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日立のクラウド Hitachi Cloud

 
 

SAP® ERPのインフラをHitachi Cloudへ移行
BCP対策の強化とコストの平準化を実現

省エネと快適な空間づくりに貢献するグラスウール断熱材で国内トップクラスのシェアを誇る旭ファイバーグラス株式会社(以下、旭ファイバーグラス)。2014年に発売した住宅用グラスウール断熱材「アクリアα」シリーズは世界最高水準の熱伝導率で平成26年度省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」を受賞するなど、優れた技術力で業界をリードしています。

課題

オンプレミスで運用していた基幹システム(SAP® ERP)のBCP(*1)対策を強化したかった

解決

システム基盤のハードウェア保守期限切れを契機にHitachi Cloudへ全面移行

効果

万一の災害時にも安心して事業継続できる環境を構築。コスト平準化に加え、将来的にDR(*2)環境や新業務の柔軟な追加が可能に

*1 Business Continuity Plan
*2 Disaster Recovery
 
旭ファイバーグラス株式会社

旭ファイバーグラス株式会社 Webサイトを見る

項目 概要
[所在地]

東京都千代田区神田鍛冶町3-6-3 神田三菱ビル

[設立]

1956年11月1日

[資本金]

50億3,600万円

[従業員数]

464名(2014年12月31日現在)

[事業内容]

各種ガラス繊維製品およびその関連製品に関する事業、建材関連事業

旭ファイバーグラス株式会社

選ばれたポイント

  • BCP対策に最も有力な選択肢となったクラウド
  • 環境構築やAMOの提供もワンストップで実現した日立
  • クラウドの柔軟性を生かした攻めの経営に

Point1 BCP対策に最も有力な選択肢となったクラウド

旭ファイバーグラスは1999年から基幹システムにSAP® ERPを導入し、オンプレミスで運用してきました。 しかし2015年1月、データベースやOS環境も含めたハードウェアの保守期限切れを契機にシステム基盤をHitachi Cloudへ全面移行。ITリソースや運用・保守までをサービスとして利用する方向にかじを切りました。 管理本部 情報システム部 部長の清水 朗氏は「最も大きな理由となったのがBCP対策です。東日本大震災以降、経営トップから事業継続性を高めるためにクラウド活用を検討するよう指示があり、われわれも次期システムをゼロベースから考え直すことになりました。 それまでERPサーバは神奈川県の湘南工場に設置していましたが、近隣の相模川が氾濫する可能性や活断層の存在などで、災害リスクは決して少なくない。 ならば堅ろうなデータセンターで基幹システムを稼働させるクラウドは、安全性を考えると最も有力な選択肢になると判断しました」と経緯を説明します。

また同部 主幹の宮崎 博英氏は「さまざまな製造機器が稼働している工場では使用電力やスペースにも制限があります。サーバ増設時には電源や設置場所、冗長構成などの検討を行わなければならず、それぞれに異なる運用管理やCMT(*3)によるバックアップ、トラブル対応なども含め、管理負担は年々増大していました。こうした課題を解決する意味でも、システムリソースと運用を専門家にワンストップで任せることができるクラウドは非常に魅力的だったのです」と語ります。

*3 Cartridge Magnetic Tape

Point2 環境構築やAMOの提供もワンストップで実現した日立

4社が候補となったクラウドベンダーの選定で、最終的に日立を選んだ理由を清水氏は「これまで当社のSAP® ERPを継続的に構築、支援してくださった日立さんへの信頼感、日立AMO for SAP®による運用・保守サービスも含めた総合力が決め手となりました」と語ります。

日立はクラウド環境への移行に際し、OSやカーネルなど最低限のバージョンアップで低コストなリプレースを実現するプランを提案。既存システムの構築経験を持つメンバーが対応する安全・確実なプロジェクト推進体制に加え、専用ツールを使わないSAP®標準機能のみでのリーズナブルなアーカイブ運用や本番・品証・開発・バックアップ環境それぞれで分かれていたジョブ管理の一元化など、旭ファイバーグラスの運用状況を知り尽くした長年のパートナーならではの、きめ細かい改善策を盛り込みました。

また、クラウド移行で懸念されるサービス品質の維持についても、「以前から信頼しているSEさんが、当社のシステム利用状況や過去の実績から算出した数値をもとに最適なサイジングを実施してくださり、安心して業務が行える環境が構築できました」と同部 主席の松本 充広氏は笑顔を見せます。

「クラウドでは最新のハードウェアリソースが適用されるため、処理能力も大幅にアップし、7時間程度かかっていた月次の夜間バッチも4時間ほどに短縮しました。バックアップ業務もすべてわれわれの手を離れたため、これまでCMTで行っていた面倒な作業やテープの管理がなくなり、運用面でも非常に助かっています」と宮崎氏は喜びます。

Point3 クラウドの柔軟性を生かした攻めの経営に

基幹システムをHitachi Cloudへ移行したことで、旭ファイバーグラスは当初の目的だったBCPの強化とともに運用の標準化とコストの平準化も実現。周辺システムとなるメールサーバやファイルサーバについても、それぞれハードウェアを更改するタイミングでクラウドへ統合し、さらなるコストメリットの追求と運用負荷の低減を図る予定です。

「次なるテーマは、他の地域にあるデータセンターと結んだDR環境の構築です。

災害復旧の迅速性を図る意味でも、DRは基幹システムだけでなくメールシステムやファイルシステムについても必要だと思います。まだ検討段階ではありますが、そこでもぜひ日立さんの協力をお願いしたいですね」と語る松本氏。一方、宮崎氏は「新たなハードウェア資源をオンデマンドで活用できるのもクラウドの大きな魅力です。ビッグデータ分析など新業務を行いたい場合でも、柔軟に対応することができます。使う側としては本当に楽な時代になりました」と、クラウドの柔軟性を利用した新業務の構想にも言及します。

「経営層からもHitachi Cloudへの評価は非常に高いものがあります。今後もすべての業務システムにおいて、クラウドが最も重要な選択肢となっていくでしょう」と期待を寄せる清水氏。ハードウェアに依存したシステムライフサイクルから脱却し、最新のリソースを柔軟に活用した“攻め”のIT経営にかじを切った旭ファイバーグラスを、これからも日立は付加価値の高いソリューション提案と高信頼のクラウドでサポートしていきます。

旭ファイバーグラスに導入されたシステムの概要

旭ファイバーグラスに導入されたシステムの概要

 
 
 

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