Hitachi

概要

VMware環境において、SUMのインベントリ結果でドライバーとソフトウェアコンポーネントのアクティブバージョンが正しく表示されない場合があります。また、すでに最新版をインストール済みであってもSUMのインベントリ結果で常に“選択済み”となる場合があります。

現象および影響範囲

VMware環境において、SUMのインベントリ結果でドライバーとソフトウェアコンポーネントのアクティブバージョンが空欄となったり、利用可能なバージョンと異なる形式で表示される場合があります。この結果、SUMのインベントリ結果画面でアクティブバージョンを確認することができません。

また、すでに最新版をインストール済みであってもSUMのインベントリ結果で常に“選択済み(Selected)”となる場合があります。SPHを適用しコンポーネントを正しくインストールできていても、再度SUMを実行するとインベントリ画面で“選択済み(Selected)”と表示されますが、表示上の問題でドライバーとソフトウェアコンポーネントは正しくインストールされています。

回避策

インストールされているドライバーとソフトウェアコンポーネントのバージョンを確認するには、ブラウザでESXiホストのVMware Host Clientにアクセスし、[ホスト]-[管理]-[パッケージ]と移動して表示されるバージョンをご確認ください。

対策方法

Agentless Management Service(AMS) (Ver.11.3.6以降)へアップデートを行ってください。AMS Ver.11.3.6はSPH4.60以降に同梱されているHPE Management Bundle Smart Component Ver. 2018.11.01に収録されています。

対象製品

対象製品名 Service Pack for HA8000V (SPH)
対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

対象AMSバージョンをご使用時に現象が発生します。

対象バージョン

AMS:Ver.11.3.0
 (Service Pack for HA8000V (SPH) Ver. 4.50 14に収録)

対象OS

VMware vSphere® ESXi™ 6.5
VMware vSphere® ESXi™ 6.0

更新情報

2018年12月21日(公開)

本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2018-0052