Linux環境でTrusted Platform Module(TPM)を有効にしている場合、対象バージョンのService Pack for HA8000V(SPH) を使用し、Smart Update Manager(SUM)でiLO Language Packをアップデートしようとしてもアップデートに失敗します。
Linux環境でTPMを有効にしている場合、対象バージョンのSPHを使用し、SUMでiLO Language Packをアップデートしようとしてもアップデートに失敗し、下記メッセージがログに記録されます。
ERROR: Conflicting command line options [--silent requires --tpmbypass option (Trusted Platform Module is present on this system)]
LinuxでのiLO Language PackのアップデートにはSUMを使用せず、アップデートファイルから実行してください。
アップデートファイルはSPHのpackagesディレクトリにある“firmware-lpk-ilo-1.30-1.1.x86_64.rpm”です。実行手順は下記の通りです。
対策方法はございません。
対象製品名 | Service Pack for HA8000V (SPH) |
---|---|
対象装置 | HA8000V/DL20 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL580 Gen10 HA8000V/ML30 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 |
Linux環境で対象バージョンのSPHを使用し、SUMでiLO Language Packをアップデートすると発生します。
Service Pack for HA8000V (SPH) Ver. 4.00 30 (SUM Ver. 8.3.1)
Service Pack for HA8000V (SPH) Ver. 4.50 14 (SUM Ver. 8.3.5)
Service Pack for HA8000V (SPH) Ver. 4.60 20 (SUM Ver. 8.3.7)
SPHの各バージョンとisoファイル名/ボリュームラベルは次の通りです。
バージョン | SPH isoファイル名 | ボリュームラベル |
---|---|---|
1.00 46 | HTC100.2017_0920.46.iso | HTC100 |
2.00 8 | HTC200.2017_1102.8.iso | HTC200 |
3.00 33a | HTC300.2018_0221.33a.iso | HTC300 |
4.00 30 | HTC400.2018_0622.30.iso | HTC400 |
4.50 14 | HTC450.2018_0926.14.iso | HTC450 |
4.60 20 | HTC460.2018_1130.20.iso | HTC460 |
Red Hat Enterprise Linux Server 7.5(64-bit x86_64)
Red Hat Enterprise Linux Server 7.4(64-bit x86_64)
Red Hat Enterprise Linux Server 6.9(64-bit x86_64)
2019年02月28日(更新)
2018年12月21日(更新)
2018年10月19日(更新)
2018年07月09日(公開)
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