Hitachi

概要

BIOS設定でプロセッサーx2APICが無効かつノードインタリービングが有効に設定を変更している場合(*)、Intelligent Provisioning 3.10または3.20を実行しているシステムが応答しなくなります。この現象の対策方法を以下に示します。

(*)
デフォルトの設定ではプロセッサーx2APICは有効、ノードインタリービングは無効に設定されています。

現象および影響範囲

Intelligent Provisioning 3.10または3.20を実行しているシステムが応答しなくなります。

回避策

システムユーティリティより下記の設定を行ってください。
 システム構成 > BIOS/プラットフォーム構成(RBSU) > プロセッサーオプション
 > プロセッサーx2APICサポート の設定を「有効」

対策方法

将来のIntelligent Provisioning にて修正予定です。
提供予定の更新があり次第、本ページにてお知らせします。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

以下の条件をすべて満たした状態でIntelligent Provisioningを実行した場合

  • Intelligent ProvisioningのバージョンがVer.3.10または3.20
  • システムユーティリティにおいて、システム構成 > BIOS/プラットフォーム構成(RBSU) >
    プロセッサーオプション > プロセッサーx2APICサポート の設定が「無効」
  • システムユーティリティにおいて、システム構成 > BIOS/プラットフォーム構成(RBSU) >
    メモリオプション > ノードインタリービング の設定が「有効」

対象バージョン

Intelligent Provisioning :3.10または3.20

対象OS

OS依存はありません。

更新情報

2019年6月21日(更新)
2019年3月29日(更新)
2018年10月19日(公開)

本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2018-0038