Hitachi

概要

インテルプラットフォームの特権昇格や情報漏えい等に関する10件の脆弱性が公表されました。この脆弱性の対策方法を以下に示します。

重要度

重要

現象および影響範囲

これらの脆弱性により特権昇格や情報漏えい等を受ける可能性があります。詳細は下記CVEおよびIntel-SAを参照してください。

●対象装置
 HA8000V/DL360 Gen10
 HA8000V/DL380 Gen10
 HA8000V/DL580 Gen10
 HA8000V/ML350 Gen10

CVE Intel-SA 対策版Firmware
CVE-2019-14607 Intel-SA-00317 BIOSバージョン2.22以降
CVE-2019-0151
CVE-2019-0152
Intel-SA-00240
CVE-2019-11135 Intel-SA-00270
CVE-2019-11136
CVE-2019-11137
Intel-SA-00280
CVE-2019-11139 Intel-SA-00271
CVE-2019-11090
CVE-2019-11109
Intel-SA-00241 SPS FW 4.01.04.339以降

●対象装置
 HA8000V/DL20 Gen10
 HA8000V/ML30 Gen10

CVE Intel-SA 対策版Firmware
CVE-2019-14607 Intel-SA-00317 BIOSバージョン2.10以降
CVE-2019-0151
CVE-2019-0152
Intel-SA-00240
CVE-2019-11135 Intel-SA-00270
CVE-2019-11157 - BIOSバージョン2.12以降

NOTE: 上記のリンクのいずれかをクリックすると、Hitachi, Ltd.以外のWebサイトが表示されます。Hitachiは、Hitachi外部のWebサイトの情報を管理しておらず、また、それらに関する責任も負いません。

回避策

上記CVEおよびIntel-SAを参照してください。

対策方法

対象のFirmwareを対策版Firmware以降のバージョンにアップデートしてください。対策版Firmwareは次の日立Webページよりダウンロードしてください。

アップデートは、オンライン(Windows/Linuxの場合)もしくはオフラインで可能です。なお、オンラインでアップデートした場合、サーバの再起動が必要となります。
作業時間は1台あたりオンライン:約10分 オフライン:約20分となります。(当該ファームウェアのみ更新された場合)

対象製品

現象および影響範囲を参照してください。

発生条件

CVEおよびIntel-SAを参照してください。

対象バージョン

現象および影響範囲を参照ください。対策版Firmware未満のバージョンが影響を受けるバージョンとなります。

対象OS

OS依存はありません。

更新情報

2020年1月31日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

CRI-2020-0002