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概要

HA8000Vシリーズ Service Pack for HA8000V (SPH)のVersion 4.60をリリースしました。

現象および影響範囲

SPHのメンテナンスリリースです。詳細については、次の日立Webページ掲載の『Service Pack for HA8000V補足資料(Readme)』を参照ください。

適用方法

今回リリースしたSPHをダウンロードサイトで提供しています。
次の日立WebページからSPH isoイメージをダウンロードしてください。
isoイメージをダウンロードの上、上記の補足資料並びに下記マニュアルサイトに掲載している『Smart Update Manager ユーザーガイド』を参照の上、適用ください。

注意事項・制限事項

今回リリースしたSPHには下記の注意事項・制限事項があります。詳細はReadmeもしくはアドバイザリを参照してください。

【Linux環境でご使用の場合】

  • Trusted Platform Module(TPM)を有効にしている場合、ランゲージパックのアップデートに失敗することがあります。本現象が発生した場合の回避方法は、Readmeを参照ください。
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6.9(RHEL6.9)環境において、SUMを実行中に例外が発生し、SUMが停止する場合があります。本現象が発生した場合の回避方法は、アドバイザリ ADV-2018-0041を参照ください。

【VMware環境でご使用の場合】

  • SPH/SUM を使用しファームウェア/ドライバのアップデートを行うには、事前にESXiホストにiSUT をインストールする必要があります。インストール方法についてはReadmeを参照ください。
  • Intel 製ネットワークアダプタのVMware 稼働中のオンラインファームウェアアップデートには対応しておりません。当該アダプタをご使用の場合は、SUM のオフライン 展開モードをご使用ください。
  • 適用中のQlogic 製Fibre Channel HBA ドライバ(qlnativefc)のバージョンが、SUMで正しく表示されない場合があります。詳細はReadmeを参照ください。
  • 適用中のドライバ、ソフトウェアコンポーネントのバージョンが、SUMで正しく表示されない場合があります。詳細はアドバイザリ ADV-2018-0052を参照ください。
  • VMware ドライバをアップデートした場合、ネイティブ ドライバが適用されます。このため、ご使用のVMware 環境でVMKLinux ドライバをご使用の場合、ドライバが変更され、設定されているドライバパラメータが初期化されます。ドライバパラメータの再設定方法についてはReadmeを参照ください。

対象製品

 
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

対象OS

Microsoft Windows Server 2016
Microsoft Windows Server 2012 R2
Red Hat® Enterprise Linux® Server 7.5(64-bit x86_64)
Red Hat® Enterprise Linux® Server 7.4(64-bit x86_64)
Red Hat® Enterprise Linux® Server 6.10(64-bit x86_64)
Red Hat® Enterprise Linux® Server 6.9(64-bit x86_64)
VMware vSphere® ESXi™ 6.7
VMware vSphere® ESXi™ 6.5
VMware vSphere® ESXi™ 6.0

更新情報

2019年02月28日(更新)
2018年12月21日(公開)

本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2018-0054