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概要

システムユーティリティにおいて「自動電源オン」の設定を「常に電源オン」に設定した状態でIntelligent Provisioning Ver.3.10およびそれ以前の初期セットアップウィザードを実行すると、電源プロファイルを設定することができません。この現象の対策方法を以下に示します。

現象および影響範囲

Intelligent Provisioning Ver.3.10およびそれ以前の初期セットアップウィザードを実行すると、電源プロファイルを設定することができません。

回避策

初期セットアップウィザード終了後、システムユーティリティより下記の設定を行ってください。
システム構成>BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)>ワークロードプロファイル
より設定してください。

対策方法

対策版のIntelligent Provisioning Ver.3.20にて修正済みです。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

以下の条件をすべて満たした状態で初期セットアップウィザードを実行した場合

  • Intelligent ProvisioningのバージョンがVer.3.10およびそれ以前
  • システムユーティリティにおいて、
    システム構成 > BIOS/プラットフォーム構成(RBSU) > システムオプション > サーバー可用性 > 自動電源オン
    の設定を「常に電源オン」に設定

対象バージョン

Intelligent Provisioning :3.10およびそれ以前

対象OS

Windows Server
Red Hat Enterprise Linux

更新情報

2019年6月21日(更新)
2019年3月29日(更新)
2018年7月20日(公開)

本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2018-0029