BIOS2.30未満を使用している装置でバンク7または8のステータス0xB2000000'00200400または0xF2000000'00200400のUncorrectable Machine Check Exceptions (UMCE)が発生し、予期せぬ再起動が発生することがあります。この現象の対策方法を以下に示します。
重要
BIOS2.30未満を使用しアドバンストメモリプロテクションモードがフォールトトレラントメモリ(ADDDC)に設定されている装置で、バンク7または8のステータス0xB2000000'00200400または0xF2000000'00200400のUncorrectable Machine Check Exceptions (UMCE)が発生し、予期しない再起動が発生することがあります。
この現象が発生すると、エラーは次のシナリオのいずれかに該当します。
注:上記のシナリオはすべて、Intel CPUに固有の既知の問題の結果として発生する場合があります。上記のシナリオ1のバンク7およびバンク8のUMCEは、このエラーの直接的な発生例です。シナリオ2のIMLエントリには、バンク7またはバンク8のUMCEのエントリは含まれていませんが、同じ既知の問題が原因である可能性があります。
アドバンストメモリプロテクションモードをフォールトトレラントメモリ(ADDDC)以外に設定してください。
なお、アドバンストメモリプロテクションモードは特定のHW構成で自動的にフォールトトレラントメモリ(ADDDC)に設定される場合があります。詳細は下記のアドバイザリを参照ください。
BIOSバージョン2.30以降にアップデートしてください。最新のBIOSは次の日立Webページよりダウンロードしてください。
アップデートは、オンラインもしくはオフラインで可能です。
作業時間は1台あたり約10分となります。(当該ファームウェアのみ更新された場合)
対象装置 |
HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL580 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 |
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アドバンストメモリプロテクションモードをフォールトトレラントメモリ(ADDDC)に設定している場合
BIOS2.30未満
OS依存はありません。
2020年6月26日(更新)
2020年4月10日(公開)
CRI-2020-0006