想が寄せられましたので一部を紹介します。

・中学生の子どもが農業に興味があるというので、この機会に一緒に参加しました。普段ゆっくり話すことができないが、一日ゆっくり会話することができ良かった
・普段、接することのない従業員同士や、学生たちと交流が持てて新鮮だった
・エコ村に設置してある実験機器類の説明を聞くことができて非常に勉強になった
・最年少で参加した1歳児も楽しんで田植えができた
・地元ボランティア団体の方々が楽しそうに活動しており、自分も一緒に活動したいので活動日などを教えてほしい

田植え熟練者による千村植え
田植え熟練者による千村植え

今年もたくさんの人が集まりました
今年もたくさんの人が集まりました

大人も子どもも、田んぼは多様な生きものが生息する場所として、大事な役割を担っているところであることや、里地里山の素晴らしさを五感で感じることができ、とても良い経験となったようです。

e-kakashiを活用して田んぼの水分量など生育管理し、みなさんが心を込めて植えた苗を大切に育て、稲刈りができるようスタッフ一同がんばります!

芋苗植え・田植え2017:秦野市立渋沢小学校編

2017年5月15日(月)、22日(月)

5月15日(月)に2年生児童と先生約130名がサツマイモの苗植えを行いました。

植える前に、地元ボランティアからサツマイモの苗植えのコツを教えてもらいました。苗の植え方にはいくつか種類があり、秋の収穫時のサツマイモの大きさや数が決まることを学びました。またエコ村村長代理からも太陽の光、雨、土と自然が大きく関わって成長していくこと、日頃から自然を大切していくことの大事さを伝えました。

サツマイモの苗植えにもコツがあるんです
サツマイモの苗植えにもコツがあるんです

みんな真剣です
みんな真剣です

植えるときには、土に被せた黒いビニールシートを破ることに戸惑いが見えたものの、児童たちはスコップを使って土を深く掘り、苗を入れ土をかぶせていきました。
1人1本ずつ植え終わったところで、10日に予定していたこども園の芋の苗植えが中止になったので、園児に代わって苗を植えてもらいました。担任の先生からは、「こども園の分は責任重大だ!植え方もわかってきたからきちんと心を込めて植えよう!」と活が入ると、児童たちはより一層心を込めて植えていました。

大きなお芋に育ちますように
大きなお芋に育ちますように


5月22日(月)は4年生児童と先生約140名が田植えと自然観察を行いました。

田植えではいつものように地元ボランティアから田植えの方法を教えてもらいました。その後、児童たちは靴下を履いて田んぼに入り、普段経験することのない独特の感触に物珍しさを感じながらも、田植えをすることができました。 また、小学校の田植えでは初めて田植えの空き時間を利用し自然観察会も実施しました。今回も東海大学の先生と学生に協力いただき、事前に池で捕まえた水生生物をたくさん紹介すると児童たちも担任の先生たちもとても興味を持って見入っていました。

最初はそろりそろりと田んぼに入りました
最初はそろりそろりと田んぼに入りました

生きものたくさん見つけました
生きものたくさん見つけました

幼稚園のときにエコ村で田植えをしたことがある児童が数人いたのですが、その時の記憶があまり残っていないようでしたので、今回の田植えは大人になっても、みんなの記憶に残るといいなと思いました。

田植え・自然観察2017:秦野市立しぶさわこども園編

2017年5月23日(火)

5月23日(火)にしぶさわこども園の園児と先生約100名が田植えと自然観察を行いました。

初めて田植えをする園児が多く、田んぼに入るときに戸惑いがあるようでした。地元ボランティアの人たちが優しくサポートし、少しずつ田んぼの中の泥のねっとりとした感覚に慣れていき、泥が気にならなくなったことで田植えをすることができました。この日はテレビ神奈川の取材が来て、園児たちの田植えの様子がその夜のニュース番組で放映されました。

田んぼの中も慣れればへっちゃら
田んぼの中も慣れればへっちゃら

「おいしくなぁれ」とおまじないをしながら植えました
「おいしくなぁれ」とおまじないをしながら植えました

そして、園児たちが楽しみにしていた自然観察会では、東海大学の北野先生と学生たちが生き物の先生になって、匂いのある植物(ニッケイやドクダミなど)、池にいるホトケドジョウやアカハライモリなどを園児たちに紹介しました。さらに池にいるツチガエルは、人の手のひらの上に乗せおなかをさすると死んだふりをすることを見せました。それを見た園児は、先生に促され恐る恐るカエルのおなかに触れ、「ほんとに動かない!」とか「プニプニしている」などの声があがっていました。

学生の生きもの先生から実物を見ながら教えてもらいました
学生の生きもの先生から実物を見ながら教えてもらいました

実は5月10日(水)にサツマイモの苗植えと自然観察会を予定していたのですが、雨のため中止となってしまいました。園児たちがとても楽しみにしていた行事だったので、自然観察会だけでも次の田植え行事の時にできないかと思い、いつもご協力いただく東海大学の北野先生に相談したところ、ご快諾いただき日程を振り替えて開催することができました。園児たちはとても楽しかったようで、後日、こども園の先生から「大変喜んでいましたよ」との連絡を受け、開催してよかったと、スタッフ一同うれしく思いました。